京都工芸繊維大学は、京都府にキャンパスを置く国立大学です。開学から120年、大学創立から70年以上の歴史ある大学で、理系に特化した1学部6学科が設置されており、幅広い専門分野が学習できます。
そこでこの記事では、京都工芸繊維大学を目指す受験生に向けて入りやすい穴場学部・学科を紹介します。各学部の偏差値だけでなく共通テスト得点率や倍率、入試内容などについても解説していますのでぜひご覧ください。
目次
- 京都工芸繊維大学の基本情報と特徴
- 京都工芸繊維大学の特徴
- 【学部・学科別】京都工芸繊維大学の偏差値・得点率・倍率
- 京都工芸繊維大学で入りやすい学部
- 【2024年度】京都工芸繊維大学の入試情報
- 京都工芸繊維大学の穴場学部|まとめ

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京都工芸繊維大学の基本情報と特徴

名称 | 国立大学法人 京都工芸繊維大学 |
---|---|
区分 | 国立大学 |
学部 | 工芸科学部 |
学生数 | 2,603人(大学院を除く) |
住所 | 【松ヶ崎キャンパス】 〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町 【嵯峨キャンパス】 〒616-8354 京都市右京区嵯峨一本木町 【福知山キャンパス】 〒620-0886 京都府福知山市字堀3385 |
アクセス(JRなど) | 【松ヶ崎キャンパス】 京都市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎」駅より徒歩8分 【嵯峨キャンパス】 JR「京都駅」よりJR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」下車、北東へ徒歩15分 【福知山キャンパス】 JR「福知山駅」より京都交通バス堀循環線「小谷ヶ丘(公立大学前)」下車、徒歩2分 |
入試問い合わせ先 | 入試課学部入試係 075-724-7164 |
大学HP | 京都工芸繊維大学HP:https://www.kit.ac.jp/ |
出典:京都工芸繊維大学
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全国400校展開!無料受験相談はこちら京都工芸繊維大学は、京都市左京区の松ヶ崎キャンパス、京都市右京区の嵯峨キャンパス、京都府福知山市の福知山キャンパスの3つのキャンパスをもつ国立大学です。
京都工芸繊維大学には、理系の1学部6学科が設置されています。京都工芸繊維大学は理系に特化した大学のため、置かれているのは工芸科学部の1つです。
令和4年度の学生数は2,603人(大学院を除く)で、教員数は251人です。生徒約10人につき教員1人の割合となっており、細かな指導が期待できるでしょう。
京都工芸繊維大学は、勉学だけでなくクラブやサークルも活発な大学です。体育会所属26団体、文化団体連盟所属24団体が活動しています。
京都工芸繊維大学の特徴

京都工芸繊維大学は、1899年に設立された京都蚕業(さんぎょう)講習所と1902年に設立された京都高等工藝学校を前身としています。新制大学として設立されたのは1949年で、2019年で開学120周年、大学創立70周年を迎えた長い歴史をもつ大学です。
京都工芸繊維大学は、京都発の先鋭的な国際的工科系大学となって、これまでにない新しい発想や価値を創造するため次のような理念を掲げています。
2.LOCAL×GLOBAL:LOCALで培われた「京都思考」と世界的な問題を解決するGLOBALな「地球思考」を併せもった新しい価値の創造
3.TRADITION×INNOVATION:京都の歴史・文化TRADITIONへの造詣・共存をもとにした匠の技INNOVATIONの掛け合わせによる新価値の創造
京都工芸繊維大学では、日本文化の深さを有する京都で育まれた心意気と創造的挑戦心を「京都思考」と呼び、教育や研究に活かし、地球と日本の未来を担う人材の育成を目標にしています。
【学部・学科別】京都工芸繊維大学の偏差値・得点率・倍率

