少子高齢化の進む日本では今後さらに少子化が進むと予測されており、これから日本を担うであろう今の学生への教育が見直され始めています。
その一環として現在のセンター試験から「大学入学共通テスト」というものに変わります。これにより特に英語では今まで「読む」と「聞く」の2技能を主に測っていたものが「書く」と「話す」が追加された4技能へと変わります。
この変革に対してどのように対策していけばよいのでしょうか?
また予備校はどのようにして選べばよいのでしょうか?今回は大学入学共通テストについてご紹介したいと思います。
また勉強法、おすすめの予備校も紹介していきますよ。
イマからでも間に合う!
難関大学でも武田塾なら逆転合格!
- 授業をしないから『できる』ようになる!
- 自学自習を徹底管理!学習スケジュールをサポート!
- 得意科目と苦手科目を分析した
完全オーダーメイドだから取りこぼしがない!
武田塾独自の学習方法で毎年多くの難関大学校合格に導いています。
無料受講相談では、武田塾の学習方法のご紹介から、現在の実力から志望校合格までのカリキュラムを無料でご提案しています。
まずは一度お近くの校舎へご相談ください!
大学入学共通テストって何?
2021年1月より施行される大学入学共通テストですが、そもそも大学入学共通テストとは何なのでしょうか?センター試験からどこが変わったのかをまずは見ていきましょう。
国語や数学では記述式回答問題も
現行のセンター試験では主に「知識」を問う問題が多かったのですがこれだけでは不十分でその知識を「使う」力が大切です。今回の大学入学共通テストでは「表現力」や「思考力」、「判断力」といった力を問う問題が多く設定されています。
これによりより実践的な力を受験生は身につける対策をしなくてはなりません。
また、これにより国語や数学では個別試験でしかなかった記述式回答の問題が追加されています。蓄えた知識を用いて論理的に説明する対策をしなくてはなりません。
英語では「書く」「話す」を含めた4技能を測定
今回の大学入学共通テストで一番大きく変わるのが英語。
従来では「読む」と「聞く」という2つの技能をみていましたがこれに「書く」と「話す」が追加され、全部で4技能が試験で必要となります。
グローバル化が進む現代社会において英語は必須です。
これからは英語が使えるというのがメジャーになってくるでしょう。そういった時代の流れに対応するべく、使える英語力を養う対策が必要です。
英語については以下でより詳しくみていきましょう。
大学入学共通テストで「英語」はどう変わる?
前述の通り、改革によって一番大きく変わるのが英語です。
4技能が必要となってくるほか、思考力や判断力が必要となる問題が主に出題されます。受験生は何にどう対策していかなくてはならないのでしょうか?
知識問題から思考、判断問題へ
従来のセンター試験では主に知識を問う問題が多かったのですがこれが大学入学共通テストでは思考力、判断力を問う問題に変わります。
また、リーディングとリスニング問題の点数の比率が1:1となり、リスニングが従来より重要となってきます。
導入前でのモデル問題を実際に見てみると、リーディング問題では、センター試験では出題されていたアクセント問題や文法、並び替え問題などが一切出題されていませんでした。
代わりに全ての問題が長文問題になり、どれも新聞の記事やチラシなど、実用的な問題ばかり。
文章自体は難易度はあまり難しくないのですが、そこから必要な情報を取り出し、判断するという作業が必要となるため全体的には難易度が上がったように思えます。
また、問題量が多いため時間内に解き切るという処理能力も必要です。
また、リスニング問題では2種類の問題が用意されており、そのうち一つでは1度しか音声が流れないものがありました。
こちらも音声から必要な情報を集め、回答するという問題や、音声と問題の図から回答を導くといった複数の情報をまとめる力が必要だなと感じました。
資格・検定の受験が必須に
1月に実施される試験では4技能のうち「読む」と「聞く」の2技能しか測られません。
新たに追加される2技能に関しては英検やGTEC、IELTSなどの民間の資格や検定によって判断されます。これらは高校3年生の4月から12月の間に受験した2回までの成績が対象です。
成績は個人ごとにあらかじめ発行されるIDによって自動的に試験実施団体から大学入試センターと大学側に提供される仕組みとなっています。
今までのところ大学によって「使わない大学」、「出願資格として活用する大学」、「合否の判定に用いる大学」と別れていますが、特に国立大学では4技能ともを必須とする大学がほとんどとなるため、受験は必須と言えます。
国の目標では卒業時に英検2級程度を合格しているというものが提示されているので受験生は英検2級を目標とするといいかと思います。
また、TOEICがこの資格・検定に含まれないことがつい先日発表されているので注意が必要です。
どう対策する?勉強法をご紹介
大きく変革した英語をどう対策していけばよいのでしょうか?
