「お医者さんになりたい!」という夢を抱きつつも、大学受験の最難関ともいわれる壁を乗り越えられなかった皆さんこんにちは。
このページをご覧になっているということは、もう一度医学部受験にチャレンジしようと思われているのでしょう。皆さんの志の高さは、尊敬の念に堪えません。
実際、医学部受験の合格率は約10%前後で、非常に狭き門となっています。医学部においては3浪、4浪しているという声も決して珍しくありません。
しかし、何浪したからと言って、いつか必ず合格するというものでもありません。
ここでは、文部科学省がまとめるデータを元に、医学部受験生の合格率を様々な角度から分析し考察していきます。
様々な分類、大学の合格率をまとめていますので、ぜひ第一志望の大学も探してみて下さいね。
そして、それらから読み取れる多浪しないためにできる合格方法をご紹介します。
目次
医学部専門予備校の武田塾医進館では88%の生徒が偏差値11以上アップ!

武田塾医進館では、「授業をしない」「一冊を完璧に」「自学自習の徹底管理」で志望校への合格の最短ルートを目指します。 最難関の医学部だろうが、東大だろうが、成績が一番上がる勉強法はただ一つ、自学自習でレベルに合った参考書を一冊ずつ完璧にしていくこと、これが最速の勉強法です。
医学部受験する浪人生の第一志望合格率の実態

それでは、まずここでは、医学部受験をした人たちの合格率を見ていきます。
一つ目に紹介するのは、平成28年から平成30年に医学部医学科を受験した現役生と浪人生の合格率です。
国公私立全て含まれた数字です。
【H28~H30の現役生VS浪人生の合格率比較】データ【文部科学省:医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る調査について】
緊急調査結果速報以下、全て同じ資料からデータ抽出しています。
ここから分かるのは、全ての年度で現役生の方が、浪人生の合格率を上回っています。
平成28年は1.5%差でしたが、平成30年では3.29%もの差がありました。
実は、この数字には落とし穴があり一概に現役生の方が合格率が高いとは言えないのですが、後で紹介します。
ここからは、平成30年の合格率をより詳細に分析してみましょう!
浪人する程合格率は下がる?!年齢別合格率
下のデータは、平成30年の医学部医学科を受験した現役生と浪人生に関する受験者数、合格者数、合格率です。
浪人生は一浪から三浪、そして4年以上浪人した人です。受験先は国公私立全て含めた大学です。
【H30の国公私立大学 現役生VS浪人生の合格率比較】見逃せないのは、浪人すればするほど合格率は下がっていっているという点です。
どうやら一浪と現役生では大差なく、平成30年に関しては一浪している人の方が僅かばかりですが合格率が高いので、1年目が勝負と言えるでしょう。
四浪以降の合格率は、5%を切っています。冷静にこの数字を受け止めておきましょう。
国公立医学部受験では浪人生の方が合格率が高い?!
次に紹介するデータは、平成30年の国公立大学の医学部医学科を受験した現役生と浪人生、浪人生は一浪から三浪、そして4年以上浪人した人の受験者数、合格者数、合格率です。
国公立大学は前期後期で1校ずつしか受験ができないので、実質この数値が第一志望の合格率と言えます。
【H30の国公立大学 現役生VS浪人生の合格率比較】何と国公立の医学部の合格率は全体通して24.18%もあるではないですか!
更に、一番高い合格率だったのは一浪した人たちで34.58%!二浪した人たちも現役生の合格率を超えています!
私立の医学部だととても費用がかかるので、どうしても国公立の医学部に行かないといけないと思う人達が多い事が伺えますね。
それでもやはり二浪目以降は年数を重ねる程合格率が下がっていく事は明確なようです。
私立医学部受験はそもそも合格率が低い?!
そして、今度は先ほどのデータの私立大学版です。
【H30の私立大学 現役生VS浪人生の合格率比較】先ほどの国公立大学の医学部受験にくらべるとかなり合格率は下がり、全ての年齢において10%を切っています。
しかし、注目したいのはそれぞれの受験人数と合格者人数の合計です。
国公立大学の医学部医学科の合格者数が5099人だった点に対して、私立大学では8310人と、約1.5倍です。
にもかかわらず、受験者数は国公私立で21084人、私立大学で104089人と約5倍にも上ります!
これは私立大学の合格率は下がるのは当たり前ですね。
理由としては、私立大学が併願して受ける事ができるためですが、特に医学部の受験者においては併願して受験する人は非常に多いと言われています。
更に、国公立と私立大学では、受験する際に必要な受験科目数も異なってくるため、必要科目数の多い国公立を諦めて私立大学に専念する人も多いです。
第一志望が私立大学の人は、後ほど各私立大学の医学部医学科の合格率を紹介しますのでご確認ください。
国公立と私立大学の受験科目数の違い
ここで、国公立と私立大学の受験に必要な科目の違いをご紹介します。
①センター試験:
国語・英語・数学Ⅱ・Ⅲ・地or公・化学or生or物(のうち2科目)※5教科7科目
②個別学力検査(2次試験)
《前期日程》
・学科試験:英・数・化学or生or物(のうち2科目)
・面接
※更に国語が必要な大学:東京大・京都大・名古屋大・山形大
《後期日程》
・小論文 or 総合問題
・面接
・学科試験を課す大学もあり
・学科試験:英・数・化学or生or物(のうち2科目)
・小論文と面接
※稀に理科1科目で可能な所や、小論文や面接が不要な大学もあります。
国公立大学を受験する場合には、まずはセンター試験のために5教科7科目は絶対に勉強しなければいけません。
一方、私立大学のほうでは、主には4科目、最も少ない場合は3科目でも受験できる学校もあるのです。
勿論、その場合はほぼ満点でないと合格できないと思います。
1つの手段としては受験科目を絞るということも合格方法として有効になるでしょう。
多浪しない合格方法

