自由ケ丘高等学校の偏差値は？高校の特徴・評判・難易度まとめ

自由ケ丘高等学校は、福岡県北九州市八幡西区に校舎を構える私立高校です。
旧九州共立大学八幡西高等学校と旧九州女子大学附属高等学校を統合し、2002年（平成14年）に開校しました。

高校における3年間の教育により生徒の夢と志を叶えることを目標とし、どのクラスからでも国公立大学合格を目指せるよう、個々の学力にあった効果的・効率的な指導を行っています。

この記事では、そんな自由ケ丘高等学校に興味をお持ちの方のために、自由ケ丘高等学校の偏差値や入試難易度をはじめ、高校・クラスの特徴や評判、卒業生の進路、部活動についてもご紹介します。

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自由ケ丘高等学校の基本情報

自由ケ丘高等学校の基本情報は以下の表の通りです。

出典：自由ケ丘高等学校、みんなの高校情報

自由ケ丘高等学校の偏差値・難易度

自由ケ丘高等学校には、特別進学コースに3クラス、アドバンスコースに1クラスの計4クラスが設置されています。
ここでは、自由ケ丘高等学校のクラス別偏差値や入試難易度をご紹介します。

偏差値

自由ケ丘高等学校の偏差値は、以下の表の通りです。

出典：みんなの高校情報

難易度

自由ケ丘高等学校の偏差値はクラスごとに異なり、45～68です。

最も高いスーパー特進クラスの偏差値68は福岡県内の私立高校244件のうち第7位、福岡県の全高校460件のうち第18位と上位に位置しており、県内でも難易度が高いクラスです。

続く特進Ⅰ類クラスの難易度も平均より高めですが、偏差値が平均的な特進Ⅱ類クラスと比較的易しめなアドバンスコースであれば、かなり合格が狙いやすくなります。

自由ケ丘高等学校の特徴

続いて、自由ケ丘高等学校の特徴をご紹介します。

自由ケ丘高等学校は、

• 頑張り次第でステップアップも可能
• 1年次からの充実した進路指導プログラム
• 施設や設備が広くてきれい

なお、自由ケ丘高等学校では例年オープンスクールが開催されています。
令和3年度の学校見学会は7月、8月、10月、11月の計4回開催予定です。
自由ケ丘高等学校をより詳しく知りたい方は、ぜひ参加を検討してみてください。

特徴1：頑張り次第でステップアップも可能

自由ケ丘高等学校では、入試後・入学後の頑張り次第で、合格した・入学したクラスよりも上位のクラスにステップアップすることができる制度を設けています。

入学前の3月下旬に実施される新入生実力テストの成績が良く、かつ本人が希望した場合、一般入試で合格したクラス（特進Ⅰ類～アドバンス）より上位のクラス（スーパー特進～特進Ⅱ類）に入学することが可能になるのです。

このステップアップのチャンスは進級時にも設けられているため、入学後の頑張りもしっかり評価してもらえます。
希望進路の変更や学力向上、心境の変化など、生徒個人の成長に柔軟に対応し、やる気と頑張りを評価してくれる学校です。

特徴2：1年次からの充実した進路指導プログラム

自由ケ丘高等学校には、1年次からリバティキャリアプランと呼ばれる進路指導プログラムが設けられています。
3年後の進学・就職はもちろん、その先をも見据えた生涯設計についての指導を行っているのです。

1年次で課題解決能力・コミュニケーション能力・情報活用能力の基礎を養い、2年次で社会とのかかわり方を学び、3年次には個々の希望進路に合った対策授業や個別指導を受けることができます。

このように、3年間かけて段階を踏んだ丁寧な指導を行うことで、生徒ひとりひとりが自らの自由意志（リバティ）で自らの生涯（キャリア）を設計（プラン）していくことを手厚くサポートしてくれるのです。

特徴3：施設や設備が広くてきれい

自由ケ丘高等学校は、その広大な敷地ときれいな校舎、充実した設備が在校生の間でも評判となっている高校です。

緑に囲まれた赤レンガ色の校舎は全4棟あり、うち3棟は7階建てと規模が大きいため、 音声ガイド付きのエレベーターが複数設置されています。
校舎のあまりの広大さに、入学当初は迷ってしまう生徒も少なくないようです。

ボリューム満点のメニューが魅力の食堂や品揃え豊富な売店は、生徒たちから大人気。
またスポーツ設備も充実しており、広い体育館に剣道場・柔道場、さらにはトレーニングルームまで完備されています。

