宇部中央高等学校の偏差値は？特徴・評判・難易度まとめ

宇部中央高等学校は、山口県宇部市にある公立学校です。

多くの高校で採用されている学年制ではなく、単位制を採用している点が大きな特徴と言えます。

また、宇部中央高等学校の主な出身者として、小説家の古川薫さん、声優の谷山紀章さん、YOASOBIのメンバーで音楽プロデューサーのAyaseさんなど、各界に著名な人物がいます。

今回は、そんな宇部中央高等学校の特徴や偏差値、進路実績、学校生活などをご紹介します。

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宇部中央高等学校の基本情報

引用：宇部中央高等学校 公式HP

出典：宇部中央高等学校 HP

宇部中央高等学校の特徴

ここでは、宇部中央高等学校の特徴をご紹介します。
具体的には以下の点についてご紹介しますのでチェックしてみてください。

単位制なので進路希望や学力に応じて科目を選択できる

宇部中央高等学校は、単位制の普通科高校です。

多くの学校は「学年制」を導入していますが、学年制は、各学年で勉強する科目が決まっており、全員が決められた単位を修得して次の学年に進級し、卒業できるようになっています。
これに対して「単位制」では、学年にとらわれずに自分の進路や適性に合わせて科目を選択できる部分が多くなっています。

自分が学びたい分野や、将来に必要な分野を選択することで、違うクラスの人や先輩、後輩と一緒に授業を受けることができるのも、単位制高校の特徴と言えるでしょう。

3年間で必要な単位を修得すれば、卒業することができます。
宇部中央高等学校の卒業に必要な単位は77単位ですが、3年間で取得できなかった場合は、卒業できません。
4年生で未取得の単位を取得する必要があります。

カリキュラムの仕組みは、大学をイメージすると分かりやすいでしょう。

「普通教科」で豊富な科目を履修できる

宇部中央高等学校は普通科高校だからこそ、普通教科の学習に力を入れています。
「農業」「商業」「工業」「福祉」のような専門科目はありませんが、普通教科については豊富な選択科目の中から、生徒ひとりひとりの興味関心に沿って選ぶことができます。

例えば1年生では、必須履修科目の学習を中心として、基礎学力の向上を図ります。
全員が週3日の6時限授業と週2日の7時限授業を受講し、原則としてクラス単位を基本とした授業形態で授業を行っています。

2年生、3年生では、6時限までの授業は全員が受講しますが、希望すれば週2日7時限の授業を選択することが可能です。
これにより、進路希望に応じた学力をさらに向上させることができます。

宇部中央高等学校では、30単位または32単位の授業のうち、2年生では8単位または10単位分の科目、3年次では18単位または20単位分の科目を、自分の興味関心や希望の進路に応じて選択します。
これにより、自分の進路実現に向けて効率よく勉強することができます。

ただし、極端な科目の偏りがないように、一定の教科の枠組を設けています。
また、あらかじめ決められた科目の中から選択しなければならない場合や、科目の組合せによる選択の制限もあります。

2年生からは、科目によって授業を受けるメンバーが異なります。
一部他の学年の生徒と授業を受ける科目もあるため、授業を通して交流を深めることもでき、有意義な体験ができます。

さらに国語、数学、英語、理科、社会の5教科は、問題演習の時間もあるため、大学受験に対応できるようになっています。
また、教養系の科目も幅広く設置しています。

定時制の設置

宇部中央高等学校には全日制だけではなく、定時制も設置されています。
山口県内で最初の独立した定時制学校で、商業コースをはじめ、多岐に渡る進路の実現が可能です。

定時制課程の修業年限は4年ですが、山口県立山口松風館高等学校通信制課程との併修制度を活用して、3年で卒業する生徒もいます。
また多様な進路希望の実現のために、平成18年度から商業コースを開設しています。

卒業資格は、全日制課程と同じで「山口県立宇部中央高等学校普通科卒業」になります。

キャリアサポートも充実していて、インターンシップや職業人講話、各種講演会の実施、課外授業（個人指導）や各種検定、資格取得のサポートを行っています。

宇部中央高等学校の偏差値・難易度

偏差値はそこまで高くはありません。
しっかりと受験対策を行っていれば問題ないでしょう。

宇部中央高等学校の進路実績

宇部中央高等学校の進路実績は、令和3年度卒業生では、33％が4年制大学、14％が短期大学、46％が専門学校へ進学し、4％が就職、浪人等が4％となっています。

専門学校進学者のうち、53％が医療系の学校です。

令和4年度の3年生の進路希望は、4年制大学希望者が40％、短期大学希望者が10％、専門学校希望者が36％、就職希望者が12％、未定が2％となっています。

毎年進学希望者のうち半数以上が、推薦入試で合格しています。

出典：宇部中央高等学校 進路状況

宇部中央高等学校の学校生活

宇部中央高等学校の学生は、どんな環境で生活しているのでしょうか？
ここでは、宇部中央高等学校の学校生活、具体的には部活動、校則、制服についてご紹介します。

宇部中央高等学校の学校生活の部活動

宇部中央高等学校には、13つの運動部と7つの文化部、2つの同好会があります。

生徒の多くが部活動に所属し、毎日練習に打ち込んでいます。
数多くの部が県大会で入賞したり、中国大会・全国大会へ出場したり、活躍の場を広げています。

宇部中央高等学校の制服

宇部中央高等学校の制服はデザイナーがデザインしていることもあり、かわいいと評判です。

男女ともに紺色のブレザーとネクタイです。
中のセーターは、藍色かグレーかを選べます。

宇部中央高等学校の校風

宇部中央高等学校は、THE青春を送ることができると評判です。

特にイベントには力を入れており、明日葉祭（文化祭）やクラスマッチ、体育祭などたくさんのイベントがあり、どれも盛り上がります。

校則は少し厳しいかもしれませんが、高校生として最低限のことを守っていれば問題ない程度だと言えるでしょう。

髪を染めたり、ピアスを開けたりするのは禁止されています。
スカートの丈も、注意を受けることが多いようです。
月に1回服装、頭髪検査があるので、指導されないように注意しましょう。

宇部中央高等学校の偏差値や特徴｜まとめ

今回は、宇部中央高等学校について網羅的に様々な情報をまとめました。
以下にポイントをまとめておきます。

宇部中央高等学校は単位制高校で、自分の興味・関心や将来の希望進路に合わせて科目を選ぶことができるのが大きな特徴です。

また、普通教科の充実に力を入れており、基礎的な力も身につけることができます。

全日制だけではなく、定時制も設置されています。
学習状況や本人の努力次第では通常4年のところを3年で卒業することもできます。

高校生らしい青春を送ることができる校風で、イベントで盛り上がりたい人にはおすすめかもしれません。

気になる人は、ぜひHPを御覧ください。