尚絅学院大学の各学部の偏差値や難易度は？就職状況などもご紹介！

尚絅学院大学は、3学群5学類制を採用しており学生一人ひとりの目標や興味関心に合わせて、学びたい学問領域を選択することができる点が魅力の私立大学です。

多様な学びを得るために、「地域で学ぶ、地域を支える」ことから総合的人間力の育成に力をいれているのが特徴で、行きた学びを身につけられます。

この記事では、尚絅学院大学の各学部の偏差値や入試難易度、就職状況などについてご紹介していきます。

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尚絅学院大学の基本情報

引用元：尚絅学院大学

出典：パスナビ

尚絅学院大学の特徴

引用元：尚絅学院大学

尚絅学院大学は、宮城県名取市ゆりが丘4-10-1に本部を置き、現在「心理・教育学群」「人文社会学群」「健康栄養学群」の3学群5学類を設置した私立大学です。

キャンパスへのアクセス方法としては、JR仙台駅西口から宮城交通バスを利用して約40分、もしくはJR南仙台駅西口・地下鉄長町南駅から宮城交通バスで約20分、いずれも尚絅学院代前下車すぐとなっています。

少し通学に時間がかかりますが、それでも大学前にバス停があるため、交通の便に関しては整っているといえるでしょう。

では、尚絅学院大学が持つ独自の特徴としては、どういったものがあるのか確認していきたいと思います。

特徴①優秀な研究者の育成に特化

尚絅学院大学は、優秀な研究者の育成に力を入れている点が特徴の一つとなっており、研究成果の社会還元を行うとともに優秀な研究者を輩出することで社会に貢献していくことを目指しています。

優れた研究者、そして研究に集中するために大学内には充実した研究機関・施設が整っており、総合人間科学研究機構や図書館、尚絅学院大学出版会などがあります。

特徴②地域で学び、地域を支える

尚絅学院大学は、多様な学びを実現させるための柱の一つとして「地域で学び、地域を支える」ことによって「総合的人間力」の養成に力を入れている点も特徴です。

授業や課外活動を通じて地域での取り組みを行なっており、自治体と連携することによって地域課題を市民と学生が一緒に考え学べる場としています。

さらにイオンモール名取にある「尚絅学院大学地域連携交流プラザ」では、生涯学習講座を開講しており、学生と地域の人々が一緒に学び刺激し合う場として活用しています。

特徴③国際交流センターで世界を学べる

尚絅学院大学は、学生が直接異文化を体験し、国際感覚や語学力、コミュニケーション能力などを身につけられるさまざまな機会を設けることで「世界を知り東北を支える」人材の養成にも力を入れています。

尚絅学院大学に在学中は、海外留学や海外短期研修をはじめ、国際交流実習、絵画インターンシップ、スタディ・ツアーなどさまざまな海外体験を用意しており、学生が実際に異文化を体験することが可能です。

また実際に海外に行かずとも学内にも国際交流できるチャンスがあり、外国人留学生との交流や英語交流会、外国語スピーチ大会など、異文化交流ができるイベントがたくさん開催されています。

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尚絅学院大学の学部の特徴

引用元：尚絅学院大学

尚絅学院大学に2018年以前は、総合人間科学部が設置されており、「表現文化学科」「人間心理学科」「子ども学科」「現代社会学科」「環境構想学科」「健康栄養学科」の6学科制でした。

