会津高等学校は、福島県会津若松市にある公立高校で、通称は「会高」(かいこう)、「会津高」(あいづこう)などです。福島県内トップクラスの難関校で、長年男子校でしたが2002年より共学校となりました。マラソン選手、アナウンサー、政治家、ミュージシャンなど幅広い分野の著名人を輩出しています。
今回は、この会津高等学校の偏差値・受験難易度・評判などについて解説していきたいと思いますので、受験生の方はぜひ参考にしてください。
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会津高等学校の基本情報
名称 | 会津高等学校 |
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国公私立 | 公立高校 |
住所 | 〒965-0831 福島県会津若松市表町3-1 |
コースと偏差値 |
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出典:みんなの高校情報
公式HP:福島県立会津高等学校
会津高等学校はJR西若松駅から徒歩20分、バス6分+徒歩5分(会津高校入口バス停下車)の場所に位置しています。近隣には鶴ヶ城公園があります。
制服は、男子は一般的な学ランです。女子は冬服はブレザーに赤のチェックスカート、夏服はサマーニットに青のチェックスカートというスタイルです。
会津高等学校のコース・偏差値
会津高等学校は入学時のコース分けはなく普通科のみで、受験偏差値は66です。定員は240名(6クラス)で、2年次から文系・理系のコース分けがあります。
会津高等学校の受験科目・併願校
会津高等学校の受験に必要な科目は何科目で、合格に必要な点数はどの程度でしょうか。
ここでは、会津高等学校の受験科目、倍率、主な併願校などを紹介します。
受験方式・受験科目
会津高等学校の入学者選抜は前期試験、後期試験の2回実施されます。選抜方法は一般選抜と特色選抜があり、それぞれ募集定員の90%程度、10%程度を選抜します。特色選抜の対象となる部活動は合唱部、野球部、バスケットボール部、剣道部、 陸上競技部、サッカー部です(野球部、サッカー部は男子のみ)。会津高等学校は一般選抜と特色選抜の両方に出願することが可能ですから、中学時代に部活動の実績のある人は特色選抜による受験も視野に入れておくとよいでしょう。
入学者選抜は1日目が学力検査、2日目が特色面接・特色検査(実技)という日程ですから、一般選抜入試は1日間、特色選抜入試は2日間行われます。
受験科目・配点
学力検査は、一般的な公立高校と同様に国・数・英・理・社の5科目で、試験順もこの通りです。1科目50点満点の合計250点満点で、学力検査の配点は一般選抜・特色選抜で共通です。英語はリスニングテストを含みます。
特色選抜の配点は学力検査250点、「各教科の学習の記録(内申点)」135点、「特別活動等の記録」385点、特色面接50点、特色検査(実技)150点です。「特別活動等の記録」や特色検査の割合が非常に大きくなっていますから、部活動などの特別活動が重要になってきます。
一般選抜は学力検査250点、「各教科の学習の記録(内申点)」195点、「特別活動等の記録」55点という配点で、学力検査と調査書の点数比重は同等となっています。
合格最低点・倍率・併願校
会津高等学校の2020年度の倍率は一般選抜が1.02倍、特色選抜が0.54倍です。合格者最低点は公表されていないため不明です。
また、会津高等学校を受験する生徒は、会津若松ザベリオ学園高等学校(普通科特別進学コース・偏差値52、普通科普通進学コース・偏差値45)などの私立高校を併願校とすることが多いです。
会津高等学校の大学合格実績・大学受験指導
ここでは、会津高等学校の大学合格実績・大学受験指導について詳しく解説します。
会津高等学校の令和2年度(2020年度)の合格実績
( )内は現役合格者数を表します。
会津高等学校は、学年の半数近くの生徒が国公立大学に進学する国公立志向の高い学校です。特に新潟大学、福島大学、山形大学などの近隣の国立大学の合格実績が豊富で、東京大学、東北大学などの難関国立大学の合格実績もあります。
また、国公立大学のみならず早慶上理、GMARCHなどの難関私立大学の合格実績もあります。
会津高等学校の進路指導・大学受験対策
基本的に国公立大学への進学を目指した進路指導が行われ、1年次には全員参加の東北大研修があります。
授業は、できない人にも合わせるというスタンスのようなので、旧帝大などの難関大学を目指す人にはもの足りない場合もあるようです。
しかし、授業についていけなくなり授業時間がまるまる無駄になってしまうというリスクがないのはメリットだといえます。
難関大学を目指す人は授業の予習復習や課題以外にも自学自習をしたり、塾に通ったりするそうです。
会津高校では、国公立大学を受験しない生徒は少ないそうですが、私立大学の指定校推薦もあるため積極的に情報を集めて利用するようにしましょう。
また、途中で理系から文系に転向した生徒にも数学Ⅲの重い課題が出されるなど、文理選択後の進路変更にはやや柔軟性に欠けるようなので、早くから適性や興味を知り進路について考えておきましょう。また、課題の量は学年を追うごとに増えるそうです。
勉強する環境としては、自習室が綺麗でとても評判がいいようです。自習室は図書館の2階にあり、2017年に新しくなったばかりです。
テスト前には多くの生徒が利用しますが、誰一人として私語を発さず静かに利用しているそうなので、勉強する環境はとても整っているといえます。
会津高等学校の学校生活
「好学愛校」「文武不岐」を校是とし、会津日新館の教えの流れを汲む質実剛健な学校である会津高等学校での学校生活はどのようなものでしょうか。
ここでは、会津高等学校の部活動、学校行事などの様子を紹介します。
校則・校風
厳しい校則はなく、ほとんどのことが生徒の自主性に任せられています。
パーマや暗めの色の染髪、化粧なども何も言われないことが多いそうです。
部活動
勉強で多忙な中でも、文武両道を目指して部活動にも打ち込んでいる生徒が多くいます。全国大会出場クラスの強豪の部活動もあります。
例えば、合唱部は全国大会常連で複数回の優勝経験があり、近年では陸上部が個人種目で全国2位の成績を残し、漕艇部(ボート部)、社会弁論部、なぎなた部、硬式テニス部、物理部も全国大会に出場しています。
また、部活動以外にも「剣舞委員会」という130年以上の歴史がある団体も存在します。
学校行事
大きな行事は、強歩大会、青春祭(校内文化祭)・学而祭(公開文化祭)、修学旅行、創立記念マラソン大会などがあります。
公開文化祭である学而祭は3年に1度行われ、学而祭の行われない年は校内文化祭である青春祭が行われます。
会津高等学校の偏差値・特徴|まとめ
会津高等学校は、県内トップクラスの難関校で、特に新潟大学、福島大学、山形大学などをはじめとする近隣の国公立大学の合格実績が豊富です。また、伝統のある行事や団体があり、部活動も活発に行われ、全国大会出場経験のある部活動も数多くあります。
ぜひ受験を検討してみてください。
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