京都府立医科大学は京都府に位置する公立の医科単科大学です。
旧帝大の1つでもあります。
その医学部は全国から優秀な学生が集まる、評判の高い学部であり、多数の大学が立地する街にあるため、学生にとって暮らしやすいことなども人気の理由の1つでしょう。
京都府立医科大学、その医学部の実態はどのようなものなのでしょうか。
今回は、京都府立医科大学医学部の概要と京都府立医科大学に特徴的な2つの事項を取り上げて、その評判などを分析していきます。
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京都府立医科大学医学部はどんなところ?
2019京都立医科大学医学部の学費・授業料
近畿圏を中心として、西日本はその面積に対して医学部の密集度が高い地域であり、受験生にとって選択肢は豊富です。
一方でどの大学の倍率も非常に高い年が続いており、医学部受験者の多くは首都圏の優秀高校出身であるため、入試自体もハイレベルな戦いとなりがちです。
京都府立医科大学医学部の入試偏差値や国家試験の成績など、他の大学の医学部と共通する特徴や世間の評判も含めて、細かく分析してみましょう。
入試偏差値は高い!国家試験の結果は全医学部の中でも最低クラス
京都府立医科大学医学部の入試時点偏差値は、70.2と全医学部82校中12位となっています。
この偏差値は国公立医学部の中でもたかい偏差値だと言えます。
旧帝大としては低めの偏差値です。
地方の旧帝大よりも都市部にある公立大学の医学部の方が評判が高いこともあります。
一方、京都府立医科大学医学部の国家試験合格率を見ると、85%となっており、入試偏差値から考えるとかなり低めの成績となっています。
国家試験の成績は、次年度からの学生への「締め付け」の厳しさに関わってくることが多いため、前年度と比較してあまりに成績が悪い大学は、受験前に少し検討するのがベターでしょう。
7、8月にはほとんど全ての医学部で大学ごとの国家試験成績が発表されていると思いますから、受験を考えている大学については一通りチェックしておくと良いと思います。
京都府立医科大学の場合、元々、成績判定などが厳しい大学ですが、年度比で国家試験の成績が悪くなっているため、これからさらに進級などの判定が厳しくなるかもしれない、という声が在校生から挙がっているようです。
「学生の街」で充実した学生生活を
京都府立医科大学のある京都市内やその周辺の地域は、国立の京都大学以外にも多くの公立大学・私立大学が存在します。
そのため、地域全体が「学生の街」という雰囲気があります。
気候は多少厳しいですが、平地であるため移動もしやすく、生活しやすい場所だと言えます。
バスや地下鉄などで交通の便も良く、6年間の学生生活を送るには十分、利便性の高い街です。
地方の医学部は一般的に入りやすいものの、その後の学生生活の不便さや閉塞感で、入学時のモチベーションを保てなくなる学生が多くいます。
京都府立医科大学は医学部のひしめく関西圏でも評判の高い医学部で、受験のハードルは高いですが、学生生活の質、という面では、チャレンジする価値の高い大学でしょう。
京都府立医科大学・2つの特徴とは
医学部は総じてどの大学も似たり寄ったりなカリキュラムであり、研究室なども同じような顔ぶれになります。
それでも、大学ごとに個性的な特徴が生まれてきます。
京都府立医科大学医学部の2つの特徴について見ていきましょう。
特徴1:教養教育は三大学合同、専門教育は2年次からスタート
京都府立医科大学医学部の特徴の1つは、教養教育を3つの大学の共同で行っていることです。
京都府には医学部のない大学として京都府立大学と京都工芸繊維大学がありますが、京都府立医大の学生は、これらの2つの大学で開かれる教養講義を履修することが出来ます。
医科単科大学はどうしても教員の数が少なく、教養教育の密度は低くなってしまうのが常ですが、このような共同の教養講義の開講によって、医学部でも充実したリベラルアーツを学ぶことが出来るのは、とても良い環境だと思います。
また、医科単科大学ではなくて総合大学であっても、医学部はキャンパスが他学部とは隔離されていることが多く、コミュニティが閉鎖的になりがちです。
外部の人とのコミュニケーションの機会が多いことは、それだけ医師の人格形成には役立ちます。
医学部受験を考えている人は、このような側面からも大学の価値を考えてみると良いでしょう。
また、専門教育は2年次から始まり、3年次の途中まで続きます。
これは比較的ゆとりあるカリキュラム進行だと思われます。
ただし昨今の臨床実習の時間数増加に伴って、臨床実習の開始が前倒しになったりしているため、坐学の講義は以前よりも詰め込みになることが予想されます。
京都府立医大に進学を考えている人は、自分が入学する年度のカリキュラムを大学HPなどで確認しておくと良いでしょう。
在校生に知り合いがいるのであれば、最近の学校の雰囲気なども合わせて聞いてみると良いかもしれません。
特徴2:関連病院が多く、就職に有利
京都府立医科大学医学部のもう1つの特徴は、関連病院の多さです。
多くの医学部は付属病院の他に周辺地域の病院を関連施設として持っていますが、その中でも京都府立医科大学の関連病院は非常に多くなっています。
関連病院の多さは、就職のしやすさの指標でもありますが、一方で、ずっと大学に縛られるというデメリットもあります。
この辺りのメリット・デメリットは、個人のライフスタイルによるため、一概には言えませんが、
医学部の中にも学歴の差があり、それは多くの場合関連病院の数によるところが大きいということです。医学生といえども、9割の人は就職活動をしなければいけないため、大学のネームバリューは有る方が良いと言えます。
その点では、京都府立医科大学はメリットの大きい大学だと言えるでしょう。
京都府立医科大学医学部で充実した6年間を
京都府立医科大学医学部は、入試偏差値は上位クラスであり、立地的にも学校の風土的にも非常に評判の高い大学です。
国家試験の成績は振るわないものの、その関連病院の多さから就職先には困ることはありません。
公立大の医学部の中でもトップクラスの偏差値であるため、自分の学力に自信のある人はチャレンジしてみる価値のある大学だと思います。
「学生の街」で学生生活を思いっきり楽しみたい人や勉学に打ち込みたい人にとっては、素晴らしい環境でしょう。
充実した6年間を送ることができる大学だと思います。
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