【2024年版】県立千葉高等学校の偏差値は？高校の特徴・評判・難易度まとめ

県立千葉高等学校は千葉県千葉市に位置する県立高校です。

千葉高等学校は県内で最も偏差値の高い公立高校としても知られています。

千葉高校についてとにかく詳しく紹介することを目指したので、最後まで読んでいただければ幸いです！

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県立千葉高等学校の基本情報

引用：千葉県立千葉中学校・高等学校-Wikipediaより

県立千葉高校のアクセスマップ・校内設備

千葉高校はJR「本千葉駅」から徒歩約10分の好立地にあります。
また、京成千葉線「千葉中央駅」から徒歩約15分、千葉都市モノレール「県庁前駅」から徒歩9分と複数路線の利用が可能になっており、非常に通いやすい高校です。

校内には、体育館や図書館など通常の設備はもちろん、バイオトープ(動植物の生息空間)など一般の高校には無いような設備も整っています。

また、歴史の長い高校のため全体的に校舎が古く、「ボロさを感じてしまう」という派と「伝統を感じられて誇らしい」という派に口コミが分かれていました。
ただ講堂については伝統が良い方向に働いている、と軒並み評価が高かったです。

文化祭などの機会では、校内を見学することもできますので、ぜひご自身の目で確かめてみてください。

県立千葉高校の偏差値・倍率・難易度

県立千葉高校の偏差値・倍率(2023年度)は以下の通りです。

倍率出典：市進高校受験ナビ 偏差値出典：みんなの高校情報

県立千葉高校の難易度は？

この値は千葉県内の高校中TOPの偏差値となっていますので、千葉高校の難易度は非常に高いと言えるでしょう。

千葉高校の所属する第一学区は隣接する学区が多く、各学区のトップ層が受験しています。
そのため倍率自体は1.12倍と船橋高校や東葛城高校に比べると落ち着いているように見えますが、受験者の学力がかなり高いので入試対策は必須です。

また、千葉県の公立高校入試の制度は2021年度から大幅に変更されたため、今後の志願動向の予想が非常に難しいです。
受験の際は確実な学力を身に着けて挑むようにしましょう。

県立千葉高校の特徴・校風

ここでは千葉高校ならではといった特徴や、面白い取組をご紹介します。
その高校にしかない特徴を知ることは、受験勉強の大きなモチベーションになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

千葉高ノーベル賞で生徒の知的好奇心を後押し

千葉高校は総合学習の一環として”千葉高ノーベル賞”という取組を行っています。

千葉高校の総合の時間では、生徒一人ひとりが自分で研究テーマを見つけ、2年間をかけて調査・研究・発表を行うという大学顔負けの授業が実施されています。
生徒の研究発表の内、もっとも良かったものに送られる賞が”千葉高ノーベル賞”と呼ばれているそうです。

過去の受賞テーマから筆者の独断と偏見でいくつかご紹介すると

• 電子音楽におけるグルーヴの特性
• 日本人の耳～「君が代」とJPOPを通して～
• どら焼きに合う飲み物は何か
• 経済学で愛を解く
• 錯視から見た書の成立
• 両利きになろう

参照：｜千葉高校HP

授業時間を使って、自分の好きなことをとことん掘り下げられる経験を通して、偏差値とは一味違う知性を身に着けることができるでしょう。

真面目な人や個性的な人が多い

千葉県トップの偏差値を誇る千葉高校には、県内から高い学力をもった学生が集まってきます。

そのため卒業生の口コミをみると、真面目でイイ人が多い、努力家が多い、個性的な天才がいる、などなど…生徒の質の高さを評価する声が多かったです。

独自のカリキュラムも大切ですが、やはり高校選びで一番大切なのは「どんな人に囲まれて3年間を過ごせるか」ということだと思います。
レベルの高い友人に囲まれることで、普段の生活が充実することはもちろん、受験勉強の際にも自然と学習に打ち込むことができるでしょう。

また後述しますが、質の高い生徒が集まってくるからこそ、校則が非常に緩く自由な校風にもなっています。

県立千葉高校の進学実績は？東大や医学部にはいける？

高校3年間の生活はその後の将来に大きな影響を及ぼすものですよね。
ここでは千葉高校の卒業生がどのような進路をとるのか、高校が公表している進学実績をもとにご紹介していきます。