従来のセンター試験の時の勉強法では大学入学共通テストでは太刀打ちできません。
受験生たちはどう対策していけばよいのかご紹介します。
新聞やニュースなどで興味のあることから始めよう
大学入学共通テストでは問題からいかに欲しい情報をピックアップするかが大切になってきます。
この力を養う勉強法としておすすめなのが英語新聞や英語のニュースを見るというもの。
内容は何でもいいので読んでみましょう。
自分の興味のある内容や既に知っているニュースだと取っつきやすいですよ。読んでみると難しい文法などはあまり使われておらず、案外読めてしまうことが多いと思います。
また、Youtubeなどの動画投稿サイトもおすすめ。
筆者は受験時代よく外国人が英語で話しながらさび付いた包丁を綺麗元通りに直すという動画をよく見ていました。
このように普段から英語に触れるという勉強法は英語への抵抗感がぐっと少なくなり、自信につながりますよ。
検定・資格対策を1,2年生の段階から始めよう
4技能が必要となる大学入学共通テストでは検定や資格への対策も必須です。受験こそ高校3年生でもこの時期には受験勉強が忙しくなってくると思います。
ですので早めにこれらの対策をすることが合格への近道です。書店ではたくさんの対策本があるため、それを活用するという勉強法が一番良いと思います。
また、「書く」、「話す」力を養う勉強法としてはやはり本場の英語に触れるというのがいいと思います。各高校にはALTの先生がいらっしゃると思うのでその先生方にすれ違う時に挨拶をしてみたり、自分の書いた文章を見てもらうといいですよ。
さらに、最近ではオンラインで英会話ができるというサービスもあります。
スカイプで外国人の方と会話ができるというサービスですが、大抵の方は日本語も通じるので不安に思わなくても大丈夫。
話したり書いたりして「アウトプット」するという勉強法は一番身に付くのでぜひやってみてください。
大学入学共通テスト対策に。予備校をご紹介
大学入学共通テストに向けて各予備校では早速対策を行っております。それぞれ特徴があるため自分に合った予備校選びが大切です。
ここでは大手予備校をみていくことにしましょう。
武田塾
予備校・塾といえば授業を受けるイメージが強いですよね。そんなイメージを払拭し全く授業をしない予備校が武田塾はです。
ルートと呼ばれる武田塾のカリキュラムは、志望校合格に必要な参考書を事前にピックアップすることで「全て完璧にすれば合格できる!」という目標を設定することができます。
後は完璧にやり通せるかになるのですが、武田塾では自学自習を徹底管理することで、目標にぶれないバックアップを行い完璧にやり通す力を身に着けさせます。
センター試験から大学入学共通テストへと問題が変化しても、自学自習を行える人は柔軟に学習することができ、合格へステップアップすることでしょう。
集団授業では繰り返し復習することができません。自学自習なら繰り返し自分だけのカリキュラムを作成することも可能です。
そのため、自分だけの受験カリキュラムを聴きに無料相談が後を絶たないようです。
駿台予備校
東大、京大への圧倒的な合格者数を誇る駿台予備校。
大学入学共通テストの英語対策もばっちりです。レベルや目標ごとに細かく分かれているクラスでは自分のペースで、自分のレベルに合ったカリキュラムで無理なく対策を進めることができます。
また、バイリンガルインストラクターによるスピーキング対策も用意されており、1対1から3による少人数指導によって4技能全ての対策が出来ます。
これで検定試験の対策も出来るのがうれしいですね。
河合塾
河合塾ではそもそも大学入学共通テストって何?という疑問に答えるべく、全国で講演会を行っております。
また、国内最大級の模試「全統模試」も実施しています。
これは現役、既卒の受験生ほとんどが受験すると言われており、一番信頼性の高い模試の一つです。
河合塾では大学入試対策の他に、美術系大学への対策や英会話など、幅広い学問に対しての勉強ができるのが特徴です。
自分の勉強したいことが勉強できる、そんな素敵な予備校ですね。
東進ハイスクール
「今でしょ」のフレーズで有名な林先生が所属する東進ハイスクール。
ほかの予備校との違いは何といっても「通信衛星予備校」であるということ。これは授業の様子を映像で見ながら勉強するという方式です。
映像なのでわからないところを何度も見返せるので理解が深まるほか、自分のペースでその日受講する授業の数を変えられるので無理なく勉強を進めることができます。
地方にいてもトップレベルの授業が受けられるのは通信衛星の強みです。
最後に
今回は大学入学共通テストの英語に関して、どのような点が変更になったのか、どう対策していけばよいかをご紹介しました。
また、各予備校では夏期講習に向けて無料の体験授業を行っているので、気になったところがあればぜひ足を運んでみてください。
大学入学共通テストを理解し、自分に合った勉強法で対策をすればきっと合格できますよ。
コメントを書く