名古屋大学の評判は?大学や各学部の特徴と偏差値をご紹介

名古屋大学の評判は?大学や各学部の特徴と偏差値をご紹介

名古屋大学は愛知県名古屋市に拠点を構える国立大学です。

ものづくりの盛んな中部地方に位置し、国内でも有数の難関国立大学です。

今回は名古屋大学の評判と各学部の特徴、偏差値をご紹介したいと思います!

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名古屋大学の評判

名古屋大学は愛知県名古屋市に位置する国立の総合大学です。

学部は、文学部教育学部法学部経済学部情報学部農学部理学部工学部医学部計9学部が置かれています。

名古屋市内に東山キャンパス・鶴舞キャンパス・大幸キャンパスの3つキャンパスを構えており、東山キャンパスには医学部以外の学部が、鶴舞キャンパスには医学部医学科が、大幸キャンパスには医学部保健学科が置かれています。

世界トップレベルの研究力

名古屋大学は自動車産業など日本のものづくりの中心の中部地方に位置し、基幹大学として設立から100年以上日本の産業を支えてきました。

また世界各国に支部を置いており独自のネットワークを持っています。特にアジア圏では6カ国にサテライトキャンパスを持っており各国の中枢を担う人材を育てています。

また名古屋大学は今までノーベル賞化学賞・物理学賞受賞者を6人輩出しており世界的に研究力が評価されています。これは東京大学や京都大学に迫る数字です。

高い研究力

ノーベル賞受賞者を多数輩出

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東山キャンパスの評判と学部の特徴

東山キャンパスは愛知県名古屋市千種区に位置し、文学部・教育学部・法学部・経済学部・情報学部・農学部・理学部・工学部が置かれています。

名古屋駅から電車を乗り継いで「名古屋大学」駅下車後すぐとアクセスは良好です。

文学部

名古屋大学文学部は文学科からなる学部で、言語文化系・歴史文科系・環境行動学系のプログラムか置かれています。

その中で、文芸言語学哲学倫理学歴史学人類学環境行動学の4つのコースが設置されており多くの専門分野の中から自信の専攻を決めることが出来ます。

1年次は文系・理系の基礎科目や教養科目を学び、後期(10月~)に分野・専門志望調査があり、2年次からの自身の専攻を決定します。

2017年より大学院人文学研究科が設置され教員数が倍ほど増加したため、少人数教育が可能になり学生1人1人に目が行き届いた少人数教育を実現しています。

教育学部

名古屋大学教育学部は人間発達科学科からなる学部で、人間の発達や社会化について多面的にアプローチするため生涯教育開発学校教育情報国際社会文化心理社会行動発達教育臨床の5つのコースが置かれています。

1年次に専門的な科目を学ぶ土台となる基礎科目・教養科目を学習し、基礎能力を高め、また同時に口頭発表やレポートを通して伝える能力を育てます。

教員数が40名、学生数の定員が65名と教員が多く学生が少ないので徹底した少人数教育を実現しています。

法学部

名古屋大学法学部は法律・政治学科からなる学部です。

法律家になるための学部ではなく、多様な職業を目指すために法学や政治学を学ぶ学部としており幅広い法学・経済学についての教育を実施しています。法学のスペシャリストになるためには法科大学院へ進学することとなります。

履修については完全自由選択制を導入しており、必ず受けなければいけない必修科目がありません。どの授業を履修するかは学生の主体性に委ねられているので、大学ではどのような学習がしたいか、将来何になりたいかなど自身のこれからを見据え、学生1人1人にあったカリキュラムを実現することができます。

経済学部

名古屋大学経済学部は経済学科と経営学科からなる学部です。

1年次に経営学経済学の基本的な知識や情報リテラシー英語などの教養科目を学ぶことで社会の仕組みを学ぶ上での基礎的な知識を身に付け、2年次より経済学科・経営学科それぞれへ配属され各専門について深く学びます。

理論や歴史・事例研究・現地調査など多種多様なアプローチ方法により経済学・経営学の深い定着を目指します。

情報学部

名古屋大学情報学部は自然情報学科、人間・社会情報学科、コンピューター科学科からなる学部です。

自然情報学科では、自然現象や社会現象のデータ分析やシミュレーションを通して我々の直面する様々な問題の解決を目指し、そこから新たな価値を創造することを目標としており、データサイエンティストデータアナリストの育成を目指します。

人間・社会情報学科では、人間の心理や知覚・マーケットを情報学を駆使して解明、そして新たな価値を創造することを目標としています。情報の価値文化・社会の違いを考慮しデザインから開発までをマネジメントできる人材の育成を目標としています。