ここでは、2022年度の京都工芸繊維大学の一般選抜前期入試における、各学部の偏差値、入試倍率、共通テスト得点率についてご紹介します。
自分の希望する学科の状況について確認をしてみてください。
学科・専攻 | 偏差値 | 共通テスト得点率 | 実質倍率 |
---|---|---|---|
応用生物学 | 52.5 | 68~80% | 3.2~4.4倍 |
応用化学 | 55.0 | 70~80% | 2.6~4.0倍 |
電子システム工学 | 55.0 | 70~82% | 2.6~3.1倍 |
情報工学 | 57.5 | 73~81% | 3.8~4.2倍 |
機械工学 | 55.0 | 70~80% | 3.2~3.4倍 |
デザイン・建築学 | 55.0 | 73% | 3.1~4.7倍 |
出典:パスナビ|京都工芸繊維大学/偏差値・共テ得点率|2024年度入試
京都工芸繊維大学で入りやすい学部

ここからは、前述の偏差値、入試倍率、共通テスト得点率をもとに、京都工芸繊維大学で比較的入りやすい穴場学部についてご紹介します。
京都工芸繊維大学に設置されている学部は、工芸科学部の1つで、応用生物学課程、応用化学課程、電子システム工学課程、情報工学課程、機械工学課程、デザイン・建築学課程の6つの学科・専攻に分かれています。
パスナビによると、京都工芸繊維大学の偏差値は52.5~57.5となっており、そのなかで最も高いのは、情報工学課程の57.5で、最も低いのは応用生物学課程の52.5です。
また、同様にパスナビのデータから共通テストの得点率を見ると、68~82%となっており、最も高いのは、情報工学課程の73~81%で、最も低いのは応用生物学域の68~80%です。こちらも応用生物学課程の得点率が最も低くなっているのがわかります。
そのため、偏差値と共通テストの得点率だけを見るなら、応用生物学課程が特に入りやすい学科といえるでしょう。
次に、代々木ゼミナールのデータから2022年度の実質倍率を見てみると、各課程で2.6~4.7倍となっており、最も高いのは情報工学課程の3.8~4.2倍、最も低いのは電子システム工学課程の2.6~3.1倍です。
偏差値、共通テスト得点率で入りやすいと考えられる応用生物学課程は、倍率に関しては3.2~4.4倍と平均より少し高くなっているため、偏差値等のデータでは最も入りやすいものの、そのぶん受験生も多いといえるでしょう。
一方、電子システム工学課程は、偏差値は55.0で平均くらいで、共通テスト得点率は70~82%と最も高くなっています。しかし、倍率は低いため、募集数に対しての受験生の数は少ないと考えられます。
以上から、京都工芸繊維大学では、偏差値と共通テストからみると応用生物学課程、倍率で判断すると電子システム工学課程が入りやすい穴場学部といえるでしょう。
ただ、どちらも学部のなかでは偏差値や倍率で狙い目といえるものの、一般的には決して低いとはいえないため、合格するにはしっかりとした学習が必要になります。
【2024年度】京都工芸繊維大学の入試情報

最後に、京都工芸繊維大学の2024年時点の入試情報を紹介します。
【工芸科学|応用生物学域/前期】
共通テスト | |||
---|---|---|---|
教科 | 科目 | 配点 | |
国語 | 必須 | 国語 | 75 |
数学 | 必須 | 数IA・数IIB | 100 |
理科 | 必須 | 物理・化学・生物・地学から2つ | 100 |
外国語 | 必須 | リーディング、リスニング | 100 |
地歴 | 選択 地歴・公民から1科目 |
世界史A・日本史A・地理A・世界史B・日本史B・地理Bから選択 | 25 |
公民 | 選択 地歴・公民から1科目 |
現代社会・倫理・政治経済・「倫理・政経」から選択 | 25 |
個別学力試験 | |||
教科 | 科目 | 配点 | |
数学 | 必須 | 数I・数A・数II・数B・数III | 200 |
理科 | 必須 | 「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「生物基礎・生物」から2つ | 400 |
