兵庫教育大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

兵庫教育大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

兵庫教育大学は日本に3校しかない新教育大学の一つです。

現職の教員が通う大学院も設置しており、より高いレベルの指導技術を持った教員の養成や教育現場に内在する課題についての研究も行っています。

今回はそんな兵庫教育大学の偏差値や入試の難易度、就職状況についても詳しくご紹介していきます!

興味深い情報も盛り込んでいますので是非最後までご覧ください!
また、この大学のことが気になるという方は、資料請求してみることもおすすめです。

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兵庫教育大学の基本情報

兵庫教育大学
引用:兵庫教育大学 公式HPより
名称 兵庫教育大学
国立私立区分 国立大学
所在地
  • 加東キャンパス:〒673-1494 兵庫県加東市下久米942-1
  • 神戸ハーバーランドキャンパス:〒650-0044 兵庫県神戸市中央区東川崎町1-5-7神戸情報文化ビル3階
  • 広報課電話番号
  • 加東キャンパス:0795-44-2010
  • ハーバーランドキャンパス:078-361-5023
  • 設置学部 学校教育学部
    専修 学校教育専修、教科・領域教育専修
    最寄り駅
  • 加東:JR加古川線社町駅
  • 神戸:JR神戸駅
  • 兵庫教育大学は、加東市と神戸市に2つのキャンパスを持っています。

    加東キャンパスには大学生と大学院生が通い、神戸のキャンパスには主に現職の教員が通います。
    神戸のキャンパスは夜間コースの開講がされていて社会人が学びやすい環境が整っています。

    加東キャンパスの方は、最寄駅から徒歩1時間半とかなり交通の便が悪いです。高速バス乗り場から学校行きのシャトルバスが運行しているそうですが、生徒たちのほとんどは自分の車で登校しているとのことです。

    兵庫教育大学の偏差値・難易度は?

    兵庫教育大学校舎

    教員養成学校である兵庫教育大学。その偏差値や入試の難易度はどれほどなのでしょうか。

    兵庫教育大学の偏差値は53~54となっています。

    以下の表で入試日程ごとの偏差値を調べてみてください。

    入試日程 偏差値
    前期 53
    後期 54

      掲載している偏差値ベネッセ・駿台の模試で合格確率が60%となる偏差値です。

    兵庫教育大学の難易度は?

    兵庫教育大学は学校推薦型選抜、前期日程、後期日程の3種類を実施しています。

    これらの入試の難易度を共通テストを基準にしてみてみましょう。

    前期日程は共通テストの得点率が約61%、後期日程は約64%で合格が見込めます。
    難易度はなかなか高いのではないでしょうか。

    兵庫教育大学の倍率は?

    兵庫教育大学の学力試験(前期日程と後期日程)の倍率についても見ていきましょう。

    兵庫教育大学の前期日程の募集定員は80名、後期日程の募集定員は30名となっています。

    令和三年の入試では前期の志願者数が209人、後期の志願者が299人でした。
    倍率にすると前期が2.61倍、後期が9.97倍となっています。

    一見驚異的な倍率に見えますが、学校推薦枠で定員に満たなかった場合は前期日程の合格者数を増やしたり、追加合格を出したりしている分、実質の倍率は下がると見込まれます。