それでは、いよいよ多浪しないための合格方法について紹介します。
これまでのデータを見てくる中で、医学部受験者の合格率の傾向は分ってきましたでしょうか。
- 合格率の傾向まとめ
・浪人の年数が長いほど合格率は基本的には下がっていく
・同時に現役生と一浪目の人はほとんど合格率は変わらない=一浪の合格率は高い
・国公立大受験の人の合格率は全体的に高いが、それは受験のチャンスが前期後期で2回しかない割に受験科目が多いことから私立に比べて受験者数が減ることが要因として大きい。
合格方法①国公立?私立?受験科目を見直す!
医学部受験の合格方法その1は、まずは国公立を目指すか私立大学を目指すのか早急に決断しましょう。
国公立を第一志望として目指す人は、二次試験で国語があるかないか以外はほとんど入試科目の差異はありませんので、ある程度の基礎力ができてから各大学別の対策をすればいいでしょう。
一方、受験科目を絞れる私立大学を第一志望として選んだ人は科目は減りましたが、その分1点が合否を分けるので各科目で満点目指していきましょう!
そのため、自分が受験する可能性がある大学を早くから絞り込み、徹底的にそれぞれの大学の対策を取っていきましょう。
合格方法②第一志望の合格率の実態をチェック!
ここでは私立大学の医学部受験を検討している人への合格方法として、それぞれの大学の年齢別の合格率のデータをまとめました。
まずは、今の第一志望の大学の合格率をチェックしてみましょう。
先ほどは国公立VS私立といった大きな枠組みで合格率を見てきましたが、私立大学の合格率を1校1校見ていくと実は例外も多く現役生の合格率がいつも高いとは限らないのです。
これも学校の傾向として捉えていく必要があります。
例えば、現役生の合格率が一番低く、浪人生の合格率の方が高い大学は意外と多いです。
また4浪以降の人の合格率が極端に低い大学もあります。これは単に受けた人の問題なのかどうかはここでは分かりませんが、気になる大学の傾向は確認しておくといいでしょう。
この情報で第一志望が変わるかもしれませんよ。
合格方法③多浪するより勉強方法を変える!
最後に紹介する合格方法は「勉強方法を変える!」です。
耳が居たい人もいるかもしれませんが、長い年月、時間をかけても合格できない人が沢山いるということは「ただ勉強時間を増やしても合格できない」ということです。
つまり、一番の合格方法は「勉強時間を増やすよりも、効率的な勉強方法に変える」ことです!
データからも、年数を重ねる程合格率が下がっていく事は明確でしたね。
もし、落ちた理由が明確な人は、その問題点だけ改善すれば来年は合格できる・・かもしれませんね。
ただ、明確な不合格な理由が分からない、ただ「きっと、もう一年勉強したら第一志望に合格できるだろう」なんて気持ちで浪人しても結果は変わらないでしょう。
そんな人は勉強方法を変えるしかありません。
医学部受験浪人生の第一志望合格率の実態と多浪しない合格方法まとめ

いかがでしたでしょうか。
数値で見ると、一浪までは現役生と合格率が変わらない一方で、二年以上浪人生活を続けることは決して合格に繋がる訳ではないことが分かりました。
また、国公立の根強い人気に対して、私立大学は受験者数が多く合格率は低い物の、受験科目が減らせたり、大学に寄っての年齢別の合格率などからも少しでも可能性の高い大学を選択することもできるでしょう。
そして、最後に今年浪人すると決めた人は、一度自分の勉強方法が果たして効果的だったのか今一度検討してみることも必要でしょう。
コメントを書く