医学部再受験は勉強や模試よりもまず大事なものがあることをご存知でしょうか?
それは『モチベーション』!
周りに同世代の受験生が少ない医学部再受験生にとっては「医者になるという強い気持ち」でモチベーションを保っている人が少なくありません。
しかし逆を言えば、それが少しでも崩れてしまえば、モチベーションは下がり勉強が疎かになり、合格への道が遠ざかってしまいます。
今回は医学部再受験生のための、モチベーションを保つ方法や素晴らしい勉強法で医学部再受験を成功へと導いてくれる本、全部で10冊を紹介します。
受験に立ち向かう方法や躓きにくい勉強法、医学部受験に合格した体験記・エッセイなど、色々な本があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
医学部専門予備校の武田塾医進館では88%の生徒が偏差値11以上アップ!
武田塾医進館では、「授業をしない」「一冊を完璧に」「自学自習の徹底管理」で志望校への合格の最短ルートを目指します。 最難関の医学部だろうが、東大だろうが、成績が一番上がる勉強法はただ一つ、自学自習でレベルに合った参考書を一冊ずつ完璧にしていくこと、これが最速の勉強法です。
おすすめ勉強法が掲載されている本
少し前のものから新しいものまで、医学部再受験生におすすめする本をこちらに紹介します。
勉強法や体験記など色々なものを紹介しますので、こちらの紹介で気になったものをぜひ読んでみてください!
私の医学部合格作戦 2020年版 (YELL BOOKS)
毎年新しい版が出ている私の医学部合格作戦。
こちらは実際に医学部に合格した学生達の体験記を集めて出版したものになります。
再受験生というよりも高校生や浪人生の体験記が中心なので再受験生の体験記は多いわけではありませんが、実際に活用できる勉強法や成績を伸ばすコツ、受験成功のための計画など役に立つものがたくさんあるので一読の価値があります!
2020年版だけではなく、その他の版にもまた別の合格者の方の体験記があるのでぜひ色々手にとってみてはいかがでしょうか?
45歳からの医学部再受験(YELL BOOKS) 著:鈴木あつし
医学部再受験生にとって一番ネックなのが『年齢』です。この本の著者は45歳で医学部受験を志し、独学で国立医学部の合格を果たしたいわば猛者です。
著者が医学部受験において行った勉強法や合格するための情報収集など、色々なノウハウがあります。
こちらの本は2007年と出版年が随分と前になっているため、一部の情報は現在は通用しなくなっているものもありますが、勉強法やモチベーションの保ち方は昔も今も変わりません。
ぜひ45歳から医学部合格へと成功した著者のノウハウを勉強してみてはいかがでしょうか。
医学部にとにかく受かるための「要領」がわかる本 合格率7%の中にどうくいこむか(PHP研究所) 著:和田秀樹
医学部受験についての本を沢山出されている和田先生の一冊。
和田先生は東京大学医学部をご卒業されており、精神神経科の医師として働いており、説得力のある内容になっております。
難化傾向にある医学部受験について、勉強の面だけでなく情報収集や具体的な合格のための方法などがこの本には書かれています。
科目別攻略法や得点力強化法、さらにはラスト10日で合格を成功へと導く秘策など受験間際になって読んでも無駄になりません。
和田式 逆転の受験勉強法:全教科攻略のコツがわかる!(学研教育出版) 著:和田秀樹
和田先生の本をもう一冊ご紹介します。
こちらは受験勉強に必要な技術を漫画で紹介しています。
やはりこちらも和田先生の提唱する「要領のいい受験技術」が具体的に書かれていて、さらに漫画なので読むのにそれほど時間もかかりません。
高校生のため、とは書かれていますが、特に医学部再受験を目指し勉強を今まさに始めた人にとってはおすすめです。
激化する医学部受験を勝ち抜くために 合格する力の鍛え方(総合法令出版) 著:鈴木美香・高島裕尊
こちらの本は東京の白金台にある医系専門予備校『シナプス』の代表・校長が将来、医療界での活躍を目指す人に向けた一冊になっております。
基本的には医学部受験対策の本なので、体験記や勉強法といった受験生が知るための内容が多分に含まれています。
さらに社会人から医学再受験を目指す方々へのアドバイスも盛り込まれていて、医学部再受験生にピッタリな一冊になっています。