コンピュータ科学科ではコンピュータやネットワーク、人工知能や音声画像処理に関する専門的な情報科学技術や社会・自然に対する理解を深めることで情報技術のスペシャリストの育成を目指します。

クォーター制を設けており1年が4学期に分かれていることから細かく学習することが出来ると共に留年のリスクが減り、専門的に学びつつ苦手なところは徹底的に学ぶことが出来るカリキュラムを実現しています。

農学部

名古屋大学農学部は生物環境科学科、資源生物科学科、応用生命科学科からなる学部です。

1年次に全学科共通の基礎・教養科目を学習し自然科学系の基礎を学びます。そして2年次より学科ごとに設定された必修の専門科目と自由選択の専門科目を受講することでより理解を深め、3年次からのゼミや研究のための土台となる知識と教養を身に付けます。

生物環境科学科では人と環境の共生を実現するためフィールドサイエンスバイオマス科学を学び、環境問題の解決を目指します。

資源生物科学科では食糧の開発・保存などこれからの食糧問題を解決するためにライフサイエンスを学ぶ学科です。国際的な視点と専門性を持ち世界的な問題へのアプローチをします。

応用生命科学科では微生物や植物に対して生命の仕組みを支える分子細胞について研究し、生命工学や生命科学についての専門的な学習を進めます。

理学部

名古屋大学理学部は数理学科、物理学科、化学科、生命理学科、地球惑星科学科からなる学部です。

1年次は学科に属さずに数学や理科は勿論、リテラシーや人文社会系の教養科目を学び、1年次終了後に学科を希望し自身の所属する学科が決定します。

数学物理化学生物学を学ぶ各学科や物理学情報学を複合して生命について学ぶ生命理学科、物理学化学を元に地球について学習する地球惑星科学科が置かれており多様な研究を実現することが出来ます。

工学部

名古屋大学工学部は化学・生命工学科、物理工学科、マテリアル工学科、電気電子情報工学科、機械・航空宇宙工学科、エネルギー理工学科、環境土木・建築学科からなる学部です。

3+3+3型教育システムを導入しており、学部3年間学部4年と大学院過程(博士前期過程)の3年間博士課程(博士後期過程)の3年間と適切な年次の区切りを設け専門分野が選択しやすいカリキュラムを導入しています。

生命物理物質建築航空宇宙など様々な学科を設けており自身の興味関心に合わせた学科選択が可能となっています。

鶴舞キャンパス・大幸キャンパスの評判と学部の特徴

鶴舞キャンパスは愛知県名古屋市昭和区に位置し、医学部医学科が置かれており、大幸キャンパスは愛知県名古屋市東区に位置し医学部保健学科が置かれています。

鶴舞キャンパスは名古屋駅より電車で1本または一度乗りついて10分弱、「鶴舞」駅下車後徒歩5分、大幸キャンパスは名古屋駅から電車を乗り継いで「ナゴヤドーム前矢田」駅より徒歩5分と両キャンパスともアクセスは良好です

医学部

名古屋大学医学部は医学科と保健学科からなる学部です。

医学科は付属病院が併設されている鶴舞キャンパスに、保健学科は充実した実習設備が揃っている大幸キャンパスに置かれています。

医学部全体として国際的な連携教育を実践しており、アジアや欧州・北米など様々な地域の大学と共に研究を進めることで水準の高いグローバル教育を実現しています。

医学科では付属病院での臨床実習や講座を受けることで実践的な知識・技術を身に付け、保健学科では看護学放射線技術理学療法学について充実した設備の中で学修します。

各学部の偏差値一覧

学部 偏差値
文学部 68
教育学部 68
法学部 68
経済学部 68
情報学部 64~67
農学部 64~65
理学部 65
工学部 64~66
医学部 60~73

卒業後の進路

卒業後は全体で見れば半数は大学院進学半数は就職となっています。特に進学率が高いのは理学部・工学部・農学部で75%~85%の学生が大学院し進学しています。研究力の高さが特徴ですので理系学部の大学院進学率が高いのは納得でしょう。

就職先は学部により様々ですが、文系学部の場合は超大企業から中小企業までの一般企業や国家公務員など、理系学部の場合はエンジニアなどの専門職に就く場合が多いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

名古屋大学はキャンパスが点在しておらずいずれのキャンパスもアクセスがよく通学しやすいです。東京や大阪ほど大都会ではなく、かといって田舎ではないちょうど良い落ち着いた環境で学習・研究に打ち込むことができるでしょう。

研究力の高い大学で学びたい方少人数で学習に打ち込みたい方キャンパスまでのアクセスが比較的良く通学に時間をかけたくない方は受験を考えてみてはいかがでしょうか。

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