宮城第一高等学校は、宮城県仙台市にある公立高校で、通称は宮一(みやいち)、一女(いちじょ)などです。宮城県内トップクラスの難関校で、多くの女子アナウンサーを輩出しています。仙台二高、仙台一高などとともに「宮城県のナンバースクール」と呼ばれることがあります。創立以降女子校でしたが、2008年度(平成20年度)から共学となっています。
今回は、この宮城第一高等学校の偏差値・受験難易度・評判などについて解説していきたいと思いますので、受験生の方はぜひ参考にしてください。
目次
- 宮城第一高等学校の基本情報
- 宮城第一高等学校のコース・偏差値
- 宮城第一高等学校の受験科目・併願校
- 宮城第一高等学校の大学合格実績・大学受験指導
- 宮城第一高等学校の学校生活
- 宮城第一高等学校の偏差値・特徴|まとめ
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宮城第一高等学校の基本情報
名称 | 宮城第一高等学校 |
---|---|
国公私立 | 公立高校 |
住所 | 〒980-0871 宮城県仙台市青葉区八幡一丁目6-2 |
コースと偏差値 |
|
出典:みんなの高校情報
公式HP:宮城県宮城第一高等学校
宮城第一高等学校は、仙台市営地下鉄東西線国際センター駅から徒歩15分(自転車6分)、仙台市営地下鉄南北線北四番丁駅から徒歩25分(自転車10分、バス10〜15分)、JR仙台駅からバス20〜40分の場所に位置しています。
制服はありません。私服やなんちゃって制服など、自由な服装で登校することができます。
宮城第一高等学校のコース・偏差値
宮城第一高等学校には普通科、理数科の2コースがあり、受験偏差値はどちらのコースも69です。普通科は2年次に文理選択があります。理数科は文理選択はありませんが、東北大学の文系学部など、毎年数名ではありますが文系の進路を選択する生徒もいます。
宮城第一高等学校の受験科目・併願校
宮城第一高等学校の受験に必要な科目は何科目で、合格に必要な点数はどの程度でしょうか。
ここでは、宮城第一高等学校の受験科目、倍率、主な併願校などを紹介します。
受験科目・受験方式
宮城第一高等学校の定員は普通科が200名、理数科が80名で、選抜方法は共通選抜と特色選抜があります。
選抜順序は共通選抜、特色選抜の順で、人数比率は普通科・理数科どちらも共通:特色=9:1です。
普通科と理数科は相互に第2志望とすることが可能です。
学力検査は、他の公立高校と同様に国・数・英・理・社の5科目です。面接はなく、学力検査・内申点の合計点数で合否判定が行われます。
宮城第一高等学校の入学試験は、第一次募集・第二次募集の2回行われます。第二次募集では特色選抜はなく、学力検査の科目が国・数・英の3科目になります。
配点
宮城第一高校の入試の配点についてご紹介します!
普通科
第一次募集・共通選抜の配点は学力検査が500点満点(1科目100点満点)、内申点が195点満点の合計695点満点です。特色選抜は内申点が270点満点(全教科2倍)で、合計770点満点になります。
第二次募集の配点は学力検査が300点満点(1科目100点満点)、内申点が225点満点の合計525点満点です。第一次募集と比較すると内申点の比率がかなり大きくなっています。
特色選抜以外は、学力検査の行われない科目の内申点が2倍になっています。
理数科
普通科との配点の相違点は、特色選抜の内申点の配点のみです。理数科・特色選抜の場合は国語・社会以外の科目の内申点が2倍になり、内申点は240点満点となります。筆記試験は500点満点ですから、合計740点満点です。
合格最低点・倍率・併願校
宮城第一高等学校の2020年度の入試倍率は普通科が1.42倍、理数科が1.41倍です。合格者最低点は公表されていないため不明です。
また、宮城第一高等学校を受験する生徒は、
・聖ウルスラ学院英智高等学校(普通科特別志学コースタイプ1・偏差値66)
・尚絅学院高等学校(普通科特別進学コース・偏差値65)
・東北学院高等学校(普通科・偏差値63)
・仙台育英学園高等学校(普通科特別進学コース・偏差値58)
・仙台白百合学園高等学校(女子・LSコース・偏差値65)
などの私立高校を併願校とすることが多いです。
宮城第一高等学校の大学合格実績・大学受験指導
ここでは、宮城第一高等学校の大学合格実績・大学受験指導について詳しく解説します。
宮城第一高等学校の2020年度の合格実績
( )内は現役合格者数を表します。
宮城第一高等学校は、東北大学、山形大学、宮城大学などの近隣の国公立大学の合格実績が豊富です。半数近くの生徒が国公立大学に合格していますから、国公立志向が高いといえるでしょう。
また、国公立大学のみならず早稲田大学、慶應義塾大学などの難関私立大学の合格実績もあります。
宮城第一高等学校の大学受験指導(カリキュラム)
宮城第一高等学校では、総合・LHRの授業を除くと、1年間に33単位分の授業があります。普通科と理数科とで選択科目の単位数や大学受験関係の行事に違いがあるため、普通科・理数科それぞれの大学受験指導・カリキュラムについて詳しく解説します。
普通科の大学受験指導
普通科では、多様な進路の生徒に対応するために1年次には文系・理系問わず幅広い科目を履修し、基礎学力の充実を図りながら進路選択の準備をします。
2年次以降は文理希望の沿ってクラス分けがされ、2年次は10単位、3年次は19単位が選択科目となるため、各自の進路に沿った科目を選択することができます。
理数科の大学受験指導
理数科では、1年次は普通科より理数科目が2単位分多いですがそれ以上の大きな偏りはなく、文系選択者にも配慮されたカリキュラムになっています。
2年次からの文理選択によるクラス分けはなく、基本的には理系の進路選択のためのカリキュラムになります。また、2年次ではまだ選択科目もなく、全員共通の授業を履修します。3年次には12単位が選択科目となり、希望専攻・国公立・私立などの受験形態に合わせて選択します。
また、理数科には普通科にはない行事がいくつかあります。様々な研究所を訪問する施設見学会、2年次に行われる課題研究、県理数科課題研究発表会などがあります。
宮城第一高等学校の学校生活
ここでは、宮城第一高等学校の校風、部活動、学校行事などの様子を紹介します。
校則・校風
校則はほとんどないようなもので、服装もかなり自由だそうです。ピアス・髪染めも認められていますが、部活動によって禁止されている部もあるため注意が必要です。
部活動・学校行事
全国クラスの強豪チームは少ないそうですが、どの部も活発に活動しています。特にジャズダンス部が有名だそうです。
もともと女子校だったこともあり、男子生徒の割合は低く、それに伴い男子の部活動も少ないそうですから、男子生徒の皆さんは新しく部活動を作るというのもいいと思います。
学校行事は、文化祭(秋桜祭)、体育祭、歌合戦などがあります。特にユニークなのは歌合戦で、各クラス対抗で歌や踊りを披露する行事です。2年次には修学旅行もあり、台湾や関西などの行先候補から選択できます。
宮城第一高等学校の偏差値・特徴|まとめ
宮城第一高等学校は、県内有数の進学校で、近隣の国公立大学の進学実績が豊富です。また、自由で活発な校風が魅力の学校でした。
ぜひ受験を検討してみてください。