杉野服飾大学の各学部の偏差値や難易度は？就職状況などもご紹介！

杉野服飾大学は1964年に東京都品川区に設置された私立大学で、服飾学部のみを設置する単科大学です。

ドレスメーカー学院や杉野服飾短期大学、杉野服飾大学院を運営している杉野学園が運営し、ファッションだけでなくファッションビジネス、映像やメディアを用いた表現など幅広く学ぶことができる大学です。

今回は杉野服飾大学の偏差値や服飾学部の特色、卒業生の進路、学費などについて幅広くご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

今回はそんな杉野服飾大学についてご紹介します。

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杉野服飾大学の基本情報

杉野服飾大学服飾学部の偏差値と特色

ここでは、杉野服飾大学の各学部の偏差値と特色をご紹介していきます。

以下の表は杉野服飾大学の偏差値と共通テストのボーダー得点率を示したものになります。

上に示したように杉野服飾大学の偏差値はBF（ボーダーフリー）となっています。ですので、標準的な大学と比べると難易度は低くなるでしょう。

次に特色についてですが、杉野服飾大学服飾学部は服飾学科と服飾表現学科の2学科で構成されていますので、以下では2学科について詳しくご紹介していきます。

服飾学科

服飾学科では、出願する際に「ファッションビジネス系」、「モードテクノロジー系」のどちらかの系統を選択します。この2つのどちらを選択するかによって、次にご紹介する「初年次教育課程」や「専門教育課程」でどういった内容の授業を取るのかが大まかに決まります。

入学後1年間は「初年次教育課程」というものが行われ、これを通して服飾におけるビジネスや造形技術について学び、2年次から行われる「専門教育課程」で履修するコースを選びます。

初年次教育課程では、ファッションビジネス系とモードテクノロジー系で共通の科目と各系統での必修科目を学びます。

具体的には、共通必修科目には服飾造形の基礎知識や技術を習得するための授業である「服飾造形基礎Ⅰ・Ⅱ」や衣服の素材や材料の用途、性質、構造、種類などについて学ぶ「衣服材料学」などがあります。

また、ファッションビジネス系の必修科目には企業の経営について学ぶ「経営学入門」、モードテクノロジー系の必修科目には色彩のサイトやメイド、色相をコントロールできるようになるための「色彩演習」があります。

専門教育課程では系統ごとにコースが分かれます。

ファッションビジネス系では「ファッションビジネス・マネジメントコース」と「ファッションビジネス・流通イノベーションコース」の2つ、モードテクノロジー系では「モードクリエーションコース」、「インダストリアルパターンコース」、「テキスタイルデザインコース」、「ファッションプロダクトデザインコース」の4つのコースの中から1つを選択してコースに沿った内容を学びます。

服飾学科の口コミ

服飾表現学科

服飾表現学科でも服飾学科同様に、1年次に「初年次教育課程」を経て服飾に関する基礎的な知識を蓄え、2年次以降の「専門教育課程」で学ぶ内容を決定します。また、服飾表現学科では企業での職場演習を体験し、表現の実践的な知識や技術を磨くことができます。

初年次教育課程では、服飾造形の基礎的な部分から体系的に学ぶことを通して、デザインや写真などの表現手段についての知識を得ます。

服飾表現学科の必修科目には写真を撮り、その写真を加工し、表現することを通して自分の意見を伝える能力や撮影する場所を選ぶ能力、撮影すること、撮影されることを学ぶ「写真表現」やスタッフとして行動したり、舞台装置を作ったり、モデルのパフォーマンスを演出したり、自身がモデルになったりすることで作品を生かす表現を身につける「身体表現Ⅰ〜基本の動き〜」などがあります。

2年の後期からは各専攻分野に分かれてそれまでより専門的に学びます。

専攻分野は映画や舞台で使用される独創的な衣装を製作する能力を身につける「衣装表現」、雑誌の紙面やテレビでアーティストやモデル、タレントの個性や魅力を引き出すスタイリングの能力を身につける「スタイリング」、イベント会場やショップでの演出を手掛けるビジュアルマーチャンダイザーを目指す「VMD（ビジュアルマーチャンダイジング）」、イベントやショーの企画立案や運営、製作など観客を魅了する仕掛けを作る能力を身につける「ショープロデュース」、様々なメディアで高いレベルの映像表現を行う能力を身につける「映像・メディア表現」の5つがあります。

服装表現学科の口コミ

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杉野服飾大学の卒業生の進路

ここでは、杉野服飾大学の卒業生の進路についてご紹介します。

表を見ると分かる通り、杉野服飾大学の2021年度の卒業生は皆さん卒業後に就職という選択をしています。

2020年度卒業生については就職率は91.2%という値になっており、ファッション業界に就職した学生はその内81%となっています。

卒業生の中にはデザイナーやパタンナー、衣装、縫製など服作りに直接携わる職業から総合職、営業、販売、ブライダルなど様々な職業に就いている方がいます。

また、2021年度の卒業生の中にはいませんでしたが、別の年の卒業生の中には大学院への進学や留学という道を選ぶ方もいたようです。具体的には、杉野服飾大学の大学院や文化ファッション大学大学院、浙江理工大学などに進学した方もいたようです。

杉野服飾大学の学費

以下は杉野服飾大学の検定料と入学金、授業料を掲載した表になります。

また、上にご紹介した以外にも実験自習費や維持費、同窓会積立金、自治会費などで年額7万円程がかかります。

服飾系の大学ですので、授業で使う洋裁道具などを購入する費用なども含まれているので、一般的な大学と比べると値段は高いという印象があります。

杉野服飾大学の入試形式

杉野服飾大学では、大きく分けて以下の2種類の入試を実施しています。

ここでは、2種類の入試の中でも入学者の多くが利用する入試制度についてご紹介します。

杉野服飾大学はファッションの大学ですので、ファッション画を用いた入試もありますが、基本的には国語や英語など高校で習う教科を利用した入試がほとんどになっています。

ですので、高校の服飾科に通っていたという方やファッション画に自身があるという方以外はテストで点を取ることに力を入れた方が入試の選択肢も多く、無難なのではないかと思います。

杉野服飾大学についてのまとめ

今回は杉野服飾大学についての情報をまとめてご紹介しました。
おさらいすると、以下のようになります。

いかがだったでしょうか？

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