帯広畜産大学で入りやすい穴場学部はどこ？偏差値や倍率を徹底調査！

帯広畜産大学は、1941年に北海道帯広市に設立された国立大学で、国立では唯一の畜産系単科として有名です。

北海道、そして日本有数の食糧生産基地である北海道十勝地方に拠点を構える帯広畜産大学からは、獣医や畜産を専門とする職業人が数々輩出されています。

そこでこの記事では、帯広畜産大学への入学を検討している方向けに、入りやすい穴場学部・学科について紹介します。

また、各学部の偏差値のほか、共通テスト得点率、倍率、入試内容についても詳しくまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

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帯広畜産大学の基本情報と特徴

引用：帯広畜産大学公式HPより

帯広畜産大学は、北海道帯広市に拠点を構える国立大学です。

日本全国の国立大学の中で唯一の農学系単科大学であり、将来農畜産分野で活躍を目指す学生が勉学に励んでいます。

学部は畜産学部の1学部のみとなっており、共同獣医学課程及び畜産科学課程の2課程が設置されています。

学生数は、学部・大学院合わせて1,335人となっており、男女の割合は男子学生が532人、女子学生が803人、女子学生の割合が多い状況となっています。また、留学生は男女合わせて63人です。

農畜産業が盛んな北海道の地で学べる帯広畜産大学には、日本全国や海外から多くの学生が学びにきています。

帯広畜産大学は、サークル活動も充実しています。体育系サークルには、野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールのほか、アイスホッケー部やカーリング部、スキー部など北国特有のものなど、計21のサークルがあります。

文化系サークルには、ダンスサークルやアカペラサークルのほか、畑作サークル、畜大チーズ部、畜大にわとり研究会など、畜産大学特有のものなど、計18のサークルが活動をしています。

勉強だけでなく、サークルに所属をすることで、より充実した大学生活を送ることができるでしょう。

帯広畜産大学のオープンキャンパスは、毎年7月頃に開催されます。大学施設を体験できる機会が設けられており、動物診療施設の見学ツアーや、馬とのふれあい体験、ミルク搾り、食品加工の現場見学など、とても有意義な内容になっています。

また、Webオープンキャンパスも実施しています。高校生向けの説明会や、共同獣医学課程説明会、ミニ講義などがWeb上の特設ページにて公開されます。遠方に住んでいてオープンキャンパスに足を運ぶことができない人にとって助かる取り組みではないでしょうか。

畜産分野は専門的な学問になるため、オープンキャンパスや説明会の内容が充実しているのは嬉しいポイントです。

そして帯広畜産大学では、所定の単位を修得することにより取得できる資格も充実しています。

高校の理科及び農業の教員免許状や学芸員のほか、畜産科学課程の畜産生産科学ユニットの所定の単位を修得すれば、家畜人工授精師、牛削蹄師、食品衛生管理者及び食品衛生監視委員任用資格を取得できます。

帯広畜産大学の特徴

帯広畜産大学では、農畜産科学、獣医学、そしてそれらを支えるさまざまな関連学術領域に関する幅広い視野と専門性を身につけるための教育を実施しています。

共同獣医学課程では、6年間にわたり獣医学に関する分野の教育を行い、臨床獣医学分野及び公衆衛生学分野に貢献できる獣医師を育成します。

畜産科学課程では、「農場から食卓まで」をスローガンに、食品衛生も含めた農畜産の広い分野で活躍する専門職業人の育成を目指しています。

大学構内には、充実した施設も完備しています。

高品質なパン製造のための化学的な検証を行う「とかち夢パン工房（製パン実験施設）」や、バレイショ等の農産物加工に対応した「ポテト工房」、食品衛生管理の国際水準（HACCP）準拠の食肉加工と乳製品加工の実習ができる「食品加工実習施設」などの施設があり、実践力と応用力を養成に最適な環境が整っています。

また、帯広畜産大学では、将来国際社会での活躍も目指せるよう語学教育にも力を入れており、日本、そして世界で活躍できる農畜産分野のプロフェッショナルを目指すことができます。

充実した施設や設備、そして畜産業が根付いている帯広の土地など、環境に恵まれた帯広畜産大学では、将来の畜産業を支える人材を目指すことができるでしょう。

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【学部・学科別】帯広畜産大学の偏差値・得点率・倍率

ここでは、2022年度の小樽商科大学の一般選抜前期入試における、各学部の偏差値、入試倍率、共通テスト得点率についてご紹介します。

自分の希望する学科の状況について確認をしてみてください。

畜産学部

参照：パスナビ、代々木ゼミナール

【文系・理系別】帯広畜産大学で入りやすい学部

ここでは、前述の偏差値、入試倍率、共通テスト得点率をもとに、帯広畜産大学で比較的入りやすい穴場学科についてご紹介します。

帯広畜産大学には、畜産学部の1学部が存在し、共同獣医学課程と畜産科学課程の2課程が設置されています。

パスナビによる偏差値で分析をすると、共同獣医学課程では60.0、畜産科学課程では45.0となっており、畜産科学課程の方が比較的入りやすいということがわかります。

次に、代々木ゼミナールが発表している2022年度の実質倍率で分析をします。共同獣医学課程（偏差値60.0）では実質倍率4.7倍、畜産科学課程（偏差値45.0）では実質倍率1.6倍となっており、畜産科学課程の方が低いということが見て取れます。

以上まとめると、偏差値及び倍率の両方より畜産学部畜産科学課程が比較的入りやすいということがわかります。

しかし、偏差値が50.0を超えてはいないものの倍率は1.6倍と1倍を上回っています。しっかりと対策をしなければ合格が難しいということが予想されますので、気をつけるようにしましょう。

【2023年度】帯広畜産大学の入試情報

最後に、帯広畜産大学の最新2023年度版の入試情報を紹介します。

畜産学部

前期日程

※理科は、基礎科目の選択不可
※選択→地歴・公民から1科目
※総合問題は数I・II・A（全範囲）・B（数列・ベクトル）、物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、コミュ英I・II・IIIの5科目を出題し、英語は必答、英語以外4科目から2科目を選択して合計3科目を解答

後期日程

※個別…小論文は、課程ごとの出題。共同獣医学課程の資料は英語で提示される場合がある

帯広畜産大学の穴場学部｜まとめ

帯広畜産大学で入りやすい学科について、倍率、偏差値、共通テスト得点率などのデータをもとに解説しました。

帯広畜産大学の特徴は以下のとおりです。

• 国立大学で唯一の農学系単科大学
• 1学部2課程で構成されており、獣医や畜産に関する分野を学ぶことができる
• 偏差値、倍率より、畜産学部畜産科学課程が狙い目

入りやすい狙い目の学科をご紹介しましたが、決して何も準備なしで合格できるわけではありません。

普段の学校の授業に真面目に取り組み、必要に応じて参考書や塾などを活用して入学を目指してください。