外国語 | 必須 | コミュニケーション英語I・II・III、英語表現I・II | 200 |
個別(2次)配点比率 | |||
67% |
【工芸科学|物質・材料科学域/前期】
共通テスト | |||
---|---|---|---|
教科 | 科目 | 配点 | |
国語 | 必須 | 国語 | 100 |
数学 | 必須 | 数IA・数IIB | 100 |
理科 | 必須 | 物理・化学 | 100 |
外国語 | 必須 | リーディング、リスニング | 50 |
地歴 | 選択 地歴・公民から1科目 |
世界史A・日本史A・地理A・世界史B・日本史B・地理Bから選択 | 50 |
公民 | 選択 地歴・公民から1科目 |
現代社会・倫理・政治経済・「倫理・政経」から選択 | 50 |
個別学力試験 | |||
教科 | 科目 | 配点 | |
数学 | 必須 | 数I・数A・数II・数B・数III | 200 |
理科 | 必須 | 「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、から2つ | 200 |
外国語 | 必須 | コミュニケーション英語I・II・III、英語表現I・II | 200 |
個別(2次)配点比率 | |||
60% |
【工芸科学|設計工学域/前期】
共通テスト | |||
---|---|---|---|
教科 | 科目 | 配点 | |
国語 | 必須 | 国語 | 100 |
数学 | 必須 | 数IA・数IIB | 100 |
理科 | 必須 | 物理必須、化学・生物・地学から1つ | 100 |
外国語 | 必須 | リーディング、リスニング | 100 |
地歴 | 選択 地歴・公民から1科目 |
世界史A・日本史A・地理A・世界史B・日本史B・地理Bから選択 | 50 |
公民 | 選択 地歴・公民から1科目 |
現代社会・倫理・政治経済・「倫理・政経」から選択 | 50 |
個別学力試験 | |||
教科 | 科目 | 配点 | |
数学 | 必須 | 数I・数A・数II・数B・数III | 300 |
理科 | 必須 | 「物理基礎・物理」 | 200 |
外国語 | 必須 | コミュニケーション英語I・II・III、英語表現I・II | 200 |
個別(2次)配点比率 | |||
61% |
【工芸科学|デザイン科学域/前期】
共通テスト | |||
---|---|---|---|
教科 | 科目 | 配点 | |
国語 | 必須 | 国語 | 50 |
数学 | 必須 | 数IA・数IIB | 100 |
理科 | 必須 | 物理・化学・生物・地学から2つ | 100 |
外国語 | 必須 | リーディング、リスニング | 100 |
地歴 | 選択 地歴・公民から1科目 |
世界史A・日本史A・地理A・世界史B・日本史B・地理Bから選択 | 50 |
公民 | 選択 地歴・公民から1科目 |
現代社会・倫理・政治経済・「倫理・政経」から選択 | 50 |
個別学力試験 | |||
教科 | 科目 | 配点 | |
数学 | 必須 | 数I・数A・数II・数B・数III | 200 |
外国語 | 必須 | コミュニケーション英語I・II・III、英語表現I・II | 200 |
総合問題 | 必須 | 総合問題 | 200 |
個別(2次)配点比率 | |||
60% |
【工芸科学|応用生物学域/後期】
共通テスト | |||
---|---|---|---|
教科 | 科目 | 配点 | |
国語 | 必須 | 国語 | 70 |
数学 | 必須 | 数IA・数IIB | 200 |
理科 | 必須 | 物理・化学・生物・地学から2つ | 200 |
外国語 | 必須 | リーディング、リスニング | 200 |
地歴 | 選択 地歴・公民から1科目 |
世界史A・日本史A・地理A・世界史B・日本史B・地理Bから選択 | 30 |
公民 | 選択 地歴・公民から1科目 |
現代社会・倫理・政治経済・「倫理・政経」から選択 | 30 |
