膳所高等学校は、滋賀県大津市にある公立の高校です。1898年に設立された滋賀県第二尋常中学校を前身として、長い歴史を持ちます。
また、滋賀県内の偏差値ランキングでは一位と、県内トップの学力を誇ります。
今回はそんな膳所高校の偏差値や、高校の特徴、評判について詳しくまとめました。受験校選びの参考にしていただけると幸いです。
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膳所高等学校の基本情報
1898年に設立された膳所高等学校は、人類の未来に貢献するという「遵義」と高い理想に向かおうとするという「力行」を校訓としています。
また、2006年には文部科学省にスーパーサイエンスハイスクールに選出され、高い水準の教育を受けることが出来ます。
長い伝統のうちに築かれた「自主自立、文武両道」の精神を重んじた教養と高い志を持つ人材の育成を目指しています。
名称 | 膳所高等学校 |
---|---|
所在地 | 〒520-0815 滋賀県大津市膳所2丁目11番1号 |
最寄り駅 | 京阪膳所本町駅 |
電話番号 | 077-523-2304 |
設立 | 1898年 |
過程 | 全日制 |
設置学科 | 理数科・普通科 |
生徒数 | 1271名(普通科:1151名 理数科:120名) |
偏差値 |
参照:膳所高等学校HP
膳所高等学校の偏差値、難易度
膳所高等学校の受験を考えている方は、高校の偏差値や入試の難易度について気になっているのではないでしょうか。
では早速ご紹介していきます。
偏差値
理数科 | 76 |
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普通科 | 72 |
理数科の偏差値は76で滋賀県内で1/95位、全国では11/10053位。
普通科でも72で滋賀県2/95位、全国77/10053位と、圧倒的な順位を誇ります。
滋賀県内トップクラスの学力をもった学生が集います。
募集人数
理数科 | 40名 |
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普通科 | 360名 |
普通科の定員は2019年度まで400名だったのですが、2020年度から360名へと変更になりました。
入試内容
特色入試 | 小論文、総合問題1~2 |
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一般入試 | 国数英理社5教科 理数科は理科、数学が120点満点他が100点満点。 普通科は全て100点満点。 |
膳所高校は特色入試を採用しており、普通科は定員の30%、理数科は50%が選抜されます。
小論文と、文科系の問題がメインの総合問題Ⅰ、理科系の問題がメインの総合問題Ⅱの3つの試験で行われます。
特色入試の問題の難易度は非常に高くなっています。
また、膳所高校は学力試験の点数と135点満点の内申点を用いて評価します。
学力試験の点数と内申点の比率は7:3となっています。
特色入試の出願は「理数科」「普通科」の二つから、一般入試では「理数科」「普通科」「両方」の三つから選んで出願します。
入試倍率
特色入試 | |
---|---|
一般入試 | 1.55倍 |
※一般入試の出願状況は、理数科のみの出願は0名、普通科のみの出願が341名、両方への出願が81名で、高校全体の倍率として1.55倍でした。
膳所高等学校の大学合格実績
滋賀県内トップの偏差値を誇る膳所高校の大学合格実績は一体どれほどなのでしょうか。
まとめたのでご紹介いたします。
()内の数字は現役生の人数を示しています。
国公立大学
国公立大学合格実績 | 私立大学合格実績 |
---|---|
北海道大学:6名(1名) 東北大学:1名(0名) 筑波大学:2名(2名) 東京大学:1名(1名) 東京医科歯科大学:2名(1名) 東京工業大学:2名(2名) 一橋大学:2名(0名) 金沢大学:4名(4名) 名古屋大学:7名(3名) 滋賀大学:12名(9名) 滋賀医科大学:12名(8名) 京都大学:60名(31名) 大阪大学:34名(18名) 神戸大学:32名(20名) 九州大学:3名(2名) 東京都立大学:2名(1名) 京都府立医科大学:4名(2名) 大阪市立大学:12名(7名) 大阪府立大学:16名(7名) 防衛医科大学:2名(1名) 防衛大学:3名(1名) |
