八戸工業大学の各学部の偏差値や難易度は？就職状況などもご紹介！

八戸工業大学は1956年に開校した青森県八戸市にある私立の工業大学です。

学部は工学部・感性デザイン学部の2学部があり、工学部には機械工学科・電気電子工学科・システム情報工学科・生命環境科学科・土木建築工学科、感性デザイン学部には創生デザイン学科が所属しています。

この記事では八戸工業大学の偏差値・難易度・特徴・就職状況などについて解説していきます。

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八戸工業大学の基本情報

引用：八戸工業大学公式HP

※入学金+授業料+施設設備費+実験実習費+委託会費の合計金額

出典：パスナビ

公式HP：八戸工業大学

八戸工業大学の特徴

引用：八戸工業大学公式HP

八戸工業大学の最大の特徴は「学科横断プログラム」です。

これは自分が所属している学科の勉強だけではなく他の学科の内容も取り入れたプログラムで、広い視野で工学分野を知ることができるものです。

ここでは3種類あるプログラムをそれぞれご紹介していきます。

ロボット工学プログラム

ロボット工学プログラムは機械工学科・電気電子工学科・システム情報工学科の学生が受講できるプログラムです。

最近進んでいる自動化に伴いますますロボットの活躍が求められる世の中に対して、よりロボットの知識が深い技術者を育成することが目的となっています。

ハード面であるセンサーなどから人工知能・通信技術といったソフト面まで学習することができる画期的なプログラムです。

海洋学プログラム

海洋工学プログラムは生命環境科学科・土木建築工学科の学生が受講できるプログラムです。

海洋学を学ぶことができる学校は少ない一方資源を得る技術が重要視されているため、それらに精通した技術者を育成することが目的となっています。

生命環境科学科の学生は海の生態系について、そして土木建築工学科の学生は海上での掘削技術などを学ぶことができます。

原子力工学プログラム

原子力工学プログラムは工学部の全ての学生が受講できるプログラムです。

青森県には原子力に関係する施設が複数あるため、東日本大震災を経て若い技術者が原子力について知っておくことが必要だとされています。

このプログラムでは原子力エネルギーの基礎から放射線の利用・燃料の効率的な使い方や危険性について学ぶことができます。

八戸工業大学の偏差値・難易度

ここでは八戸工業大学の偏差値や難易度について解説していきます。

共通テスト得点率についても触れているのでぜひ参考にしてください。

八戸工業大学の偏差値

まず初めに八戸工業大学の偏差値について見ていきましょう。

以下では学部ごとの偏差値・共通テスト得点率をそれぞれまとめています。

工学部

八戸工業大学の工学部には機械工学科・電気電子工学科・システム情報工学科・生命環境科学科・土木建築工学科の5学科が所属しています。

各学科の偏差値・共通テスト得点率は以下の通りです。

感性デザイン学部

八戸工業大学の感性デザイン学部は創生デザイン学科1学科のみが所属しており、その中にビジュアルデザインコース・リビンクデザインコース・地域づくりコースの3コースが設置されています。

偏差値・共通テスト得点率は以下のようになっています。

八戸工業大学の難易度

八戸工業大学の偏差値は最も高い学科で35となっており、比較的合格しやすい難易度と言えます！

ほとんどの学科の偏差値がBF(ボーダーフリー)となっているため、高校の授業についていくことができていれば合格の可能性はかなり大きいと考えられます。

また共通テスト得点率も全学科40%と比較的低い数字となっています。

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八戸工業大学の就職状況

八戸工業大学は毎年非常に高い就職率を誇っています。

以下の表は2020度卒業生の就職内定率をまとめたものです。

上記の通り就職率は最も低い電気電子工学科でも95.7%、さらに大学全体の就職率は98.8%と非常に高い水準を保っています。

また都道府県別就職状況で10%を越えているのが東京都・青森県・東京以外の関東圏となっており地元よりも関東圏へ就職している学生が多いことが分かります。

さらに各学部の就職状況を業種別に見ていくと次のように建設業への就職が多くなっていることが分かります。

また上記以外に公務員を希望する学生も少なくはないため、近年では公務員対策講座を設けるなど学生の希望に沿うようにカリキュラムが組まれています。

八戸工業大学の学校生活

引用：八戸工業大学公式HP

最後に八戸工業大学の学校生活についてご紹介します。

サークルや校風などがご自身に合うかどうか、参考にしてみて下さい。

八戸工業大学のサークル・部活動

まず初めに八戸工業大学のサークル・部活動についてまとめました。

以下は八戸工業大学のサークル・部活動一覧です。

上記に示した活動以外にも20以上の愛好会や研究会が設置されており、八戸工業大学では部活動やサークルが非常に活発に活動している印象を受けます！

工学系に興味がある方にぴったりの部活やサークルがある上、一般的な運動系の部活動なども揃っているため大学入学を機に新しい何かを始めるのもいいかもしれません。

口コミから分かる八戸工業大学の学校生活

八戸工業大学の学校生活に関する口コミをまとめると以下のような結果になりました。

1つ目に関しては、授業の種類やレベルが非常に高く学べることが多いという意見が見られました。

難しい授業もあるようですが、教授に質問すれば説明の時間を取ってくれるようで学生も安心して学習を進めることができます。

2つ目のアクセスに関しては、最寄りの駅からバスを利用しても大学まで30分以上かかるというのが不評の要因と考えられます。

自分の車を持っていない学生にとっては非常に不便な上、バスを利用しなければならないとなると通学時間が長くなってしまいます。

しかし下宿やアパートが近くにあるため、下宿生はあまり不便を感じていないようです。

八戸工業大学｜まとめ

今回は八戸工業大学の特徴・偏差値・難易度・就職状況・学校生活についてまとめました。

特徴として挙げられたのは「学科横断プログラム」で、学科の垣根を越えて技術者を育てることを目的としていました。

難易度は最高偏差値で35となっているため、比較的合格しやすい難易度だと考えられます。

就職に関しては大学全体の就職率が98.8%と非常に高く、就職先は建設業が最も多くなっていました

さらに都道府県別では東京都への就職が最も多く、東京都以外の関東圏も多くなっているため地元志向の学生より都会へ出ていく学生が多いことが分かります。

そして学校生活を見ていくとサークルや部活動が非常に多く、一般的なものから工学系なものまで様々な団体が揃っています。

学生の授業に対する評価も高いため、学校で勉強・サークル・部活動に重点を置きたい方にはぴったりの環境が整っています。