倉敷市立工業高等学校は、岡山県倉敷市にある公立の高等学校です。
県内唯一の単独夜間定時制工業高校で、機械科と電気科が設置されています。
今回は、そんな倉敷市立工業高等学校の特徴や偏差値、口コミなどをご紹介します!
「働きながら学びたい」「もう一度、基礎から学び直したい」という方は、ぜひ最後までご覧ください♪
目次
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倉敷市立工業高等学校の基本情報・特徴
名称 | 倉敷市立工業高等学校 |
---|---|
区分 | 公立 |
学科 | 機械科 電気科 |
設立 | 1949年 |
所在地 | 〒710-0831 岡山県倉敷市田ノ上716-1 |
アクセス | JR:山陽本線「倉敷駅」より西へ徒歩15分 バス:「第一病院前」下車徒歩3分 自動車:山陽自動車道「倉敷IC」より約20分 |
問い合わせ先 | TEL:086-422-4100/FAX:086-422-4106 |
公式HP | https://www.kurashiki-oky.ed.jp/kogyo-h/index.html |
倉敷市立工業高等学校の特徴
倉敷市立工業高等学校は1939年4月1日、岡山県立倉敷工業高等学校内に機械科・電気科の2科を擁する昼間定時制の学校として開校しました。
開校から8年後の1957年より夜間授業となり、現在では県下唯一の単独夜間定時制工業高校として知られています。
完全給食制度を導入し、過去には文部大臣より全国給食優良学校として表彰されたこともあります。
ですが、1962年からつづいた完全給食制度は、2021年度をもって廃止されました。
「思考・明朗・勤勉」という校訓のもと、以下の3点を目標に教育活動に取り組んでいます。
二、工業に関する基礎的・基本的な知識と技術を習得し、実践力を有する生徒を育成する学校。
三、自主的活動を通じて、心身ともに健全な生徒を育成する学校。
教職員は常に「生徒理解をすべての教育活動の根幹とする」という方針のもと、生徒の皆さんに寄り添い、日々の教育実践に取り組んでいます。
また、県下唯一の単独夜間定時制工業高校として、働きながら学ぶ人を応援しています。 就学支援や補助金制度の積極的な案内や、職場から直行できるようにバイク・自家用車での通学を許可
ちなみに、2022年4月11日時点での在籍生徒数は以下の通りです。
学年/学科 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
機械科 | 14 | 8 | 7 | 8 | 37 |
電気科 | 7 | 7 | 8 | 5 | 27 |
全校生徒を合わせても64名のため、規模としては比較的小さめだと言えます。
倉敷市立工業高等学校の学科
ここからは、倉敷市立工業高等学校の学科についてご紹介します。
倉敷市立工業高等学校に設置されているのは、機械科と電気科の2学科です。
それでは、各学科の特徴を見ていきましょう。
機械科
機械の設計・製作・操作に必要な基礎知識を学習し、ものづくりを通して機械技術・情報技術、CAD/CAM、マシニングセンタ、自動車等の応用技術を習得します。
ものづくりの基本は手作業であるということを念頭に置き、実験や実習を通じて体験的に学習します。
多様化しつつある入学者のニーズに合うよう、基礎学力の充実対策やメカトロニクス技術の学習、資格・検定の取得への取組を行っています。
このことにより、目的意識や専門科目に対する興味・意欲・関心が向上したり、資格・検定取得による自信にもつながるでしょう。
また、校外で行われているテクノフォーラム・メカトロニクス生徒作品展等にも参加しています。
電気科
発電・送電などの強電分野からコンピュータに関連する通信技術、自動制御や電子回路などの弱電分野まで幅広い知識を授業で学習し、実習で電気工事士等の実技を中心とした技術を習得します。
倉敷市立工業高等学校は電気主任技術者認定校となっており、専門科目の単位をすべて習得すれば卒業後の実務経験(電力関係)を経て、第三種電気主任技術者の免状を申請することができます。
また、専門科目の単位をすべて修得して卒業すると、第二種電気工事士の受験において筆記試験が免除となります。
科目一覧表
各学科で学ぶ科目を以下の表にまとめました。
また、機械科・電気科共通の普通科目についてもまとめております。
機械科 | 電気科 |
