どれだけ頑張って大学受験に臨んでも、もしかしたら不合格になってしまうこともあるかもしれません。
きっとかなり落ち込んでしまう人もいるかもしれませんが、ここで大切なのはこの後どうするかを確認することです。
大学受験に落ちたからと言ってそれだけで人生が決まってしまうわけではありません。
今回は万が一大学受験に落ちた時、浪人で大学受験に再チャレンジする方法を解説していきたいと思います。
大学受験が上手くいかなかった人もこれから大学受験を迎える人も知っておいた方が良い情報なので、ぜひ御覧ください。
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大学受験に落ちたら最初にすること
もし大学受験に落ちてしまったら、今まで経験したことが無いくらい気持ちが沈んでしまうかもしれません。
しかしいつまでも落ち込んでばかりはいられません。浪人するにしても他の道を選ぶにしても、これからどうするかを考えて行動に移すことが大切です。
まずは気持ちを切り替えましょう
いきなり気持ちを切り替えろと言われても、そう簡単にはいかないと思います。
しかし浪人で再チャレンジを成功させるためには、いち早く立ち直って次の入試に備えることも大切です。
まずは現実を受け入れた上で、一旦休んだり遊んだりするのも良いでしょう。
とにかく次のステップに進むためには現状を受け入れて気持ちを切り替えることが重要ですので、あまり落ち込みすぎないようにしましょう。
浪人するかどうかを決める
今回は「浪人して再チャレンジするための方法」を主にご紹介していきますが、大学受験に落ちた後の道はそれだけではありません。
例えば就職して働くという道に進む人もいますし、専門学校に進むという手もあります。
専門学校からは4年制大学に編入できる制度もあるため、この方法を使って2年次または3年次から大学に入るという方法もあります。
浪人するにしても宅浪をするのか、それとも予備校に通うのかなど様々な選択肢が残されています。
まずは自分にどのような選択肢が残っているのかを整理して、どうするのが自分に取って一番良いのかを良く考えるところから始めましょう。
浪人するかどうかを決めるポイントは?
単に大学に落ちたと言っても、人によって様々なパターンが考えられます。
例えば第一志望に落ちたけどどうしても第一志望の大学に行きたいから浪人したいという人もいれば、残念ながら全落ちしてしまったという人もいるでしょう。
もし第一志望だけ落ちたのであれば、本当に浪人して第一志望に行く必要があるかをもう一度考えた方が良いかもしれません。
やりたいと思っていたことが他の大学でもできるかもしれませんし、他の大学の良いところも見えてくるかもしれません。
また、そもそも第一志望のレベルと自分の今のレベルがかなり離れてしまっている、なんてことも考えられます。
次の1年で第一志望に合格できる実力をつけられるのか、そもそも本当に第一志望の大学じゃなければいけないのかなどのポイントに注意しながら浪人するかどうかを決めることをおすすめします。
宅浪と予備校のメリット・デメリットは?
浪人して大学受験に再チャレンジする選択をした場合、次に決めなければならないのは宅浪するか、それとも予備校に通うかです。
どちらもメリット・デメリットがありますので、違いをよく理解した上でどちらにするのかを決めるようにしましょう。
宅浪をするメリット
宅浪をするメリットとしては以下のようなものが考えられます。
メリット①お金がかからない
やはりこれが宅浪をする一番のメリットと言えるでしょう。予備校に通うと一年で100万円以上かかってしまうことも珍しくなく、大手予備校であればあるほど高額になってしまいます。
宅浪なら参考書があれば勉強できるため、お金はほとんどかかりません。
メリット②自由に勉強できる
ある程度自分に合った勉強の仕方がわかっている人なら、自分一人で計画を立てて勉強した方が効率よく勉強できるかもしれません。宅浪なら自分のペースに合わせて効率的に時間を使えることもメリットと言えるでしょう。
メリット③通学時間・交通費がかからない
近くに予備校がない場合には、電車やバスで長い時間をかけて通学しなければならないかもしれません。宅浪はその通学にかかる時間を自由に使えますし、交通費もかからないというメリットがあります。
宅浪をするデメリット
お金がほとんどかからない点は魅力的ですが、デメリットもしっかりと理解しておかなくてはなりません。
デメリット①モチベーションを維持するのが大変
宅浪をすると外に出る機会がかなり少なくなってしまうため必然的に刺激が少なくなってしまい、モチベーションの管理が難しくなります。
