名古屋工業大学の各学部の偏差値や難易度は？就職状況などもご紹介！

名古屋工業大学は愛知県にキャンパスを構える工業系の単科大学で、長い歴史から地元では「名工大」の愛称で親しまれています。

全国の国立工業大学の中でもトップレベルの就職実績を誇っていることから毎年多くの受験生の人気を集めており、受験シーズンには倍率3倍を超える激戦区となることで有名です。

そこで今回は名古屋工業大学の偏差値や特徴、就職状況などをまとめてご紹介します！

工業系を志す受験生の方は必見です！

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名古屋工業大学の基本情報

引用：名古屋工業大学公式HPより

出典：パスナビ
公式HP：名古屋工業大学

名古屋工業大学の特徴は？

引用：名古屋工業大学公式HPより

受験する科によっては偏差値が60にもなる名工大は、どのような点から受験生に愛されているのでしょうか。

考えられるポイントをご紹介します。

特徴①：充実したキャリア養成カリキュラム

名古屋工業大学は各生徒のやりたいことを応援すべく、志向別に後述するような様々なコースを設置しています。

学科によっては1年生時から実験を行うこともあり、早期から専門知識を深めることが可能です。

教授陣にはその分野のプロが集結しているため、他の工業大学よりも深い学習が行えるでしょう。

特徴②：就職率が良い

名古屋工業大学は卒業後の就職に強いという声も多くあり、2019年の工学部(第一部)の学生の場合には98.8%の学生が就職しています。

詳しくは後ほどご紹介しますが、工業系の企業のみならず誰もが知る有名企業にも生徒を多く送り出しているようです。

また地元では広く親しまれている大学であることから地元の企業への就職も非常に強く、特にトヨタの関連企業には毎年多くの生徒が就職しています。

特徴③：幅広い資格取得が可能

名工大では入学する科によって様々な資格・受験資格が獲得出来ます。

どの資格も一生役立つものばかりなので、入学後は資格取得へ向けて勉強を頑張る学生が多いようです。

中には他の大学にはないラインナップもあり、自分のキャリアの飛躍を狙えます。

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名古屋工業大学の学部・学科の特徴・難易度

引用：名古屋工業大学公式HPより

先程も述べた通り名工大は工学部のみを設置する単科大学となっているため、その内部に様々な学科が存在しています。

コース数は非常に多く学生の学びたい内容に合わせた配置となっており、実践的な実力をもった学生を養成するための「『ものづくり』『ひとづくり』『未来づくり』」の3つの柱がポリシーです。

それでは、各学科の特徴や受験難易度などをまとめてご紹介します。

生命・応用化学科、専攻

出典：パスナビ

生物的・化学的な知識の習得を目的としたこの学科では入学後「生命・物質化学分野」「ソフトマテリアル分野」「環境セラミックス分野」の3分野に分かれ、各領域の研究に取り組むこととなります。

卒業後は医薬品や工業材料の設計・製造や自動車に関する会社への就職など非常に手広く、即戦力として通用する人材へ成長できるはずです。

物理工学科、専攻

出典：パスナビ

先進的な材料開発・エネルギー環境問題の解決をミッションとするこの学科では、機械設計や開発、クリーンエネルギー産業などの素養を身につけることが出来ます。

最先端のスーパーコンピュータを使用した実験等もおこなわれているようなので、特定の分野に興味を感じている方におすすめです。

電気・機械工学科、専攻

出典：パスナビ

我々が普段乗っている車や電車は、電気と機械的な知識の両方が揃って初めて完全に理解することが出来ます。

この学科では両者の広い知識と応用力を持った人材を育成すべく、「電気電子分野」「機械工学分野」の2分野でより専門的な学びが可能です。

情報工学科、専攻

出典：パスナビ

これからの時代には欠かせないことを学べる情報工学科では「ネットワーク分野」「知能情報分野」「メディア情報分野」の3つの観点から、情報化社会を生き抜く技術者への第一歩を歩みます。

プログラミング等の経験がなくとも分かりやすい講義で1から学べるため、少しでも興味のある方は必見です。

社会工学科、専攻

出典：パスナビ

社会工学とは都市整備や防災、建築やデザインなど持続可能な社会を形成していくための知識と能力を身につけることが出来ます。

社会の人と深く結びついている側面の専門的な授業を受けられるため、卒業後に活躍出来る場は多岐に渡るようです。

創造工学教育課程

出典：パスナビ

この学科は特殊な位置づけで、学部4年+大学院博士前期課程2年間が接続されています。

ここまでご紹介した分野を横断した学びや2ヶ月の研究室ローテーションなど他の学科では出来ないことが目白押しとなっているため、より実践的で課題解決力に富んだ学生になれるはずです。

卒業後の進路

愛知県を代表する工業大学である名工大の卒業生では特に大手の製造業などに就職する学生が多く、中でも地元の企業であるトヨタへの入社が目立ちます。

またそれ以外にも総合建築会社として有名な大林組や、セラミックス製造で有名な日本ガイシなど大手企業にも就職を果たしている実績があるため、名工大は社会的に非常に良い評価を得ているようです。

まとめ

今回は、愛知県でも随一の工学部を持つ名古屋工業大学をご紹介しました。

受験しやすい偏差値帯でありつつもここまで就職先が充実している大学は珍しく、またこれからの時代に特に必要な知識を学べるこの大学は受験生から非常に人気です。

専門的なことを学ぶ上でここ以上の環境は思いつかないため、工学を志している方はまずこちらから資料を請求してみてはいかがでしょうか。