【国語】大学入学共通テストの特徴とは?センター試験との違いは?

【国語】大学入学共通テストの特徴とは?センター試験との違いは?

現在の大学入試センター試験は2020年度で終了し、2021年度からは新たに「大学入学共通テスト」にスタートします。

そこでここでは、国語の大学入学共通テスト特徴やセンター試験との違い、また国語の勉強方法について見てきたいと思います。

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大学入学共通テストの特徴とセンター試験との違いは?

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これまで行われてきたセンター試験と大学入学共通テストでは、やはり違いが多く見られます。

ここではその違いについて具体的に見ていきます。

記述式の問題を導入 

大学入学共通テストの最大の特徴でありセンター試験と大きな違いは、国語で記述式の問題が導入される点であると言えるでしょう。

そのため、国語の試験時間はセンター試験では80分でしたが、大学入学共通テストでは100分と20分延長されています。

記述式問題は古文と漢文を除いた「国語総合」から出題され、大問1題、小問3問となっています。

平均得点率にも違いが

これまで行われてきたセンター試験では、平均得点率を6割と想定し実施されてきました。

しかし大学入学共通テストに先がけて行われたプレテストでは、平均得点率を5割程度と想定して問題が作られています。

つまり平均得点率で見てみると、現段階では大学入学共通テストの方が難しいと言えます。

さらに出題される問題数や単語数も増え新たな出題内容などもあり、あらかじめ対策を講じる必要があると考えられます。

大学入学共通テストでは問題を解くテクニックではなく問題の本質を理解できているかどうかが問われるため、早めに勉強のスタートを切って準備を進めたほうがよいでしょう。

プレテストの見る出題傾向とは?

勉強

2017年度に行われたプレテストの問題を見てみると、国語の記述式問題は実際の社会生活に則った題材が多く用いられているという特徴があります。

特に、国語は独立した大問が1題出題されており、会話文や表、または図などから必要な情報を探して解答する形式となっています。

このような問題の場合、多くの情報整理してさまざまなものを読み取る読解力が必要となります。

また解答方法についても、字数や段落の数、また書き出し文字の指定など条件付きとなっていため、問題文をよく読み正しく指示に従うことが重要です。

ここでは、大学入学共通テストにおける現代文や古文、漢文勉強法について見てきたいと思います。

評論の勉強法とは?

現代文の中でも評論は、難解な文章が多いため苦手意識を持っている方も多いかと思います。

そこでここでは、3つのポイントに絞りその勉強法について見ていきたいと思います。

漢字は問題集を暗記する

漢字は暗記すればよいので、確実に点数を取るようにしましょう。

毎日コツコツ勉強して1冊の問題集を全部覚えることができれば、漢字についてはあまり心配する必要はありません。 

ディスコースマーカーにマーキングする

ディスコースマーカーとは「しかし」「また」など、文と文とのつながりを表す言葉のことを言います。

読解においてこれを意識することかなり重要です。

ですからそれらの言葉にマーキングしておき、文と文とのつながりが一目でわかるようにしておきましょう。

特に「逆接」の後の文章は非常に重要である場合が圧倒的に多いようですので、しっかりチェックしておきましょう。

問題文を要約してみよう

問題を一通り解いたに、問題文の要約をしてみるのがおすすめです。

評論の場合、問題文を部分的には理解できるが、全体の構成や流れをつかむのは苦手という方が実は多いようです。

そういう方は要約することで間違いなく実力が身につきますし、読解力だけではなく文章の記述する力も身につけることができます。

小説の勉強法とは?

小説の勉強をする際、長い文章を一通り読んではみたものの、どんな風に問題を解く糸口を見つけたらよいのかわからない、という方もいらっしゃるかもしれません。

そこでここでは、小説の勉強法について具体的に説明していきます。

語句問題は2問は回答する

小説の語句問題は漢字と違い、出題範囲がかなり広くなっています。

ですから語句に関しては、出題された問題の答えをそのたびに覚えていくのが一番確実な方法です。

問題を作った人の意図を読み取る

小説というと、作者の気持ちを考えて答えなければならないと思う方も多いかもしれません。

しかし実は重要なのは、問題を作った人の意図を読み取ることです。

小説の問題の答えは、必ず問題文の中にあります。ですから答えになりそう部分を見つけたら、どう読み取るのが一般的か、問題を作った人はどう読み取ってほしいと考えたのかを答えるの必要があります。

これにはある程度の慣れが必要で、とにかく多くの問題をこなしていくしかありません。

大切なのは、作者の気持ちではなく問題を作った人の気持ちを考えることであることを忘れないようにしましょう。

行間を読む

行間を読むとは、文には書かれていなくても、それまでの話の流れなどから登場人物の気持ちを想像するということです。

小説を行間の読み取るには、先程も述べた通り、問題を作った人の意図を読み取る必要があります。

小説も評論と同様、多くの問題をこなして慣れていくしかありません。

しかし、あくまでも一般常識的な読み取り方をしてもらいたいと思っていることを覚えておきましょう。

古文の勉強法とは?

勉強

古文は単語や言葉使いが特殊で独特のルールがあるため「読んでもなかなか内容を理解できない」という方も多いようです。

そこで以下では、古文勉強する際のポイントについて詳しく見ていきます。

最低限の古文単語は覚えよう

古文も最初に必要なのはやはり単語です。

単語帳を使って、最低限必須の古文単語は完璧に覚えてしまいましょう。

文法表を丸暗記する

文法に関しては、文法表を丸暗記してしまうことをおすすめします。

やはり単語帳を使ったり部屋の貼って毎日見るなりして、とにかく暗記してしまうのがよいでしょう。

逐語訳をマスターする

単語と文法を覚えたら、逐語訳ができるようにしましょう。

逐語訳とは、原文に忠実に翻訳することを言います。

まず最初は、単語と文法を正しく用いた口語訳から始めてみましょう

その後逐語訳に何度もチャレンジして、徐々に不自然な部分を修正していけば、だんだん自然な現代語訳もできるようになってきます。

漢文の勉強法とは?

漢文には古文と同様に返り点などの独自のルールがあり、最初は文章を読むことすら時間がかかり、苦手だという方も多いかと思います。

そこでここでは、漢文対策法について具体的に見ていきます。

まずは素読してみよう

素読というのは、文章を声に出して読むことです。

ひたすらくり返しよむことで漢文の独特な語調に慣れていくと、書き下し文の問題などは簡単に解ける場合もあります。

声に出して読んでみて違和感を覚える部分を探すということが、漢文の問題を解く上では大切です。

句形は音読しよう

句形は漢文における文法のようなものです。

字だけ見てもなかなか漢文の覚えられないで、これも音読してみることが重要です。

頭に叩き込むつもりで、何度も読んでリズムを身につけましょう。

分からない単語は推測しよう

漢文で覚えなければならない単語はあまり多くありません。

たまに問題わからない単語が出てくることもありますが、そのほとんどが推測することで問題を解くことが可能となっています。

大学入学共通テストの特徴とは?センター試験との違いは?まとめ

伸びをする

国語における大学入学共通テストとセンター試験の最大の違いは、記述式の問題導入が導入されることにあると言えるでしょう。

また平均得点率も違っているので、プレテストの出題傾向などを見て勉強する必要があります。

現代文や古文、漢文の勉強法のコツをつかんで、国語をマスターできるようにしっかり学習してくださいね。

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