2019年からは、「多様な学び」を実現する新しい形として「心理・教育学群」「人文社会学群」「健康栄養学群」の3学群5学類となっています。

ここからは、尚絅学院大学に設置されている学群の特徴や学べることなどについてご紹介していきますので、受験を検討されている方は参考にしてください。

心理・教育学群

心理・教育学群は、「心理学類」「子ども学類」「学校教育学類」の3学類からなる学群となっています。

心理学類では、人間の心と行動、成長について学び、豊かな創造力と共感力を有した心理学の専門家を目指すとともに、軸となる資格取得も目指していく学類です。

子ども学類は、子どもに関する専門知識と援助技術を有し、さらに子供の利益を守る倫理観や豊かな感受性を併せ持った保育者の養成を目的としています。

1年次からキャンパス内にある附属幼稚園や市内保育所・幼稚園での実習を通じて現場体験を行える点が特徴の一つです。

学校教育学類は、1年次から学校現場を見学して小学校教育について体験的に学べることが大きな特徴となっており、さらに障がいの種別に応じて特別支援教育について実践的に学べます。

人文社会学群

人文社会学群人文社会学類では、学生一人ひとりの興味関心に合わせて、それぞれの領域の学びを横断して選べる点が特徴です。

人間の社会・文化をベースとして、「現代社会・地域実践・都市生活・国際文化・メディア表現」の5つの領域から卒業後の進路に合った学びを組み立てることもできます。

健康栄養学群

健康栄養学群健康栄養学類は、学生それぞれの興味や意欲に応じて、管理栄養士の学び”＋α”を実現するための科目が開設されています。

また、資格取得を希望する学生の管理栄養士国家試験合格率100％を目指す学群となっており、食と健康に関するさまざまな知識と技能、コミュニケーション能力などを身につけることが可能です。

尚絅学院大学の偏差値・入試難易度

引用元：尚絅学院大学

ここからは、尚絅学院大学の偏差値と入試難易度について解説していきます。

まずは、尚絅学院大学の偏差値について学部・学科ごとにまとめてみました。

参照元：スタディサプリ

尚絅学院大学の偏差値は、全体で見ると37.5〜47.5となっており、学部（学群）別では心理・教育学群が37.5〜47.5、人文社会学群が37.5、健康栄養学群が40.0です。

この中で偏差値が最も低いのは、心理・教育学群の学校教育学類で、反対に偏差値が高いのは同じく心理・教育学群の心理学類でした。

偏差値の基準50.0と比較するといずれも下回っていますが、偏差値だけで入試難易度を見極めるのは難しいです。

では、尚絅学院大学のセンター得点率についても学部・学科別に確認していきます。

参照元：スタディサプリ

尚絅学院大学のセンター得点率は、全体で見ると49〜59％で、学部（学類）別には心理・教育学群が49〜59％、人文社会学群が51％、健康栄養学分が53％です。

大体5〜6割前後の得点を目指す必要がありますので、入試難易度としては易しいと言い切ることはできませんが、きちんと受験対策を立てて勉強していけば合格を狙えるでしょう。

尚絅学院大学の就職状況

引用元：尚絅学院大学

尚絅学院大学の就職状況について、2020年3月の卒業者の実績を元にご紹介してきます。

2020年3月卒業者は2018年以前入学となりますので、現在の3学群5学類ではなく総合人間科学部6学科の就職状況です。

卒業者総数は388名で就職者総数が358名、うち公務員就職者数が5名、教員就職者数が45名となっており、6名は進学という形を選択しています。

さまざまな業界に就職しており、具体的な就職先企業としてはアイリスオーヤマやパナソニックライフソリューション社、東北大学病院、宮城県教諭、国税庁国税専門官東京国税局、宮城県警察、マイナビ、ダイワハウスリフォームなどです。

尚絅学院大学の各学部の偏差値や入試難易度まとめ

今回は、尚絅学院大学の各学部の偏差値や入試難易度、就職状況などについてご紹介しました。

尚絅学院大学は、2019年から3学群5学類制を採用しており、学生一人ひとりの目標や興味関心に合わせて、学びたい学問領域を選択できる点が特徴の私立大学です。

各分野の研究に集中できる環境が整っているだけでなく、地域と連携した実践的な知識・銀葉を身につけることができ、さらに国際交流にも力を入れています。

尚絅学院大学では、気軽に資料請求することができますので、受験を考えている方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。