また医系専門予備校で行われている効率の良い学習法やスケジューリング法など、自宅勉強で成功を目指す再受験生が必要とする内容も書かれています。
医学部受験の叡智 受験戦略・勉強法の体系書 (YELL BOOKS)
こちらの本は叡学舎・叡学会(株)合格の天使という塾の講師陣が知識の習得プロセスや全国の医学部の問題を分析、分類、検証し纏めた医学部攻略本となっています。
内容的には少し難しめですが、目指す大学が東京大学や京都大学、東京医科歯科大学といった日本最難関の医学部を目指す方が読むべき本となっています。
基本的には勉強法がメインとなるこちらの本ですが、医学部受験の情報が大量に盛り込まれており、塾に行っていない医学部再受験生達は一読の価値があります。
さらに東大理三の講師陣からのメッセージや体験記、成功談もあるので、こちらを読んでモチベーションを高めるのも悪くないでしょう。
現役ドクターが教える! 医学部合格への受験戦略・勉強法(日東書院本社) 著:細井龍
こちらの本はMEDUCATEという家庭教師スタイルの予備校を主催している細井先生の著書です。
細井先生自身も外科医として働いている方で、説得力のある一冊です。
2019年7月に発売されたばかりの本で情報も新しいので、ぜひ医学部再受験生には読んでもらいたい本です。
内容としては医学部受験の現実や医学部受験のための勉強法、医学部受験に成功した学生が実際に行った受験戦略などが書かれています。
さらに細井先生はYouTubeで医学部受験に関する情報を発信されていて、結構ギリギリの内容や、医学部に通っている学生の生活のインタビューなど、面白い内容です。
勉強の合間に本と併せて動画もチェックしてみてるとモチベーション維持に役立つでしょう。
モチベーションをもっと向上させるための本
上の7冊はどちらかと言えば色々な勉強法を紹介する本でした。
ただやはり上に紹介した本はモチベーションを高めるという点からみると少しだけ弱いです。
モチベーションは受験成功に密接に関係します。
というわけで最後の三冊は医師を目指す医学部再受験生のモチベーションをマックスまで高める、そんな本を紹介します。
医者になる人に知っておいてほしいこと(PHP新書) 著:渡邊剛
こちらの本は大学病院で実際に医師として活躍されている渡邊先生が、医師の実際について書かれている本です。
モチベーション向上という観点から見れば少しだけ辛口な本になりますが、医学部再受験生には読んでほしいおすすめの一冊になります。
というのもこちらの本では医師の現状と本音を紹介し「あなたはそれでも医者になりたいか?」と訴えてきます。
医学部再受験生には色々な事情があるとは思いますが、一度この本を読んで自分の考えや気持ちを確認してみましょう。
この本を読んで「それでも医者になりたい」と思うのなら、あなたの信念はよっぽどのものでしょう。
「病院」が東北を救う日(講談社) 著:北原茂実
こちらの本は実際に医師として活躍されている北原先生の本になります。
医者、として連想されるのは病院やクリニックで患者さんを診察したり、手術したり、ということだと思います。
しかしこの本では北原先生が実際に行った医療を土台にした復興を紹介しています。
決して医療は病院の中だけではなく色々なことをすることができる。
どちらかというと視野が狭まりがちな医学部再受験生の視野を広げることができるおすすめの一冊です。
ブラック・ジャックはどこにいる?-ここまで明かす医療の真実と名医の条件(PHP研究所) 著:南淵 明宏
こちらの本は日本屈指の心臓外科医として活躍されている南淵先生が自身の体験をもとに医療業界を語っているエッセイです。
2006年に書かれたエッセイなので、今とは違う問題点が提起されていたり、状況が変わっている部分もありますが、どのような医師が良い医師かということや、医師が患者を目の前にした時の状況は昔も今も変わりません。
モチベーション向上にはもってこいのおすすめのエッセイです!
モチベーション維持のためには
医学部再受験にはもちろん現役生以上の努力が必要になります。
しかしその努力を継続するために必要なもの、それがモチベーションです。
今回紹介した本は勉強効率アップからモチベーション向上、受験成功までの道筋など色々なものです。
もし気に入ったものがありましたら、読んでみてください。
成功の一歩になることでしょう!
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