夜型が治らない受験生必見!夜更かしの治し方を徹底解説します

夜型が治らない受験生必見!夜更かしの治し方を徹底解説します

「受験は朝型の方が有利って聞くけど、夜型は朝型に直した方が良いのかな?」

「夜型が治らないのでとても悩んでる…」

このように悩んでいる夜型の受験生は少なくないようです。

ということで今回は現役の早大生である筆者が、夜型の受験生は朝型に直すべきかどうかについてお話ししたいと思います。

結論はタイトルに書いてある通り、入試直前期に限って治すべきですが、その理由からご説明しますのでぜひご覧ください。

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朝方と夜型、受験においてはどちらが得か?

勉強する女性

受験に向いているのは間違いなく朝型です。

なぜなら、入試は朝から行われるからです。

例えば、、、

  • 「センター試験」→朝の9時30分から始まり、18時頃に終わる。
  • 「東京大学の2次試験」→9時30分開始
  • 「早稲田大学の一般入試」→10時開始
  • このように、大学入試は大抵の場合、朝に始まるため朝型の受験生の方が有利だと考えられます。

    その他にも朝に勉強する人には以下の4つのメリットがあります。

    頭がリフレッシュされた状態である

    脳は眠っている間に1日の記憶を整理しています。そのため、朝の時間帯は前日までの記憶がリフレッシュされた状態になっているのです。

    このまっさらな状態の脳で学習したことは、記憶に残りやすいと言われています。

    逆に夜は1日の間に様々な情報に触れたあとなので、夜間の学習は朝と比べて記憶に残りづらいです。

    空腹状態である

    朝は空腹感を感じることが多いと思います。実は空腹感を感じている状態は勉強する際には非常に良い効果があります。

    それは、「記憶力」や「集中力」を高めてくれるということです。

    空腹時には、胃の中でグレリンというホルモンが分泌されます。

    このホルモンは食欲を増進させたり、成長ホルモンの分泌を促したりと様々な働きをするのですが、その中に人の記憶力や集中力を上げる働きを含んでいるんですね。

    短い時間で集中する

    朝は誰しも忙しいものです。例えば、高校生であれば決まった時間に学校に行かなければなりませんし、サラリーマンあれば会社に行かなければなりません。

    だからこそ、朝にわざわざ時間をとってやる勉強には「価値」があります。

    忙しい朝の時間帯に勉強するには、早起きして時間を作らなければなりませんよね?

    人間は、損をするのを嫌う生き物です。

    早起きして作った時間には早起きをするという労力がかかっているため、損をしたくないという心理が働き、脳が勝手に短い時間の勉強から時間以上の利益を生み出そうとしてくれるのです。

    強制的に朝方になるためには、予備校に通うのも一つの手です。時間に縛りがあるため自然と生活習慣が安定してきます。
    浪人生にもおすすめの予備校ランキング!塾の選び方とメリット・デメリット

    夜型が治らない?朝型になるには?

    勉強中に寝る人

    ここまで、朝方のメリットを紹介してきました。

    では、現時点で夜型の受験生は朝方に変えたほうがいいのか?疑問が浮かびますよね。

    無理やり朝方に変える必要性はない

    朝方のほうが有利だからといって夜型の人が無理して朝に勉強する必要はないです。

    なぜなら、一番重要なことは「第一志望に合格すること」だからです。

    第一志望に合格できれば朝勉強しようが、夜勉強しようがいいのです。基本的には、夜型の人は無理やり朝早起きして眠い目を擦りながら勉強する必要はありません。

    自分に合った時間帯に勉強してかまいません。

    夜型で成績の良い受験生もいる

    学校や塾などでも朝型で規則正しい生活をしなさいと言われることが多いですよね?

    では高学歴の人間は全員朝型なのか?そんな訳はありません。

    夜型で賢い方もたくさんいますよね。

    夜型人間が朝型に変えるのは逆効果?

    そもそも人間には遺伝的な体質があるのです。

    夜型体質の人が無理に朝起きたところで、ぼーーっとしたまま時が過ぎていくだけの可能性もあります。

    もちろん朝型に越したことはないのですが、どうしても朝が合わないという方もいますので、朝型に固執する必要はありません。

    ただ、夜型なら夜型なりに規則正しい生活は忘れないでくださいね!

    遊んでいての夜更かしはやめましょう。

    入試は朝に行われる事実は変わらない

    無理して朝型に直す必要はありません。

    しかし、入試が朝から行われるのは変わらない事実です。

    そのため、いくら夜型といえども入試の時には朝しっかりと頭が働くようになっていなくてはなりませんよね?

    入試の前など受験シーズンには朝から頭が働くような規則正しい生活習慣を身につけておきましょう。次の章では夜型の人が朝にも頭が働くようになる方法をご紹介します。

    治らない夜型を朝型にする8つのテクニック

    起きる女性

    夜型の人は、入試の1ヶ月程度前の受験直前シーズンから朝一番でも頭が働くように調整しておきましょう。

    ここでは、夜型の受験生でも朝に頭が働くようになるテクニックをご紹介します!

