獨協医科大学医学部の特徴とは?「入りやすい?偏差値」の私立医学部の実態!

獨協医科大学医学部の特徴とは?「入りやすい?偏差値」の私立医学部の実態!

2019獨協医科大学医学部医学科の偏差値

  • A判定偏差値:69
  • C判定偏差値:65
  • 出典:東進

    獨協医科大学は医科単科大学であり、私立大学医学部の中では「学費が超高額な医学部」という評判で有名な大学です。

    医学部受験生にとっては「医師家庭の生徒が受験する医学部」といったイメージでしょうか。

    また、現在のところ偏差値についても82校中80位、医師国家試験合格率も下から数えた方が早い、というネガティヴな面がクローズアップされやすい大学です。

    しかし、受験生は関東地方を中心として全国から集まります。

    入りやすい偏差値と、学費が高いというイメージが付きがちな獨協医科大学ですが、その実態は意外と知られていないかもしれません。

    今回は、獨協医科大学医学部の概要と、獨協医科大学医学部に特徴的な2つの事項を取り上げて、分析していきます。

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    獨協医科大学医学部はどんな大学?

    学びの道

    2019獨協医科大学医学部の学費・授業料

  • 入学金:1,000,000円
  • 授業料(年間):3,500,000円
  • 授業料(合計):21,000,0100円
  • 施設設備費(年間)
    1年:-
    2~6年:-
  • 実験学習費(年間)
    1年:-
    2~6年:-
  • 教育充実費(年間)
    1~6年:5,100,000円
  • 獨協医科大学といえば「高額な学費」「偏差値が低い」という評判がよく出てきますが、実際のところはどうなのでしょうか。

    医学部は他学部と違って、あまり新設されることがなく、そのため偏差値ランクも一度固定されるとあまり変動しません。

    しかし、そんな中で5年前と比較するとじわじわと偏差値を上げてきている大学でもあるのです!

    学費についても、大幅に安くなったり高くなったりする動きは、ここ数年ではあまり見られません。

    世間の評判からくる獨協医科大学のイメージを丁寧に分析してその実態に迫ってみましょう。

    学費は6年間で3600万円超!確かに高額だけど…

    獨協医科大学医学部の学費は6年間で3660万円と、私立大学医学部31校中でもかなり高額な部類に入ります。

    特に初年度の学納金は960万円と、並みの家庭の年収を軽く超える学費を納入する必要があります。これらの他にも、学友会費・父母会費、各種寄付金などの納付を求められます。

    ただし、獨協医科大学では奨学金等の制度が充実しており、一定以上の成績を納めれば授業料の減免や給付金、貸与型の奨学金などを利用することが出来ます

    さらに、自治体による奨学金制度もあります。獨協医科大学は私立の中でも高額な学費を必要とする大学ですが、必ずしも裕福な家庭の子女ばかりが通う訳ではないのです。

    ちなみに、学費が私立大学医学部の中で一番安い国際医療福祉大学では、6年間1850万円ですから、一口に私立大学医学部といっても学費の差というのはかなり幅があることがわかります。

    国公立大学であっても医学部に入ると、学費以外にも何かと費用は嵩みます。特に私立大学の医学部受験を考えている人は、6年間でトータルどのくらいの費用がかかるのか、さらにそれは「いつ」必要なのか、といったことをリサーチしておくと良いでしょう。

    また、利用できる奨学金などがあるかどうかも併せてチェックしておくとより良いかと思います。

    偏差値は全医学部中でワースト、その理由とは?

    獨協医科大学医学部の入試時点での偏差値は、全国82校ある医学部の中で80位となっています。

    そうはいっても医学部ですから、医師になるべくして入学してきて、入学した全員でなくともその多くが卒業し、医師国家試験を受験して、そして合格し、医師として全国で働いている訳です。

    つまり、他の医学部との差はほとんどありません。国家試験合格率も84%と、80校中76位(新設2校がまだ国試を受験していないため)ですが、極端に低いわけではありません。

    90%前後に合格率が調整されていることを考慮すると、これくらいの合格率が妥当なラインでしょう。

    それでは、どうして入試時点での偏差値が低くなってしまうのでしょうか。おそらくこの理由は、高額な学費と大学の立地にあると考えられます。

    最低でも3600万円という高額な学費をかけるという選択よりも、1年浪人して他の医学部に入学する方が良い、といういう人が多いため、相対的に偏差値の高い人は他の大学に流れます。

    また、立地的にも都市部からは遠く離れており、交通の便も悪いことから、6年間の生活の質を考えた時に避けてしまうのは道理でしょう。

    つまり、入試時点での偏差値の低さは、大学の教育の質とあまり相関が無い、ということです。もし、入学しても「偏差値が低いから…」と不安になる必要はありません。医学部における勉学の結果は、最終的には本人の努力によるところが大きいため、全ては自分次第です。

    私立大学の多くは国立よりも金銭的に余裕がある場合が多いため、海外研修なども積極的に送り出してくれる傾向があります。

    学生時代の経験はお金では買えないものです。国家試験合格率などの数値だけに踊らされず、その大学の「中身」を評価して比較することが、医学部受験の成功に繋がります。

    獨協医科大学医学部・2つの特徴とは

    空港

    医学部は総じてどの大学も似たり寄ったりなカリキュラムですが、大学の特徴や売り文句として、マイナーチェンジをすることもあります。獨協医科大学医学部の2つの特徴について見ていきましょう。

    特徴1:海外研修の機会が多い!

    獨協医科大学の特徴の1つに、海外研修の機会の多さが挙げられます。

    3年次と5年次にそれぞれ2週間以上の海外研修の機会があり、早期からグローバルを意識した教育がなされていることが分かります。

    5、6年次の臨床研修は他の大学でもよく行われていますが、3年次にも海外で研修ができるという点において他の大学医学部よりも優れていると思います。

    一度だけでは分からないことも、回数を重ねることで得られることがありますから、複数回の海外研修のチャンスはとても貴重です。

    特徴2:進級は緩め!留年数は少なく、面倒見が良い

    獨協医科大学のもう1つの特徴としては、進級が比較的緩めであるということです。

    このクラスの私立大学医学部でありがちなのは、「国家試験合格率を少しでも上げるために留年者を続出する」ということなのですが、獨協医科大学ではそのようなことはなく、平均以上に進級はしやすい校風のようです。

    小さな医科単科大学であるということもあり、教員と学生の距離が近く、学習面での面倒見は非常に良い大学です。学生ファーストな雰囲気が伺える、過ごしやすい医学部と言えるのではないでしょうか。

    獨協医科大学医学部は密度の濃い医学部生活を送りたい人にとっては良い大学

    良好です

    獨協医科大学医学部は偏差値自体は全医学部の中では優しいほうであり、学費も高額であることなどから、評判だけを聞いているとあまりポジティブなイメージを抱きにくいかもしれません。

    しかし、私立大学ならではのきめ細かいサポートで、充実した医学部の学生生活を送れるようなシステムが出来上がっている大学でもあります。

    密度の濃い医学部生活を送りたい人にとっては、一度は志望校のリストに加えてみる価値のある大学でしょう。

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