---|---|
工業技術基礎 課題研究 機会実習 機械製図 情報技術基礎 機械工作 機械設計 自動車工学 |
工業技術基礎 課題研究 電気実習 電気製図 情報技術基礎 電気基礎 電気機器 電力技術 電子技術 |
普通科目 | |
国語総合 国語表現 世界史A 日本史A 現代社会 数学Ⅰ 科学と人間生活 生物基礎 体育 保健 音楽Ⅰ コミュニケーション英語Ⅰ 生活デザイン |
倉敷市立工業高等学校の偏差値・難易度
学科 | 偏差値 |
---|---|
機械科 | 32 |
電気科 | 32 |
倉敷市立工業高等学校の偏差値は32です。
岡山県内の高等学校では243位という結果でした。
偏差値や順位を確認したところ、入試難易度はかなり低いと言えるでしょう。
入試の強化は、国語・数学・英語の3教科となっているため、これら3教科の基礎的な知識があれば合格できるはずです。
毎年定員割れをしているため、倍率も低いです。
倉敷市立工業高等学校の部活
運動部 | 文化部 |
---|---|
軟式野球 陸上競技 卓球 柔道 バスケットボール サッカー バドミントン バレーボール 剣道(同好会) |
情報技術 社会問題研究 機械製作 |
倉敷市立工業高等学校には、運動部が9つ(同好会含む)、文化部が3つあります。
夜間定時制高校ということもあり、部活の種類は多くありません。
ですが、活動中の部活の中には、全国大会出場を目指して日々熱心に練習を重ねる部活もあります。
軟式野球部は過去に、全国高校定時制軟式野球大会において全国優勝を果たしました。
また、陸上部も全国高等学校定時制通信制体育大会において、男子100mや男子4×100mリレーで全国優勝した経験があります。
夜間定時制だからと言って、部活も諦める必要はありませんので、ぜひ部活と勉強を両立して充実の高校生活を送ってください。
倉敷市立工業高等学校の口コミ・評判
それでは最後に、倉敷市立工業高等学校の口コミや評判を見ていきましょう。
実際に通っていた生徒やその保護者の方からの口コミなので、嘘偽りのない本音の意見です。
今回は、「部活」「進学実績」「先生」に関する口コミをご紹介します。
部活についての口コミ
部活動も先生方は熱心に取り組んでくださるため大会でも勝ち上がることができます
引用:みんなの高校情報
少ない時間で頑張っていると思います。
引用:みんなの高校情報
夜間定時制のため、部活に割く時間は限られているものの、その少ない時間の中で熱心に取り組んでいるようです。
大会で好成績を残している部活もいくつかあり、日々の練習の成果が伺えます。
先生方も、部活だからといって手を抜くことなく、熱心に生徒たちの頑張りをサポートしています。
進学実績についての口コミ
先生方が熱心に資格取得に向き合っていたので、資格の欄がいっぱい書けたため就職にやくだちました
引用:みんなの高校情報
本人のやる気次第で相談に乗って下さると思います。
引用:みんなの高校情報
進学に関しても前向きな意見が多かったです。
多くの資格を取得できるため、就職活動においてかなり役に立ちます。
また、進路サポート体制もばっちりなので、希望する進路に関しては先生方に相談してみましょう。
先生についての口コミ
先生は自分たちが受ける資格に熱心に教えてくれ補習もしてくれたのが一番良かったです。1人1人に向き合って1人でも多くの生徒が資格取得できるように努力していました。そのため自分もたくさんの資格が取ることができました いい先生たちでした
引用:みんなの高校情報
校舎は古いものの 指導者の熱意が伝わり好印象を受けました。
引用:みんなの高校情報
倉敷市立工業高等学校には、信頼の置ける先生ばかりが揃っているようです。
どの先生方も、生徒1人ひとりに真剣に向き合い、熱意をもって接しています。
生徒たちの夢や目標を全力でサポートしており、生徒だけでなく保護者の方からも高評価を受けていました。
倉敷市立工業高等学校のまとめ
いかがでしたか?
今回は、岡山県倉敷市にある倉敷市立工業高等学校についてご紹介しました。
倉敷市立工業高等学校は…
以上のような特徴を持つ公立工業高校でした!
倉敷市立工業高等学校ではオープンスクールを実施していません。
ですが、学校見学を随時受け付けているため、気になる方はこちらからお問い合わせください。
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