    寝る前にスマートフォンやテレビを見ない

    質の良い睡眠を取るためには、寝る前にスマートフォンやテレビを見るのはやめましょう。

    夜型が治らない原因として、寝る前に見たスマートフォンから発せられるブルーライトが睡眠の質を著しく下げてしまっていることがあります。

    ブルーライトは睡眠時に分泌されるメラトニンの分泌を妨げてしまうため、寝る前にブルーライトを見ると眠りにつきづらくなってしまいます。

    対策

    どうしても寝る前にスマートフォンを見たい場合は、スマートフォンから出る光量を減らし、ブルーライトカットモードなどにしてから見るようにしましょう。

    寝るときにカーテンを開けておく

    日の光が入る部屋であれば、カーテンを開けたまま寝るのが良いでしょう。

    なぜなら、部屋に日の光が射すと同時に気持ちよく起きることができるからです。

    日の光を浴びる事によって、メラトニンの分泌がストップします。メラトニンの分泌がストップすると体は自動的に覚醒状態に入ることができます。

    「オススメ勉強法」

    また、先述の通り、スマートフォンのブルーライトを見ることによっても脳のメラトニンの分泌はストップされるので、
    「起きたらすぐにスマートフォンを起動させて英単語100個に目を通す!」
    という勉強方法もありかと思います。

    起きたら軽く運動する

    朝起きたら、ジョギングや筋トレ、ストレッチなどをしてみるのもいいでしょう。血行が良くなって目を覚ますことができます。

    また、血行が良くなることで、目がさめるだけでなく頭の回転が早くなるという効果も期待できます。

    おすすめの運動は「スクワット」

    下半身には体の筋肉の7割が集中しているといわれているので、下半身の筋肉の多くを使うスクワットが有効的です。

    下半身のストレッチでも体の血行を良くする効果があるか、試してみると良いでしょう。

    朝の雑用を夜にやっておく

    朝の雑用は夜に済ませておいてしまいましょう。

    • 学校に持っていく持ち物の確認
    • 着る服の洗濯
    • 朝ごはんの用意

    例えば上記のようなものなどです。

    朝は忙しいですが、その負担を事前に減らすことはできますよね?

    減らせる負担を徹底的に減らすことで、出来るだけ多くのエネルギーを自分のやりたいことに使えるようにしましょう。

    コップ1杯の水を飲む

    朝起きたらコップ1杯の水を飲むようにしましょう。

    なぜなら、水を飲むことは朝のイライラを防ぐ働きがあるからです。

    「自律神経の仕組み」

    自律神経には、交感神経副交感神経があります。

  • 交感神経→体を興奮モードにする働きがある。(朝方から強くなり始め、昼をピークに徐々に弱くなっていく)
  • 副交感神経→体をリラックスモードにする働きがある。(昼頃強くなり始め、夜中をピークに朝方にかけ弱くなっていく)
  • 朝は、交感神経が強くなる時間帯ですので、ここで副交感神経が弱くなり過ぎるとイライラしてしまうのです。

    しかし、副交感神経に管理されている臓器である胃を刺激することで、副交感神経が弱くなり過ぎるのを防ぐことができます。

    だから朝に水を飲むとイライラすることを防ぐことができるのです。

    夜は早く寝る

    当然のことながら、朝早くに起きるのであれば早く寝ないといけません。

    学習したことは寝ている間に脳に定着していきます。

    そのため夜更かしして睡眠時間を削ることは、頑張って勉強したものをわざわざ捨ててしまうようなもったいない行為です。

    次の日に寝るために徹夜をしてみる

    どうしても夜に早く寝ることができないという方は、1度徹夜してみるのをおすすめします。

    徹夜をする事であえて睡眠時間を減らし、次の日の夜の狙った時間に確実に寝ることができるようになると思います。

    注意点

    この方法を試す時の注意点は、徹夜をした日の日中に長時間昼寝をしないことです。

    多少の昼寝は、学校や塾の授業に集中するために必要かもしれませんが、1人の時に寝てしまうと何時間も寝てしまう可能性がありますので、注意しましょう。

    アロマを焚く

    リラックスしている時に働く副交感神経を優位にするために、アロマを焚くのも効果的でしょう。

    アロマの香りは嗅覚を介して脳の視床下部に働きかけます。

    視床下部は自律神経を司る脳の器官であるので、夜にアロマの良い香りを嗅ぐことが視床下部が自律神経の乱れを直す働きを促してくれるんですね。

    ラベンダーの香りのアロマは高いリラックス効果があるようです。

    夜型が治らない…夜型の治し方まとめ

    今回は、夜型の受験生の勉強についてご紹介しました。

    結論、夜型は朝型に治さなくても大丈夫です。

    しかし、入試は朝行われるものなので直前期は朝でも頭が働くように調整すべきということですね!

    残念ながら、社会は朝型人間のためにできているようです。

    甘んじて受け入れましょう。

    みなさんの受験が成功することを願っています!

    余談ですが、古代の人間がは日が出ている間に狩を行う昼行性の動物でした。

    それにも関わらず朝や昼よりも夜の方が頭が動くという夜型の人は、知性が高い傾向にあるといわれていますので、夜型の受験生のみなさんも気を落とさずに頑張ってくださいね!

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