個別学力試験 | |||
学科試験なし |
【工芸科学|物質・材料科学域/後期】
共通テスト | |||
---|---|---|---|
教科 | 科目 | 配点 | |
国語 | 必須 | 国語 | 50 |
数学 | 必須 | 数IA・数IIB | 100 |
理科 | 必須 | 物理・化学 | 100 |
外国語 | 必須 | リーディング、リスニング | 100 |
地歴 | 選択 地歴・公民から1科目 |
世界史A・日本史A・地理A・世界史B・日本史B・地理Bから選択 | 50 |
公民 | 選択 地歴・公民から1科目 |
現代社会・倫理・政治経済・「倫理・政経」から選択 | 50 |
個別学力試験 | |||
教科 | 科目 | 配点 | |
数学 | 必須 | 数I・数A・数II・数B・数III | 200 |
個別(2次)配点比率 | |||
33% |
【工芸科学|設計工学域<情報工学、機械工学>/後期】
共通テスト | |||
---|---|---|---|
教科 | 科目 | 配点 | |
国語 | 必須 | 国語 | 100 |
数学 | 必須 | 数IA・数IIB | 100 |
理科 | 必須 | 物理必須、化学・生物・地学から1つ、計2つ | 100 |
外国語 | 必須 | リーディング、リスニング | 200 |
地歴 | 選択 地歴・公民から1科目 |
世界史A・日本史A・地理A・世界史B・日本史B・地理Bから選択 | 50 |
公民 | 選択 地歴・公民から1科目 |
現代社会・倫理・政治経済・「倫理・政経」から選択 | 50 |
個別学力試験 | |||
教科 | 科目 | 配点 | |
数学 | 必須 | 数I・数A・数II・数B・数III | 300 |
個別(2次)配点比率 | |||
35% |
【工芸科学|設計工学域<電子システム工学>/後期】
共通テスト | |||
---|---|---|---|
教科 | 科目 | 配点 | |
国語 | 必須 | 国語 | 100 |
数学 | 必須 | 数IA・数IIB | 100 |
理科 | 必須 | 物理必須、化学・生物・地学から1つ、計2つ | 250 |
外国語 | 必須 | リーディング、リスニング | 200 |
地歴 | 選択 地歴・公民から1科目 |
世界史A・日本史A・地理A・世界史B・日本史B・地理Bから選択 | 50 |
公民 | 選択 地歴・公民から1科目 |
現代社会・倫理・政治経済・「倫理・政経」から選択 | 50 |
個別学力試験 | |||
教科 | 科目 | 配点 | |
数学 | 必須 | 数I・数A・数II・数B・数III | 300 |
個別(2次)配点比率 | |||
30% |
京都工芸繊維大学の穴場学部|まとめ
京都工芸繊維大学で入りやすい学部について、倍率、偏差値、共通テスト得点率などのデータをもとに解説しました。
・応用生物学課程、応用化学課程、電子システム工学課程、情報工学課程、機械工学課程、デザイン・建築学課程の6つの専攻に分かれている
・開学120年、大学創設70年の長い歴史をもつ大学
・京都で育まれる価値観や挑戦心である「京都思考」を活かし、新しい発想や価値を創造する人材の育成を理念とする
・偏差値および共通テスト得点率を目安にすると応用生物学課程が狙い目
・倍率を目安にすると電子システム工学課程が狙い目
上記の穴場学部・学科は、偏差値・倍率をもとにしたものであり、実際の志望先選択では、自己の目標や得意分野なども大切にするのをおすすめします。
京都工芸繊維大学は理系学部のみですが、そのぶん学習内容は専門性が高いため、偏差値や倍率だけで志望先を決めてしまうと入学してから講義についていくのが大変になったり、後悔したりする可能性もあるでしょう。
また、各課程の偏差値や共通テスト得点率は決して低くないため、普段の授業や参考書などでしっかりと学習を行うとともに、必要に応じて塾や予備校などを利用し、万全の態勢で試験に臨みましょう。
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