鹿屋体育大学で入りやすい穴場学部はどこ？偏差値や倍率を徹底調査！

鹿屋体育大学は、鹿児島県鹿屋市に本部を置く国立の体育大学です。日本で唯一の国立体育大学で、広いキャンパスには国内最高水準の設備が整い、スポーツや武道などを学び、能力を高めていきたい人には理想的な環境といえるでしょう。

鹿屋体育大学への入学を目指す受験生に向けて、入りやすい穴場学部・学科を紹介します。

各学部の偏差値だけでなく、入試内容や共通テストの得点率、倍率なども詳しく紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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鹿屋体育大学の基本情報と特徴

出典：https://www.nifs-k.ac.jp/

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鹿屋体育大学は、名前の通り、体育・スポーツの教育を行っている大学で、設置されている学部は体育学部1つです。国内唯一の国立体育大学として、充実した設備を備え、体育学やスポーツ学を学びたい人にとっては最高の環境が整っています。

令和４年現在の学生数は772人で、教員数は68名が在籍しています。学生約11人に対して教員1人の割合となっており、1人1人の学生に対して指導の目が行き届きやすい体制といえるでしょう。

鹿屋体育大学の特徴

鹿屋体育大学では、スポーツや武道、身体運動の理論と実践を通じて、豊かな教養と専門能力を身に着け、学術・文化の発展と国民の体力・健康増進に貢献し、明るく活力に満ちた社会の形成に寄与できるリーダーの養成を教育理念に掲げており、そのため、教育や研究など4つの目標を大学の基本目標に定めています。

鹿屋体育大学は、1981年（昭和56年）に体育分野の指導者養成や武道の振興、海洋スポーツ研究などを目的として設置された大学です。1984年から学生受け入れをスタートさせており、1988年には大学院も設置されました。令和4年に創立から39年を迎える、比較的新しい大学で、日本で唯一の国立体育大学として特色ある教育を実施しています。

国公立大学でも、スポーツ学を学べる大学は鹿屋体育大学以外にも存在しているものの、そのほとんどは教育学部やスポーツ健康科学部などに置かれている学科の1つで、体育学部だけを設置して専門的な教育を行っているのは鹿屋体育大学のみです。そのため、本格的にスポーツや武道などを学びたい人にとっては、魅力的な進学先の1つといえるでしょう。

鹿屋体育大学の体育学部には、スポーツについて学べるスポーツ総合課程と柔道・剣道・弓道・相撲・なぎなたなど、日本の伝統的な武道を学ぶ武道課程の2種類があります。また、鹿屋体育大学では、国内外の体育・スポーツ情報のネットワーク構築を目指しており、社会人の再教育や海外からの留学生受け入れに力を入れているのも特徴の1つです。

鹿屋体育大学の大きな魅力といえるのが、学内の充実した設備です。陸上競技場や部活ごとの専用グラウンド、野球場やサッカー場、ラグビー場などの各種競技場、バスケットボール、テニス、バドミントンなどのコートが2面確保できる主体育室、体操練習室、ダンス練習室、トレーニング室のほか、水泳競技に加え水中での運動力学や運動生理学に関する研究も行える屋内実験プール、ビーチバレー場、ゴルフ場、2階建ての武道場と、国内最高峰といえる豊富な設備がそろっています。さらに、大学ではスポーツに関する論文や資料も豊富に保有。鹿屋体育大学には、あらゆるスポーツにとっての最高の環境が整っているといえるでしょう。

さらに、大学には22の体育系部活・サークルが活動していて、競技会などでも優秀な成績をおさめており、授業以外でもスポーツを通じて充実した学生生活が送れるはずです。

鹿屋体育大学の卒業生は、バスケットボールの伊藤将伸選手やサッカーの岡田翔平選手、ロンドンオリンピックで競泳の代表をつとめた高桑健選手、自転車競技の角令央奈選手など、そうそうたる顔ぶれとなっており、各方面で活躍する一流の選手を多数輩出しているのがわかります。

【学部・学科別】鹿屋体育大学の偏差値・得点率・倍率

本章からは実際に鹿屋体育大学で入りやすい学部を探っていきます。

まずは2022年度の一般選抜における、各学部の偏差値や入試倍率、共通テスト得点率などをご覧ください。

以下の表は、パスナビ、河合塾、代々木ゼミナールを参考に作成しています。

出典：https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0940/difficulty
https://www.yozemi.ac.jp/nyushi/kokkouritu/kokkouritsu/kokkouritsu/1348915_3539.html

鹿屋体育大学で入りやすい学部

本章では偏差値や共通テスト得点率、倍率をもとに宮崎大学で入りやすい穴場学部を紹介します。

なお、鹿屋体育大学には体育学部1つしか設置されていないため、今回は体育学部のなかで入りやすいと思われる学科についてみていきましょう。

鹿屋体育大学で入りやすい体育系の学部

鹿屋体育大学に設けられている学部は体育大学のみで、そのなかには、スポーツ総合課程と武道課程の2種類の学科があります。体育学部の偏差値は48.0～54.0です。

次に、代々木ゼミナールが発表している2022年度の実質倍率を確認すると、以下のようになっています。

また、パスナビによると、共通テストの得点率は次の通りです。

これらのデータから総合的に判断すると、鹿屋体育大学の体育学科では、武道課程のほうが入りやすいと予想されます。倍率、共通テスト得点率ともに低くなっているため、穴場学科といえるでしょう。

ただ、体育学部は授業専門的になっており、どちらの課程に進むかで入学してから学べる内容も大きく変わります。そのため、大学で野球やサッカーなどのスポーツを専門に学びたいと考えている人にとっては、入りやすいというだけで志望先を決めてしまうと入ってから授業についていくのが大変になったり、後悔してしまったりする可能性もあるでしょう。どの学科を受験するかについては、自分の得意分野や将来の進路希望などを含めて、慎重に判断するようにしてください。

【2024年度】鹿屋体育大学の入試情報

最後に鹿屋体育大学の最新2024年度版の入試情報を紹介します。

出典：https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0940/difficulty

鹿屋体育大学の穴場学部|まとめ

本記事では鹿屋体育大学で入りやすい学部学科について、倍率や偏差値、共通テスト得点率など、さまざまなデータをお見せしながら紹介しました。鹿屋体育大学の特徴は以下の通りです。

鹿屋体育大学は、日本屈指の充実した設備をもち、大学でスポーツや武道を本格的に学びたい人や将来スポーツに関する職業に就きたい人にとってはとても魅力的な進学先といえます。しかし、それだけ授業内容も専門的で、入試の際には実技試験も課されるため、合格するには、各教科の勉強はもちろん、実技面などを含めてしっかりした対策を行いましょう。