宇部鴻城高等学校の偏差値は？高校の特徴・評判・難易度まとめ

宇部鴻城高等学校は1956年に開校した山口県宇部市にある私立高校です。

普通科・工業科・医療秘書科が設置されており工業科はさらに機械科と自動車工学科に分かれます。

進学先はほとんどが九州地方・四国地方・中国地方に分布しており、国公立大学への進学者も出ています。

この記事では宇部鴻城高等学校の特徴・偏差値・難易度・評判などを解説していきます。

是非最後までご覧ください。

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宇部鴻城高等学校の基本情報

宇部鴻城高等学校の特徴

宇部鴻城高等学校の大きな特徴は以下の2点です。

以下で2点について詳しく解説していきます。

特進クラスに進学しても勉強だけではない

特進クラスだと部活動に参加することが難しいイメージがありますが、宇部鴻城高等学校では文武両道を目指し特進クラスにおいても部活動への参加を推奨しています。

その中で土曜日や夏期・冬期の長期休み中に課外授業を行ったり、強化学習・学習合宿を行ったりしています。

また部活動が終わった後に教室で学習ができるサポート体制を整えています。

地元就職にとても強い

普通科では主に進学を目的として学習を進めていきますが、工業科と医療秘書科は就職を前提に学習を行っています。

その就職において、宇部鴻城高等学校では社会人としてのマナーが重要であると考えており1年次からマナーの基礎を学習します。

そして2,3年次では各学科に応じた専門的な技術を学び、宇部市を中心に様々な企業や工場に就職しています。

宇部鴻城高等学校の大学合格実績

宇部鴻城高等学校の進学先は4年制大学・専門大学・短期大学など多岐にわたりますが、場所はほとんど九州地方・四国地方・中国地方となっています。

以下に宇部鴻城高等学校2020年度卒業生の進学先を示します。

上記の表からも分かる通り、就職状況と同じく地元志向が非常に強い高校となっています。

宇部鴻城高等学校の偏差値・難易度

ここからは宇部鴻城高等学校の具体的な偏差値や難易度についてまとめていきます。

学科によって難易度はかなり変わるので、自分が進学するコースの偏差値を参考にしてみて下さい。

宇部鴻城高等学校の偏差値

前述したように宇部鴻城高等学校の偏差値は学科によって差があります。

各学科の偏差値は次の通りです。

また学校全体の偏差値ランキングは以下のようになっています。

宇部鴻城高等学校の難易度

宇部鴻城高等学校の偏差値は普通科特別進学コース以外のコース・学科で40以下となっているため、平均レベルの学力があれば十分合格の可能性があります。

しかし普通科特別進学コースは偏差値が50となっているため、平均レベルの学力では合格の可能性は50%といったところでしょう。

そのため普通科特別進学コースを目指すのであれば学校順位・模試などで平均より上を目指す必要があります。

宇部鴻城高等学校の学校生活

ここでは宇部鴻城高等学校の学校生活について見ていきます。

基本情報を載せているため学校生活の雰囲気を掴むことができると思います！

宇部鴻城高等学校の部活動

まず初めに宇部鴻城高等学校の部活動をご紹介します。

以下の表は宇部鴻城高等学校の部活動一覧をまとめたものです。

このように宇部鴻城高等学校では同好会含め10個の運動部・8個の文化部が活動しています。

部活動の数は少ないですが、全体的な生徒数も多くはないため十分だと考えられます。

また運動部は一般的な部活動が揃っていますが、文化部はロボット研究部や自動車研究部といった宇部鴻城高等学校ならではの部活動が活動しています！

宇部鴻城高等学校の制服

宇部鴻城高等学校の制服は男女共に水色のカッターシャツに紺色のブレザー、グレーのズボン・スカートとなっています。

そして男子は紺色と水色の縞模様のネクタイ、女子はリボンを着用します。

スカートも長すぎずデザイン的にも学生から高評価を得ているようです。

宇部鴻城高等学校の年間行事

続いて宇部鴻城高等学校の行事についてまとめました。

以下の表に宇部鴻城高等学校の年間行事を月ごとに示します。

この表から学校行事を見ていくと定期試験は中間試験2回、期末試験2回、学年末試験1回の合計5回となっています。

そして体育祭は6月、文化祭は11月と他の学校と比較すると遅めになっており、試験と被っていないため楽しむことができそうです！

宇部鴻城高等学校の評判・校風

ここでは宇部鴻城高等学校の評判をまとめていきます。

口コミを参考にしていくため、高校の公式HPのみでは分からない情報をお伝えできます！

校則はかなり厳しい

高校生活を送っていく中で学生の方が最も気にするのは校則でしょう。

宇部鴻城高等学校の校則はかなり厳しく、特に髪型は前髪が眉毛についたり横の髪が耳につく髪型は禁止されています。

さらにツーブロックやポニーテールも禁止されており、髪型に関しては中学校と変わらないという意見が目立ちました。

また携帯電話は朝のホームルームで預け、放課後返してもらえるという制度のため校内で使用することはできません。

体育祭や文化祭などのイベント時にも携帯電話の校内使用は禁止されているため、写真を撮ったりすることは出来ないようです。

そしてアルバイトは校内順位15位以内の生徒は許可が下りればできるという合理的な制度が取られているようです。

全体的に、校則に関しては厳しすぎるという意見が目立つとともに保護者目線は安心して子どもを預けられるという意見もありました。

部活動はかなり頑張っている

特進クラスが文武両道を目指しているということで他の学科でも部活動に力を入れているようです。

特に野球部に対しては学校全体で後押しをしているようで、グラウンドも広い場所が確保されており甲子園に出場した経験もあります。

さらに野球部の大会の応援は1,2年生が全員参加と生徒からもよく注目されているようです！

社会人になる前の準備期間

口コミをまとめていく中で特に目立った意見は「社会人になる前の準備期間としては良かった」という意見です。

厳しい校則や特進クラスの膨大な学習時間、工業科・医療秘書科の資格取得の勉強など社会人になる前に厳しい環境に慣れておくことで社会人になる前の準備ができるということですね。

高校生活3年間を社会人になる前の最後の遊べる期間と捉えるか、準備期間と捉えるかで宇部鴻城高等学校の印象は変わっているようです。

宇部鴻城高等学校の偏差値や特徴｜まとめ

今回は宇部鴻城高等学校の特徴・偏差値・難易度・学校生活についてまとめてきました。

特徴としては、特進クラスであっても文武両道を目指しているため勉強ばかりでなく部活に参加することができたり、地元就職にとても強いことなどが挙げられました。

大学合格実績としては九州工業大学や徳島大学など九州四国地方や中国地方が多く、進学先も地元志向が強いことが分かります。

偏差値は特別進学コースが50、その他のコース・学科は40以下であるため、特別進学コース以外は平均的な学力があれば合格の可能性は大きいと考えられます。

学校生活に関しては携帯電話の校内使用禁止や頭髪検査が中学並みなど、校則が非常に厳しくなっています。

また野球部が強豪で甲子園出場経験もあり、大会は1,2年生が全員参加で応援するなど学校を上げて力を注いでいるようです！

校則が厳しいという面は高校生にはきついかもしれませんが、社会人になるための準備期間と考えればしっかりと教育してくれる良い環境が整っています。