浪人生は勉強と同じくらいモチベーション管理が大切と言われることがよくありますが、モチベ管理が難しいという宅浪のデメリットはかなり致命的です。
デメリット②質問できる相手がいない
志望校のレベルが高くなればなるほど、自力で解けない問題も増えていくことでしょう。そうした問題にぶつかった時、宅浪ではすぐに質問できる相手が限られてしまいます。
単純に勉強の質問以外にも悩みを聞いてもらえる相手も少なくなってしまうというのも宅浪のデメリットです。
デメリット③生活習慣が乱れがちになる
決まった時間に通学する用事も無いため、生活リズムが乱れてしまう可能性があります。生活リズムが乱れるとモチベーションにも影響が出るため、生活習慣は宅浪するなら最も気をつけたいことの1つです。
予備校に通うメリット
予備校はお金はかかるものの、金額に見合ったメリットがたくさんあります。
メリット①他の生徒から刺激を受けながら勉強できる
予備校にはレベルの高い生徒もたくさん集まります。
同じ大学を目指す友達ができるかもしれませんし、大学受験に関する情報もたくさん手に入ります。
このように様々な刺激を受けることができるため、自然とモチベも上がります。
メリット②勉強に必要な環境が整っている
家で勉強しているとどうしても集中できないこともあるかもしれません。
しかし予備校なら質の良い授業に静かな自習室、いつでも質問できるチューターなど優れた学習環境が整っているというメリットがあります。
予備校に通うデメリット
デメリット①お金がかかる
予備校のデメリットはとにかくお金がかかことです。
宅浪のメリットでもお話しましたが、大手予備校になればなるほど料金は非常に高額になります。
デメリット②指導方法や先生が合わない可能性がある
予備校はそれぞれ独自の方法で指導していますが、その指導方法と自分の学習方法が合わない可能性もあります。
個別指導だと講師のレベルの差も大きいため、自分に合った先生に出会えるかどうかが重要だったりします。
このように自分と合わない予備校も存在するため、予備校を選ぶときは体験学習などを通じてよく調べて置くことが肝心です。
宅浪と予備校、どっちがおすすめ?
ご紹介したように宅浪と予備校はどちらもメリット・デメリットがありますが、やはりおすすめは予備校です。
理由は単純で予備校の方がモチベーションの管理がしやすいからです。モチベの管理ができなくて宅浪に失敗してしまったという人は少なくありません。
お金はかかってしまいますが、やはり何らかの形で塾や予備校に通うことをおすすめします。
;浪人を成功させるために気をつけること
大学に落ちてしまったこと自体は残念ですが、これまで1年間頑張ってきた経験や大学受験に関するノウハウがあるのは浪人生の強みになります。
前回の受験を振り返って次回に活かすことが、浪人を成功させるための秘訣です。
1年の計画を立ててスタートダッシュを切る
一度受験勉強をしていても、時間が経てばその知識はどんどん抜けていってしまいます。
春は基礎の確認から初めて、今までの知識が忘れないうちに身につけ直しましょう。
それができれば早めに苦手の確認や過去問に取り組めるようになるため、現役生を一歩引き離すことができるようになります。
特にあと1年あると思うと油断して勉強が疎かになってしまうこともあるので、浪人生の強みをしっかりと強みとして活かせるよう油断せず勉強に取り組みましょう。
併願校選びにも気をつける
前回の受験の結果を振り返って、併願校選びにも気をつけてみましょう。
特に近年では私立大学の難化により、余裕で合格できるはずだった併願校も全て落ちたということが相次いでいます。
もちろん狙うは第一志望ですが、落ちた場合のことも考えて、確実に合格できる併願校を選んでおくことも大切です。
また、併願校の対策も欠かさずにしっかりと行っておきましょう。
大学受験に落ちたらすることまとめ
大学受験に失敗してしまったことは残念ですが、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。
浪人を成功させるためには、いち早く立ち直って情報を集め、スタートダッシュを切ることが何よりも大切です。
今まで1年間頑張ってきた経験は決して無駄になりませんので、浪人生としての強みを活かせるよう、計画的に勉強していきましょう。
いかがでしたでしょうか。これから大学受験に励む方も万が一のことを考えて、浪人に関する知識を身に着けておくことが大切です。
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