県立千葉高校の進学実績

高校のHPに掲載されていた令和4年度の合格実績より、現役合格者の多かった上位5位までの大学を国公立・私立別にまとめてみました。

引用：千葉高校HP 偏差値出典：パスナビ

【私立大学】

※赤文字の大学をクリックしていただくと、各大学を詳細に紹介した記事をご覧いただけます。

千葉高校の合格実績を見ると、
国公立大学では、東大や一橋、東工大を始めとした難関国公立大学
私立大学では、早慶上理などの難関私立大学を中心としており、華々しい実績を収めています。

さすがは千葉県ナンバー1の高校というだけのことはあります。

千葉高等学校の部活動は？

ここでは、千葉高等学校の部活動についてご紹介します。

県下トップの偏差値を持つ公立高校である千葉高等学校ですが、部活動も活発でメジャーなものからマイナーなものまで様々な部活があります。

部活動の数は文化部・運動部合わせて、なんと50近くもあるそうです。

【部活動一覧】

参照：千葉高等学校　部活動紹介

上記のように千葉高等学校には多彩な部活動があります。

特に文科系の部活の豊富さには目を見張るものがありますね。
例えば、グローバルサイエンス部やフォークソング部、地理部、弁論部は他の高校ではあまり見られない部活だといえるでしょう。

部活動の実績は？

部活動の種類が豊富な千葉高校ですが、数だけでなくその質も非常に高くなっています。

千葉高校の各部の主要な成績は以下の通りです。

陸上部

・平成29年全国大会出場
・平成28年日本ジュニアユース（U-20）出場

弓道部

・平成29年全国大会出場
・平成29年関東大会出場
・平成28年東日本大会準優勝

将棋部

・平成28年全国大会出場
・県大会女子団体準優勝・男子団体6位

グローバルサイエンス部

・平成29年全国大会出場

競技かるた愛好会

・平成28年県選抜選出1名

囲碁部

・平成29年県選抜選出1名

参照：千葉県立千葉高等学校　1校1キラ

上に示したように、千葉高等学校は学業だけでなく部活動もしっかり実績を残しており、進学校でありながら県を超えて全国レベルで活躍する部活動が多数あります。

千葉高等学校の評判は？

ここでは千葉高等学校の評判をご紹介します。

良い評判だけでなく悪い評判もご紹介していますので、ぜひご覧ください。

千葉高等学校の良い評判

千葉高等学校の良い評判には以下のようなものがあります。

千葉高等学校は千葉県内でトップの偏差値の公立高校というだけあって、授業のレベルが高いという評判が見られます。

また、校則が緩いという評判が見られますが筆者が調べてみただけでも
ピアス・アルバイト・染髪・メイクがすべて許可されているようです。

頭のいい学生が集まってくる高校だからこそ、かなり自由な校風となっており、のびのびと高校生活を送ることができます。

千葉高等学校の悪い評判

千葉高等学校の悪い評判には以下のようなものがあります。

授業のレベルが高い分、ペースも速いという評判が見られます。

また、制服が地味という評判が見られますが、制服については以下で詳細をご紹介します。

県立千葉高等学校の制服は？

3年間身を包む制服は、学校選びの重要な要素の1つです。
口コミ・評判では”地味”だという声も多かった千葉高校の制服ですが、具体的にはどのようになっているのでしょうか。

千葉高等学校の制服について以下の表にまとめましたのでぜひご覧ください。

ワンカラーで柄やラインは無く、形もシンプルなので、確かに人によっては少し地味に感じるかもしれません。

ただ3年という長い期間毎日着るものなので、癖のないデザインのほうが飽きることなく楽しめるという考え方もできるでしょう。

千葉高等学校のまとめ

ここまで千葉高等学校の基本情報、特徴、偏差値、部活動などについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

千葉高等学校は千葉県内の公立高校で最も偏差値の高い高校です。

また、東京大学をはじめとする国立の難関大学や早慶などの難関私大に非常に多くの合格者を出しています。

そのため、とにかくレベルの高い高校にいきたいという方や、大学受験で東大を狙っているという方には適した高校だと思われます。