大学の入学試験の問題は、非常に広い範囲から出題されます。
受験生は志望する大学に合格するためには、長い時間をかけて勉強に取り組まなければなりません。
今回は現役早大生である筆者が、大学受験に必要な勉強時間と、どの時期に何の勉強をすれば良いかという戦略をご紹介します。
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大学受験の勉強に必要な時間の目安:高校1年生
高校1年生は受験勉強に、平日だと1~2時間、休日は2~3時間ほど勉強すると良いです。
勉強する内容は、学校の授業の予復習がいいでしょう。この時点では、苦手な科目を作らないように意識しましょう。
また、英検やTEAPなどの4技能試験を受けておくと良いかもしれません。英検やTEAPで一定以上のスコアを持っていると、大学入試で優遇される場合があります。
例えば上智大学では、TEAPで一定以上のスコアを納めていると、英語の試験を受けずに他の科目だけで合否を判定されるという「TEAP利用入試」が採用されています。
上智大学の英語は非常に難しいので、英語嫌いの受験生にとってはTEAP利用入試はかなりおすすめです。
大学入試は、英語4技能試験を利用したもの以外にも様々なものがあります。AO入試や学校推薦、自己推薦などはその例です。
様々な試験を活用してチャンスを増やすという意味でも、しっかりと1年生の時から勉強をしているといいでしょう。
大学受験の勉強に必要な時間の目安:高校2年生
ここでは、高校2年生が大学受験勉強でするべきことをご紹介します。
2年生は部活や行事で忙しくなってきますので、受験勉強も頑張るとなるとなかなか大変な季節です。
しかし、2年生から受験勉強をしておくと、3年生になった時に大きなアドバンテージとなるので頑張りましょう。
ちなみに、筆者は2年生の4月に部活をやめ受験勉強を開始しました。
そのため、3年生になる時にはそれまで下位にあった模試の成績が上位に入るようになっていました。
授業がある期間の勉強時間
高校2年生は、平日は2時間ほど、休日には3〜4時間勉強できるといいでしょう。
勉強の内容は変わらず授業の予復習で構いませんが、テスト勉強をする際には自分で問題集を買って、入試レベルの問題を解いてみましょう。肌感として、自分の学力と志望校の差が分かってくると思います。
夏休みの取り組み方
高校2年生の夏休み非常に忙しいです。部活の練習が毎日あって、おまけに合宿まであるという方も多いと思います。
しかし、夏休みは時間がありますのであまった時間は是非勉強に使いましょう。
勉強の内容は、1学期までの復習です。
気は進まないかもしれませんが、1学期までの定期テストを引っ張り出してきてそれまでの自分の弱点を確認しましょう。
自分のできないところが分かってきたら、後は復習あるのみです。
テストで間違えた問題がまた出てきても、何も見ず解けるようになるまで復習しましょう。
これをするだけで他の受験生とかなり差をつけることができます。
春休みの取り組み方
この時期からは一気に受験シフトに切り替えて行きましょう。
春休みに入った時点で1月に行われる「大学入学共通テスト」(以下、共通テスト)までは1年を切っています。
部活生でも毎日3時間以上は勉強するのが好ましいです。
「何から手をつけて良いかわからない、、」という方は、まず自分の好きな科目、できる科目から手をつけるのが良いと思います。
好きな科目、できる科目が分からなければ、とりあえず英単語から勉強することをおすすめします。
英語はほとんどの大学で必要ですし、配点も高い場合が多く、また勉強するのにあまり負荷がかからないため、継続しやすいです。
ここまで、勉強する習慣のなかった受験生は、勉強の習慣を作るところから始めていきましょう。
ここまでコツコツ勉強してきた受験生は、この時期から模試の結果が上がりづらくなります。
なぜなら、今まで勉強してこなかった能力の高い受験生がこの時期から勉強を開始するからです。
怯まず勉強を続けていきましょう。
大学受験の勉強に必要な時間の目安:高校3年生
いよいよ高校最後の1年間が始まります。
受験生としては勝負の1年になります。
ここでどのように頑張るかによって、受験の結果は大きく変わってきます。
様々な学校行事や模試などがあり、忙しい1年になるかと思いますが、頑張っていきましょう。
授業期間のある期間の勉強時間
高校3年生になり、部活を引退したらすぐに受験勉強にエネルギーを回しましょう。
具体的には、高校3年生は平日4~5時間は最低でも受験勉強に使うようにしましょう。
休日には、10時間以上を目指して勉強に取り組みましょう。
この段階で、10時間程度勉強することに慣れていないと、7200時間以上ある夏休みを上手に使うことができません。
夏休みは、誰でも勉強します。そのため、ライバルに勝って志望校に合格するためには、時間の長さの観点から言えばここで差をつけるしかありません。
夏休みの取り組み方
高校3年生の夏休みは、これ以上できないというくらいまで自分を追い込みましょう。
具体的には、1日10時間以上勉強できると良いです。
高校3年生の夏休みは、みんな必死に勉強します。そのため、ここでくじけてしまうとライバルたちと一気に差が開いてしまいます。
夏休みの終盤には模試を受ける受験生が多いかと思います。
この模試で志望校の2ランク下のレベルの大学でA判定を取れると良い調子だと思います。
例えば、東大を目指す受験生であればGMARCHでA判定、早慶を目指す受験生であれば日東駒専でA判定といった具合です。
しかし、夏休みの勉強の成果が夏休みの間に出ることは珍しいので、ここで成績が悪くても、志望校は変わらず高く持ち続けましょう。
12月から共通テスト前まで
共通テスト前になるとすでに、常に勉強しているのが当たり前という状況になっています。
そのため、時間的には平日5~6時間、休日には10時間以上当然のように勉強していると思います。
勉強の内容は、12月までは、国立志望であれば二次試験の対策、私大志望であれば私大入試の対策をやっておきましょう。
共通テストが終わった後はすぐに私大入試のラッシュが始まります。国立志望の受験生も私大はいくつかは受けると思います。
そのため、しっかりと腰を据えて二次試験と私大対策に取り組めるのはこの時期がラストチャンスになります。
1月はもちろん共通テスト対策に集中しましょう。
また、この時期に注意して欲しいことがあります。それは、絶対に体調を崩さないことです。
この時期になると毎年インフルエンザが流行るので、共通テスト前でナーバスになっていても、しっかりと食事と睡眠は取るようにしましょう。
共通テストから私大・二次試験前
共通テストが終わるとすぐに私大の入試が始まります。早い大学だと1月の終盤に入試がある大学もあります。
勉強時間は、共通テスト前から時間を減らして8時間程度にすると良いと思います。
なぜなら、この時期には絶対に体調を崩してはいけないからです。ここで無理に勉強して体調を崩して試験を受けられないということになったら本末転倒です。
この時期には、勉強時間の確保よりも休養を優先しましょう。
また、ここで勉強する内容は、社会や生物など暗記系の科目がおすすめです。
暗記系の科目では、覚えていれば解ける問題が多いため、成果が見えやすいです。
受験生の勉強時間についてのまとめ
今回は、大学受験の勉強に必要な時間と戦略についてご紹介しました。
また、最後には効率的に勉強をする方法として塾に入ることをおすすめしました。こちらを利用するのも良いかもしれません。
最後に、上でご紹介したやり方が受験生の皆さんの力になれば幸いです。
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