国際医療福祉大学:3名(0名) 青山学院大学:2名(2名) 慶應義塾大学:7名(2名) 中央大学:1名(0名) 東京理科大学:14名(8名) 法政大学:9名(5名) 明治大学:15名(3名) 立教大学:2名(0名) 早稲田大学:15名(4名) 京都産業大学:51名(27名) 同志社大学:210名(81名) 立命館大学:428名(186名) 関西大学:39名(16名) 関西学院大学:10名(8名) 防衛大学:3名(1名) 大阪医科大学:14名(7名) 産業医科大学:2名(0名) |
参照:膳所高等学校公式HP
理科系の教育に力を入れている高校ということもあり、医学部への進学も多くなっているようです。
また、京都大学との連携を行っているため、京大への進学者も多数です。
京都大学との連携については後程ご紹介いたします。
膳所高等学校の学校生活
これまで入試の難易度や合格実績についてご紹介してきましたが、では学校生活はどのような特徴があるのでしょうか。
膳所高等学校の部活動や特徴的な取り組みについてご紹介していきます。
SSH事業
膳所高校ではスーパーサイエンスハイスクールならではの取り組みが多くあります。
理数科では京都大学や滋賀医科大学と連携を行い、特別授業や基礎医学講座、生物実習旅行などが開講され、高度な学問への知見を深めています。サイエンス・プロジェクトではイギリスに赴きホームステイをしながら科学をの研修を行います。
更に、科学英語講座が行われ、英語で化学を理解し、表現する能力の育成も図られています。理系の知識だけどなく、語学の力も身につきます。
また、「課題研究」や「探求」といった探究活動の推進をはかり、思考力や表現力も養っています。科学の甲子園や数学オリンピックへの出場者も多く見られます。
学校行事
毎年七月の第二火・水・木・金曜日には湖風祭という学園祭が行われます。1,2日目は文化祭、3,4日目は体育祭となっています。
文化祭ではクラスや文化部や有志による発表などが行われ、体育祭では「マスゲーム」という集団行動やブロック対抗リレーなどが実施されます。
生徒一人ひとりが様々な分野で活躍できる湖風祭は、達成感や充実感に満ち大いに盛り上がるそうです。
二年生は12月に3泊4日で台湾へ修学旅行にも行きます。
現地の大学での研修や体験研修を通して思い出をのこします。
班活動
膳所高校は班という単位でクラブ活動が行われています。体育系が20、文化系が19の計39のクラブがあります。
活動は活発に行われており、加入率は96%を誇ります。
2018年にセンバツ野球大会に出場した野球班や、ボート班、吹奏楽班をはじめとして、多くの班が全国大会に出場するなど優秀な成績を収めています。
膳所高等学校の評判
実際、膳所高等学校に通っている生徒さんは学校についてどのように思っているのでしょうか。
では最後に膳所高等学校についての評判をご紹介していきます。
良い評判
まずは膳所高等学校に寄せられた良い評判からご紹介します。
上記以外にも膳所高校の良いところが沢山挙げられていました。
学習面も学園祭もレベルが高く、楽しいな高校生活を送っているようです。
悪い評判
次に膳所高校に寄せられた悪い評判についてもご紹介します。
レベルの高い学校である為に、付いていけず落ちぶれてしまう人もちらほらいるようです。
また、難関大学を目指す人も多いため浪人の割合も高くなってしまうとのことです。
いかに自分自身できちんと勉強する習慣をつけられるかが大切になってきます。
参照:膳所高校(滋賀県)の情報(偏差値・口コミなど)|みんなの高校情報
膳所高等学校の偏差値や特徴|まとめ
今回は膳所高等学校の偏差値や特徴について詳しくまとめてきました。
入試の難易度はかなり高く一見勉強だけのように思われますが、学校行事や部活動にも全力で取り組める膳所高校に魅力を感じた人も多いのではないでしょうか。
この記事が膳所高校に少しでも興味がある方、受験を考えている方のお役に立てたならば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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