    ※参照:兵庫教育大学公式HP

    兵庫教育大学の特徴

    指さし

    兵庫教育大学はいったいどんな大学なのか、どんな特色をもっているのか、受験生の皆さんは気になるところではないでしょうか。

    ここでは、教員養成学校としての兵庫教育大学の特徴をご紹介していきます。

    ▶クラス制

    兵庫教育大学では学年別に、一クラス14人程度という少人数で編成するクラス制度を導入しています。

    このクラスは1年時からずっと変わらず同一教員が指導していきます。そのため教員と学生の距離が近くなり、学生生活への提言・助言が受けられやすくなるようです。

    またクラスという集団の中で、将来学校現場でも必要な協調性も育まれます。
    交流関係も深まるので友達が出来ないという心配も少ないです。

    ▶教員養成スタンダード

    兵庫教育大学では独自の教育規範である「教員養成スタンダード」に沿って指導が行われています。

    この教員養成スタンダードに沿って自己評価を行い自らの学びを振り返り、課題の発見や次の学びの設計・計画を行うことが出来るのです。

    こうして、学校現場で先生となった後にも「学び続ける教師」の育成が行われています。

    ▶豊富な現地体験

    兵庫教育大学では1年時から4年時まで毎年教育実習が行われておりより多く子どもたちと触れ合う機会、教育現場の実態を見るチャンスが与えられています。

    また、「ボランティアステーション」が設置されており不登校の子供たちと関わったり、学校などの現場に赴いたりする機会を積極的に得ることも可能です。

    さらに、神戸の大学院に通う現職の教師たちとの交流もおこなわれ現在の教育現場の実態や課題に関する生の声も聴くことができます。

    このように兵庫教育大学では教育現場に実際に足を踏み入れる体験が豊富に用意されているのです。

    兵庫教育大学の就職情報

    兵庫教育大学の教職就職率や就職支援はいかほどなのか、将来を見据える受験生の皆様は知っておきたいですよね。ご紹介いたします。

    この点は大学選びの中でも特に重要となっているため、兵庫教育大学を志している方であれば必見です。

    ▶全国トップクラスの教員就職率

    兵庫教育大学は文部科学省が2020年に調査した全国の教員養成大学卒業生の教員就職率で全国44校中5位でした。(78.9%)

    令和2年卒業生は166名で、非進学者が154名、そのうち113名が教員(小学校教員が90名)、10名が保育士となりました。教員実績学校としてかなり良い実績を残していますね。

    一般企業や教員以外の公務員となる卒業生ももちろんいて、全体としての就職率は驚異の99.4%を誇ります。

    詳しい内訳は兵庫教育大学の公式HPをご覧ください。

    ▶キャリア支援

    この高い教員就職率、就職率を誇る兵庫教育大学ではどのようなキャリア支援が行われているのでしょう。

    兵庫教育大学では学年問わずキャリアセンターでの進路相談が行えます(オンラインでも可能)。
    学部1年時からの4年間を見通した就職ガイダンスやキャリアデザイン講座の開講なども行われ、就職への意識を高めることが可能です。

    教員就職に特化したサポートとしては、「教師力養成特別演習」を3年時に行い、実際の教育現場で起こる課題を解決するスキルを育むなどがあります。
    元公立学校長の指導員や面接に合格した先輩による本番さながらの面接練習も行われ、合格できるための面接力を鍛えます。

    この手厚いキャリア支援のおかげで、全国トップレベルの教員就職率や99.4%という就職率を誇っているのです。

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    兵庫教育大学の評判

    兵庫教育大学

    ではそんな兵庫教育大学の評判はどうなっているのでしょう。

    〇良い評判

    まずは卒業生・在校生から寄せられたいい評判をご紹介していきます。

  • 教師を目指す人ばかりなため意識を高く持って勉強出来る。
  • 学校教諭になるための設備や授業が充実している。
  • 小学校の免許だけでなく中学・高校・幼稚園などの免許も取れるのはこの大学ならでは。
  • 採用試験対策も手厚くしてくれる。
  • 生徒に対して教員数が多いため、一人一人と密接にかかわることができる。
  • などが挙げられていました。
    教員をめざすならココ!という声が多く聞かれ、本当にレベルの高い教員養成学校なのだろうなと感じました。

    〇悪い評判

    何事もいい面ばかりではないですよね。

  • 電車は1時間に1本だし、最寄り駅までもめちゃくちゃ遠い。
  • 車がないと生活に支障をきたしまくる。
  • 最寄りのコンビニまでも歩いて30分かかる。
  • バスで通えると言っているが本数が全然ない。
  • 小学校教員にはなりやすいが中学・高校教諭は大学院進学も考えなくてはならない。
  • などが挙げらていました。

    立地は確かにいいとは言えないようですね。学生の大半が免許だけでなく車をもっているというお金持ち大学です。

    小学校教員の養成に力を入れているので、一般企業や中学・高校教師への就職をするには自らで行動する必要があるとのことです。

    兵庫教育大学の偏差値・難易度とは|まとめ

    これまで兵庫教育大学の特徴や偏差値、就職状況などについてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

    教員養成にとても力を入れていて、実績も申し分なかったですね。教員を目指す方にはとてもおすすめしたい学校です。

    この記事では紹介しきれなかった情報もまだまだありますので、この大学が気になった!という方はこちら資料請求することをお勧めします。

    最後までご覧いただきありがとうございました。

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