松江商業高等学校の偏差値は？特徴・評判・難易度まとめ

松江商業高等学校は1900年に設立された全日制の高校です。

今年、創立121周年目を迎える歴史の長い学校になります。

高校1年生は全生徒一律のカリキュラムで授業を受けますが、高校2年生からは商業科・情報処理科・国際ビジネス科の3つに分かれて授業を行うのが特徴です。

この記事では、松江商業高等学校を検討している方に向けて、学校の特徴や主な進学先などの情報を紹介します。

是非高校選びの参考にしてみてください。

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松江商業高等学校の基本情報

出典：高校偏差値.net
出典：松江商業高等学校

松江商業高等学校の学校の偏差値・難易度は？

松江商業高等学校の偏差値・実質倍率(2021年度入試)は以下の通りです。

出典：高校入試情報サイト
出典：高校偏差値.net

他の高校と比較するとやや易しいレベルと言えるでしょう。

倍率も1.14とそれほど高くありません。

しかし、だからといって油断をしていると試験に落ちてしまう可能性もあるため、十分な受験対策は必要です。

松江商業高等学校の特徴

ここからは、松江商業高等学校の特徴と学科についてご紹介いたします。

学校の特徴をしっかり確認することで入学後も後悔せず楽しい高校生活を送れることでしょう。

こちらも是非参考にしてみてください。

FEの午前科目免除制度の認定校

松江商業高等学校は、FE(基本情報技術者試験）の午前科目免除制度の認定校に選ばれています。

島根県内の高校の中で、認定校に選ばれているのは松江商業高等学校のみです。

学部の種類

松江商業高等学校には、商業科・情報処理科・国際ビジネス科の3つの学部があります。

入学前に特定の学部を選ぶわけではなく、高校2年生から上記の学科に分かれて授業を行います。

※くくり募集のため、高校1年生は全員同じカリキュラムです。

まずは各学部の特徴を把握しましょう。

商業科の特徴

経済活動における商品やサービスの生産・流通・販売について学習すると同時に、経営についての実務的な知識を体得を目指します。

経済活動を通して地域・社会に貢献できる人材を育成するのが学科の目的です。

商業科の学習内容を通して、会計処理、簿記、情報処理、仕入れ・販売などの商業の知識を身につけられます。

学科における目標資格として、簿記検定や情報処理検定、ビジネス文書検定などがあるため、経済系の資格を考えている方にもおすすめの学科です。

情報処理科の特徴

情報処理科では、「プログラミング技術」と「経営知識」の両方を学べます。

取得目標資格は商業科と被っている資格も多く、ITパスポートや情報処理検定、簿記検定などがあります。

最終的には、新規事業を立ち上げることができる「経営を理解しているIT人材」を輩出するのが目的です。

国際ビジネス科の特徴

企業で必要とされる簿記の資格に関する知識とともに、外国語でのコミュニケーション力を身につけられます。

この学科の特徴としては、高校2年生で海外旅行を通して国際文化交流を行う点が挙げられます。

上記で紹介した資格に加え、英語検定も取得目標資格に含まれています。

松江商業高等学校の部活動について

松江商業高等学校は、部活動が活発的なことで知られています。

松江商業高等学校の部活動は以下の通りです。

特にスポーツが強く、インターハイでは男女総合7回、女子総合29回の優勝回数を誇ります。

女子バスケットボール部や男子・女子バドミントン部、水泳部は、ここ数年間に亘って全国大会に出場しています。

野球部も強く、全国高等学校野球選手権大会に3回、選抜高等学校野球大会に7回出場しています。卒業生にプロ野球選手が多いという点も野球部の強さを証明しています。

運動部と同様に文学部の活動も充実しています。

マーチングコンテストと吹奏楽コンクールの中国大会では、常連校として名を轟かせています。

他にも、情報処理競技大会簿記コンクール、商業研究発表大会、 英語スピーチコンテストなどの全国大会に出場しています。

また、文学部は一般的な高校にないような部活がいくつかあります。

例えば、ESSという英会話の部活があるため、英語に興味がある方におすすめです。
そのほかにもJRC、生活科学、商業研究など、他にも珍しい部活があります。

高校3年間は部活動に励みたいと考えている方におすすめの学校です。

松江商業高等学校の卒業後は？

令和2年度(令和3年3月卒業)の進路状況は以下の通りです。

出典：松江商業高等学校

卒業生の3分の1以上は、進学せずにそのまま就職しています。

就職先としては、島根県内の企業を選ぶ方がほとんどです。

松江商業高等学校の進学状況は？

進学している生徒も4年制大学よりも、「専門大学等」「短期大学」「その他」の方が若干割合が多いです。

令和2年度卒業生の4年制大学の進学先は以下の通りです。

出典：松江商業高等学校

全体的に西日本の大学へ進学する割合が多く占めます。

東日本の大学への進学は、以下の3校のみです。

• 川崎医療福祉大学
• 駒澤大学
• 専修大学

県内の大学だけでなく、島根県から通いやすい広島県、山口県、岡山県、鳥取県の大学を選んでいる方も多いです。

また、岡山大学、島根大学、山口大学のような地方国公立大学への進学者も中にはいます。

松江商業高等学校の就職状況は？

令和2年度卒業生の就職先は以下の通りです。

出典：松江商業高等学校

自衛隊以外は県内で就職しています。

就職先としては、大手・地方銀行や日本郵便、ニチイ学館などの大企業への就職が多いです。

実業高校なので、金融系の企業に進む生徒も多いです。

卒業後そのまま就職を考えている学生にとって、大手企業のような安定している企業が多いのは安心できますね。

松江商業高等学校の口コミ・評判

学校選びでは、検討している高校の口コミや評判を把握することも大切です。

以下にて、松江商業高等学校に実際に通っていた生徒の口コミを抜粋しました。　

校則の口コミ・評判

• 校則が他の高校に比べてとても厳しい。
• 先生もその校則に合わせて生徒を見張っている。
• もう真面目な生徒が出来上がってしまう。
• 教育の最先端を進んでいるのかと思った。

出典：みんなの高校情報

他の高校と比べて厳しいという評判が多いです。

定期的に服装検査があるので、だらしない服装はできません。

アルバイトも長期休暇以外は禁止されています。

しかし、普通に過ごしていれば特に問題ないので、お洒落を考えない限りはそこまで気にしなくても大丈夫です。

部活動の口コミ・評判

• 女子バスケットボール部が特に有名です。
• 女子バドミントン部が60年ぶりにインターハイに出場するなど盛り上がってきています。

出典：みんなの高校情報

運動部・文学部ともに部活数が充実しているため、部活動に励んでいる生徒の口コミが多いです。

全国大会への出場など大会で結果を残せているので、本気で部活動に打ち込みたい方にはおすすめでしょう。

その他口コミ・評判

実業高校なので、簿記検定など将来に繋がる資格を取得できる点は好評です。

また、就職にも力を入れている高校のため、地元の企業への就職も有利という声があります。

さらに進学も指定校推薦を利用する生徒が多く、商業系の学校や学科への進学が有利になっています。

アクセスについては、駅から遠い学校なのでバスか自転車で通う方がほとんどです。

松江商業高等学校の偏差値・評判まとめ

今回は、松江商業高等学校の偏差値・部活・主な進学先など、様々な特徴を紹介しました。

松江商業高等学校の主な特徴としては以下の通りです。

• 偏差値45と一般の高校に比べて、難易度は”やや易しい”レベル
• 商業科・情報処理科・国際ビジネス科の3つの学科に分かれている
• 取得目標資格がある
• 部活動が運動部・文学部ともに全国大会に出場するほど活発的