広くきれいな施設で快適に学べる環境は、私立高校ならではの強みです。

自由ケ丘高等学校のコース・クラス情報

先にもご紹介した通り、自由ケ丘高等学校には特別進学コースとアドバンスコースの2つのコースがあり、うち特別進学コースは成績別に3つのクラスに分けられています。

ここでは、それぞれのクラスの特徴をご紹介します。

特別進学コース：スーパー特進クラス

スーパー特進クラスは、特別進学コースの中でも特に成績が優秀な生徒を集めたクラスです。

1学年60名の精鋭が、難関国公立大学や難関私立大学合格を目指して、日々勉強に励んでいます。
過去には京都大学や大阪大学、早稲田大学や慶應義塾大学などの難関校への合格者を輩出しており、週37単位の充実した授業内容で着実に学力を伸ばせるクラスです。

スーパー特進クラスの中でもさらに成績が優秀な生徒は特待生と呼ばれ、うち「学力SA・A特待生」は入学金や施設設備費、授業料相当額が全額給付、「学力B特待生」は半額給付される特待制度が設けられています。

特別進学コース：特進Ⅰ類・Ⅱ類クラス

特進Ⅰ類・Ⅱ類クラスは、スーパー特進クラスに次ぐ学力の生徒たちを、その成績により2分したクラスです。

スーパー特進クラスのカリキュラムと同内容のカリキュラムで学習を進め、国公立大学や難関私立大学合格を目指します。

在学中に優秀な成績を収めた生徒は上位のクラスへステップアップできる機会が設けられている一方、成績がふるわなくともステップダウンさせられることはなく、学習のモチベーションを損なわないためのサポート体制が整えられています。

アドバンスコース

アドバンスコースは、大学進学だけでなく、就職なども含めた幅広い進路目標に対応したクラスです。

生徒の多様な希望進路に対応できるよう柔軟にカリキュラムが組まれており、単位数も週32単位と他クラスより余裕があるため、効率的に学習を進めながら部活動の練習時間も確保することができます。

特進Ⅰ・Ⅱ類クラス同様、アドバンスクラスからも上位クラスへのステップアップが可能で、成績によってはスーパー特進クラスへのステップアップも夢ではありません。
在学中の頑張りや学力の向上を正しく評価してくれる制度が整っています。

自由ケ丘高等学校卒業生の主な進路

続いて、自由ケ丘高等学校を卒業した生徒の主な進路についてご紹介します。

自由ケ丘高等学校ではどのコース・クラスからでも国公立大学を目指せることをアピールしており、実際、毎年多数の国公立大学合格者を輩出しています。
以下に、2020年度（令和2年度）卒業生の大学等合格実績をまとめました。

出典：自由ケ丘高等学校　進路情報

もちろん、卒業生の中には就職を選ぶ人もいます。
2020年度（令和2年度）卒業生の主な就職先は下記のとおりです。

遠賀郡消防本部／㈱ニチイ学館／㈱エイジェック　北九州オフィス／㈱ケイデンシステム／㈱井筒屋／㈱九電工／川本建設工業㈱／日本磁力選鉱㈱／濱田重工㈱／日本郵便㈱　九州支社／自衛隊一般曹候補生／自衛隊航空学生／自衛隊自衛官候補生

自由ケ丘高等学校の部活動

最後に、自由ケ丘高等学校の部活動についてご紹介します。

自由ケ丘高等学校には全部で36の部活があり、日々活発に活動しています。
自由ケ丘高等学校で活動中の全部活は以下の表の通りです。

出典：自由ケ丘高等学校　学校生活

2019年度（令和元年度）の体育系部活動在籍人数は510名、文化系在籍人数は251名でした。
どの部活も優れた実績をおさめていますが、特に体育系には全国レベルの実力を持つ部活も多く、何度もインターハイ出場を果たしています。

2019年度（令和元年度）は、体育系・文化系あわせてのべ589名が県大会レベル以上の試合等に出場しました。
部活動での大会出場と国公立大学への合格の両立という、文武両道を実現している学校です。

自由が丘高等学校まとめ

以上、自由ケ丘高等学校の偏差値や難易度、学校の特徴や評判、進路や部活動についてご紹介しました。

自由ケ丘高等学校は……

• 偏差値は45～68。なかでもスーパー特進クラスは福岡県内の私立高校244件のうち第7位とハイレベル
• 成績ごとにクラス分けされ、成績優秀者は上位クラスへのステップアップも可能
• 国公立大学合格と部活動での大会出場実績を両立させる、真の文武両道を実現

このほかにも、この記事では紹介しきれなかった自由ケ丘高等学校の魅力や情報がたくさんあります。
受験を検討されている方やより詳しく知りたい方は、ぜひこの機会にオープンスクールへの参加なども検討してみてはいかがでしょうか。