【数学】大学入学共通テストプレテストの内容で本番の対策を考察

【数学】大学入学共通テストプレテストの内容で本番の対策を考察

これまで行われていた大学入試センター試験が廃止され、それに代わり2021年1月からスタートするのが大学入学共通テストです。

このテストは、2019年の時点で高校2年生だった生徒から受けることになります。</p>

また2017年と2018年には、大学入学共通テストへの変更に伴い、プレテストが行われました。

大学入学共通テストへの変更に戸惑いと不安を抱えている方もいるかもしれませんね。

では、実際に大学入学共通テストセンター試験とではどんな点が違っているのでしょうか。

そこでここでは、特に数学に焦点を当て、プレテストの問題傾向や内容、またそれを元にした数学の対策について解説していきます。

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大学入学共通テストと大学入試センターの異なる点は?

数学

これまで行われてきたセンター試験では、マークシート方式で問題が出題されていました。

しかし大学入学共通テストでは、数学と国語の問題で記述式が導入されることになり、これが大きな変化の一つであると言えます。

また2024年度以降は、地理歴史や公民、理科にもの記述式が用いられる可能性があります。

数学の変更点は?

大学入学共通テストにおける数学では「数学Ⅰ・数学A」ではマークシート式と記述式の問題が出題され、記述式は「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」の「数学Ⅰ」に関わる問題において設定され、3問出される予定となっています。

つまり数学は、記述式とマークシート式を合わせて合計100点となるよう問題が作られているようです。

プレテストの出題傾向は?

センター試験では、複数ある選択肢の中から1つを選ぶという出題形式が基本でしたが、プレテストでは「当てはまる選択肢をすべて選べ」「選択肢の中に当てはまるものがない場合は0を選べ」など出題傾向が変わっています。

つまり、これまでのように選択肢の中に必ず一つの正解があるとは限らず、選択肢の一つひとつに対して正しいかどうかを判断して解答する能力を養う必要があります。

数字のプレテストの内容は?

2018年に行われた数学のプレテストの問題文を見てみると、これまで行われていたセンター試験の問題文とは違い、かなり文章量が多くなっています。

つまり、長い文章を読みすばやく正確に理解して、解答に必要な条件や情報を正しく把握または選択することで、正解を導き出す必要があります。

内容としては、「二人がくじを順番に引く場面設定で確率を考える問題」や「建築基準法をもとに三角比を使って階段の踏面を考える問題」などが出題されており、数学を日常生活に応用する力を試す意図が見られます。

具体的な数学の対策方法とは?

数学対策

「数学の具体的な対策方法が知りたい」という方のために、ここでは3つのポイントを例に挙げて、具体的な対策方法について見ていきたいと思います。

苦手分野をなくすために縦割り学習をする

数学で特に苦手な人が多い分野としては、確率や数列指数対数などがあげられます。

大学入学共通テストでは数ⅠA、数ⅡBすべての分野からまんべんなく問題が出題されるので、苦手分野が1つでもあるとそれだけで合格のチャンスは遠ざかってしまいます。

しかし、1つの分野に集中して取り組むことで、これを克服することができます。

具体的には、克服したい苦手分野の問題について基本的な問題集から、センター試験の過去問までを通して勉強する縦割り学習法がおすすめです。

確率なら確率、数列なら数列の問題だけに絞り、基礎問題集から過去問まで復習することで、本番で通用する実力を身に着けることができます。

特に、苦手分野がある場合は元々勉強する量が不足していることも考えられるので、この縦割り学習法を使って勉強していけば克服することができます。

大学入学共通テスト試験特有の問題の解き方をマスターする

大学入学共通テスト試験では、空欄をヒントに解答を出す問題や、問題文の流れを読んで解いていくような問題が多く出題されます。

そのためこの出題形式に慣れていないと、計算スピードが早く問題の解き方もわかっているという人でも時間切れになってしまう可能性があります。     

この対策をするためには、計算するスピードはもちろん、大学入学共通テスト試験特有の問題の解き方マスターすることが大切です。

過去問を繰り返し解く

大学入学共通テスト試験では、とにかく過去問時間の許す限り繰り返し解くことが大切です。

本番では計算そのもののスピードに加えて、問題文から解き方や答えを推測する能力が必要不可欠となります。

特によく時間が足りなくなってしまうという方は、大学入学共通テスト試験特有の解き方対策に力を入れてください。

解ける問題からどんどん解いていく

試験においては、時間がかかる問題切り捨てて解ける問題からどんどん解いていったほうが効率的です。

ひとつの問題でいつまでも悩んでいるとすぐにタイムオーバーとなってしまいますので、解ける問題から順番に解いていくようにしましょう。

なお一通り問題を解いて見直ししてさらに時間があれば、先ほど解けなかった問題に戻って取り組んでみましょう。

大学入学共通テストプレテストの内容で本番の対策を考察まとめ

数学出来る

これまで行われてきたセンター試験はすべてマークシート方式でしたが、大学入学共通テストでは数学と国語の問題で記述式が新たに導入されます。

特に「数学Ⅰ」及び「数学Ⅰ・数学A」受検者を対象に、「数学Ⅰ」の範囲から3問、マーク式問題と混在する形で出題される予定となっています。

大学入学共通テストではプレテストの出題傾向や内容を把握しておくことも重要です。

また具体的な数学の対策方法としては苦手意識のある分野縦割り学習を徹底的に行い、大学入学共通テスト試験特有の問題の解き方をマスターして、ひたすら過去問を繰り返し解くこと大切です。

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