仙台第三高等学校の偏差値は？高校の特徴・評判・難易度まとめ

仙台第三高校は1963年に設立された宮城県の公立高校で、「三高（さんこう）」や「仙台三高（せんだいさんこう）」と略して呼ばれることもあります。

ナンバースクールで偏差値が高いので入学するのが難しく、かつ人気の高い高校としても知られています。

この記事では、宮城県の高校生に向けて仙台第三高校の特徴や偏差値、学校生活などの情報をご紹介します。

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仙台第三高校の基本情報

仙台第三高校へのアクセスは以下の通りです。

・JR「東仙台駅」から徒歩21分
・JR「東仙台駅」からバスで「安養寺三丁目」バス停まで16分、バス停から徒歩7分

仙台第三高校の3つの特徴

ここでは、仙台第三高校の3つの特徴をご紹介します。

具体的には以下の3点についてご紹介しますのでチェックしてみてください。

• SSH認定校
• 文武両道
• 充実した設備

SSH認定校

仙台第三高校はSSH（スーパー・サイエンス・ハイスクール）認定校となっています。SSHとは、文部科学省に認定された理数系教育に力を入れている高等学校のことです。

具体的に、仙台第三高校では物理や生物、化学、地学分野を横断して学習する科目やデータの処理・活用を学ぶため科目などの様々な科目を設置したり、フィールドワークを通して実験・調査・実習を行ったり、交流会に参加しSSHの研究成果を発表する機会を設けたりと様々な活動を行っています。

高いレベルの文武両道

仙台第三高校は勉強だけでなく部活動も活発に活動しており、高いレベルでの文武両道を実践しています。

勉強に関しては、2021年度には旧帝大の東北大学に43人もの合格者を出しています。また、GMARCHの法政大学と中央大学には合計で42人の合格者を出しています。3校とも難関とされる大学ですので、ここから仙台第三高校の生徒の学力の高さがうかがえます。

一方で、部活動ではサッカー部が以前に2回インターハイに出場したことがあります。また、放送部は2020年に三部門で東北大会に出場し、弓道部も個人と団体で県大会優勝という高い成績を残しています。

勉強と部活の両立は大変ですが、両方とも限られた時間の中でやることによって物事を効率的に進める力がついたり、精神的にも体力的にもタフになったりするというメリットがあります。

充実した設備

仙台第三高校は施設・設備が充実しています。

例えば、勉強に関するものだと400名を収容できる大講義室や64席ある学習室があります。学習室はブース席となっているので、隣の様子を気にせず勉強に集中することが出来ます。また、職員室前の廊下には学習指導コーナーが設けられており、そこでは勉強の相談だけでなく進路相談や生活相談などにも使えます。

その他にも、部活動に関係する設備で全天候型テニスコートや第一・第二グラウンド、バスケットコート3面分の体育館、シャワーがついた屋内運動場など様々な施設があり、文武両道を探求する生徒をサポートする施設・設備が十分に整っています。

仙台第三高校の偏差値・難易度

仙台第三高校の偏差値はどのくらいなのでしょうか？
以下の表にて、偏差値をご紹介しています。

仙台第三高校の偏差値は普通科、理数科ともに67とかなり高い値になっています。これは宮城県内では6番目に高い数値です。

そのため、入試の難易度は標準的な高校と比べると高いですので、合格するためには5教科とも抜け目なく勉強する必要があります。

仙台第三高校の入試試験科目

仙台第三高校の入試の試験科目は以下の通りです。

仙台第三高校では、普通科と理数科共に第一次募集と第二次募集を行っており、第一次募集さらに共通選抜と特色選抜に分けられます。

しかし、全ての選抜方式で試験科目は変わらず5教科の筆記試験+調査書による判定になります。ちなみに調査書に関しては、音楽や美術、技術家庭、保健体育の科目は評定を2倍にして得点に加算されますので、受験に関係のない教科でもしっかりと授業にとり組んでおくことをおすすめします。

仙台第三高校の大学合格実績

下の表では仙台第三高校の生徒が合格した大学の中でも合格者が多い順に、国公立大学・私立大学共に5校を示しています。

※浪人生は含めず、現役生のみの数値になっています。

宮城県内でも有数の難易度の高校というだけあって、合格者が最も多い国公立大学は東北大学で、43人の生徒が合格していますとなっています。

私立大学の方でもGMARCHの法政大学と中央大学、日東駒専の東洋大学という有名大学が上位に入ってきています。

仙台第三高校の学校生活

高校の雰囲気を知っていると入学後に少しだけ学校に馴染みやすくなりますし、学校生活を想像することで受験勉強のモチベーションにもなります。

ここでは、仙台第三高校の学校生活、具体的には部活動、校則、制服についてご紹介します。

仙台第三高校の部活動

以下で部活動の一覧を載せています。

運動部は19個、文化部は19個あり、多種多様な部活が存在します。

次は近年好成績を残している部活動の実績についてご紹介していきます。

部活動の実績

以下は仙台第三高校の部活動の主な実績です。

上でご紹介した部活の他にも今まで高いレベルで成績を残している部活動はあります。例えばサッカー部は2度インターハイに出場した経験があります。

このように仙台第三高校は、公立高校なのにもかかわらずいくつかの部活が県や全国レベルで好成績を上げています。

仙台第三高校の制服

仙台第三高校には制服がありませんので、生徒は私服やジャージ、なんちゃって制服で登校しているようです。

仙台第三高校の校則

確認できた校則は上の3点になります。

上にあるように身だしなみについての校則はあるようですが、頭髪検査や服装検査などはないようです。良識をわきまえている生徒が多く、特に厳しいルールを設けることをせずとも生徒が風紀を乱すことがないため校則が緩くなっているのでしょう。

また、頭の良い高校ですので課題の量が多く、さらに部活も並行して頑張らないといけないので悪い意味で目立つようなことをするのに割く力が残らないというのも理由の1つにあるかと思います。

校則については緩いと思っている生徒が多いようで、以下のような口コミが多く見られました。

仙台第三高校でかかる費用

以下の表では、仙台第三高校でかかる学費をまとめています。

宮城県の公立高校は一律で入学金が5,650円、授業料118,800円となっています。

仙台第三高校も他の公立高校と同様の金額が適用されています。

仙台第三高校の偏差値や特徴｜まとめ

今回は仙台第三高校について網羅的に様々な情報をまとめました。
以下にポイントをまとめておきます。