医学部受験を控える皆さんにとって、やはり苦手科目はいつまで経っても何処かから現れる怖いものです。
かくいう私も昔は苦手科目と戦い、そして敗れひどい点数を叩き出したものです。
しかし、私はその苦手科目を克服し、医学部へと現役合格を果たしています。
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武田塾医進館では、「授業をしない」「一冊を完璧に」「自学自習の徹底管理」で志望校への合格の最短ルートを目指します。 最難関の医学部だろうが、東大だろうが、成績が一番上がる勉強法はただ一つ、自学自習でレベルに合った参考書を一冊ずつ完璧にしていくこと、これが最速の勉強法です。
苦手科目の考え方
実は、苦手科目の克服というのはそこまで難しいものではないのです。皆さんも簡単にできます!
今回は今年受験の皆さんに向けた苦手科目克服のための方法や、受験年だからこその予備校の使い方、受験前のスケジュールや食事について、医学部現役合格の私の体験を軸にお話しします。
あくまで体験談なので、人によっては向き不向きがありますが、ほぼ全ての人にとって有益で、使える記事になっています。
この記事を読み終わった皆さんは、苦手科目を克服する準備、受験への準備、そして合格へと、他のライバル達よりも一歩前へと進むことができます!
苦手科目の克服
苦手科目の克服をするためにはまず「参考書を完璧」にすることが大事になります。ただそこまでにいたる方法もいろいろあります。
ちなみに私も色々と苦手を抱えていたタイプの人間です。例えば物理です。
実は「運動方程式」が最初まったくと言って良いほどわからなかったです。
どうしてああいった式で表せるのか、そこに至るまでの計算方法など、物理の最初の最初で躓いて文転を考えたものです。
他の単元、他の科目をあげればキリがありませんが、そんな私が苦手全てをひっくるめて克服し、合格を勝ち取った方法を伝授します。
苦手な場所を誰かに教えてもらう
医学部受験に限りませんが、クラスメイトや友人はライバルであり、同じ難関に挑む戦友です、ということは同じ勉強を行なっています。
苦手克服の第一の方法は『誰かに教えてもらう』ことです。
クラスメイト、友人、学校の先生、予備校の先生誰でも構いません。ネット上の掲示板やSNSで教えてもらっても構いません。
自分がわからないものは他人に教えてもらう、これが効果があり、しかも時間がかからない方法です。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。と言いますが、その通りです。
恥ずかしいかもしれませんし、呆れられるかもしれません。ちなみに私は友人にとてもバカにされました。しかしここで聞いておけば一時の恥で済み、そして合格へと一歩近づきます。
何もかもわからなければ「教科書の最初からわからない」と言ってみましょう。優しい友人ならきっとため息をつきながらも教えてくれます。
もし友人が呆れたとしても、高校の先生や予備校の先生にも聞いてみましょう。もちろん時間が空いている時に連絡を取ってから聴きに行きましょう。
とにかく苦手な分野の問題をマスターする
次は「一応大体は分かってきたけど、やっぱり苦手だなぁ」といった方向けの克服方法です。
それは『苦手な分野の問題をマスターする』ということです。
別に新しい教材を買う必要はありません。今お持ちの教材で充分です。
私は数学の分野のうち「軌跡」の分野に非常に苦手意識を持っていました。解くことはできるのですが、少しでも複雑な問題を見た瞬間に考えるのを止めて捨て問扱いしていました。
ですが、医学部受験において捨て問は死を意味します(受験校によりますが)。
なので、当時持っていた問題集の軌跡の分野をひたすらに解きました。といってもただ暗記をするだけではありません。解けない問題があれば解説を読み進めていって理解を深めていました。
一周終えれば次は解説を見ないで再度解きます。
それを何度も何度も解いていくことで、やがて似たような問題が解けるようになり、そして自信がつきました。
苦手な分野を誰かに教える
最終段階は「解けるようになったけど、まだ不安感が残る」という方へ。
一番理解を深めるのは『誰かに教えること』です。これはしっかりと知識が付いていないと難しいものです。逆に言えば教えることができれば「知識が付いている」といっても過言ではありません。
友達や塾の先生に聞いてもらって、苦手な感覚を完璧に取り去って合格へと近づきましょう!
合格が近づく予備校の使い方
苦手の克服の方法をずらっと書き上げましたが、やはりそこは十人十色です。一人でできる人もいれば、誰かの助けを必要とする人もいます。
そんな時とても頼りになるのが予備校の存在です。
世の中には大手予備校と言われる所から、個人の経営する小さな予備校までたくさんあります。そこは個人の合う合わないがありますが、基本的に受験前の予備校の使い方はどこも同じです。
次は受験前の予備校の使い方を、体験談を踏まえて説明していきます。
4~6月:体験授業に行くべし
受験生になってからすぐは結構色々な体験授業のお知らせが届いたり、配られたりします。
特に医学部受験予備校は両手でも全く収まらないほどの数があります。そしてその数だけ体験授業が行われます。
そこで体験授業に行くことをお勧めします。土日のどちらかで、一日で終わる体験授業だとなお良いと思います。
私は横浜の某医学部受験予備校さんの体験授業に参加したことがあります。理由はただチラシをもらったからに過ぎないのですが、この経験がその後の受験へのモチベーションアップにつながりました。
予備校生の現状を知る
医学部受験予備校の体験授業は結構レベルが高い所が多く、周りの人達はそれに簡単に付いていっているのです。このままではいけない、とすぐに思い始めました。
その後は結局その予備校には行かなかったのですが、そこの体験授業で学んだ知識は絶対に役立ちますし、試験で助けてくれます。
7~9月:夏期講習は行ってみるべし
このくらいの時期になると夏期講習のお知らせがやってきます。夏期講習は行っておいて損はありません。特に現役生は勉強するほど成績が伸びる、と言われるほど成績が上がっていきます。
周りのライバル達とも意識を高め合うこともできますので、おすすめです。
合格は8月で決まる、という予備校の先生もいるくらいですから、夏期講習に行ってみると良いでしょう。
10月~受験直前:自習室を使うべし
これは家や学校で勉強が集中できない人用にはなりますが、予備校の中には自習室を用意している所があります。その中の大体は快適な環境になっているので、勉強に集中できること間違いありません。
また、自習室を勉強のスイッチとして使えば、さらに効率が上がります。
ただし、受験直前期において、インフルエンザやウイルス性胃腸炎といった感染症が蔓延する恐れがあります。特に医学部受験では受験日が連続することもしょっちゅうなので多大な影響が出てしまいます。手洗いうがいにマスクで予防は忘れずにしましょう!
受験生必見!入試前の過ごし方
次に入試前の過ごし方についてお話していきます。
私の高校では夏休みを終えてからは自由登校だったので、モチベーションの維持が大変でした。
勉強前のルーティン
私は勉強前のルーティンを作ることで、どこで試験を行おうとも最大限の力を発揮できるようにしていました。私のルーティンは『シャープペンシルの蓋で、手の甲に丸を描く』でした。
受験ではほとんどの荷物は机の上には出せないので、なるべく文房具でできる頭の切り替えスイッチを作っていました。案外、効果があります。
受験直前の食事について
よく受験前の食事に「勝つためにカツ丼!」とかいう方々がいますが、個人的な意見として止めた方が良いということはお伝えしたいです。
カツ丼は結構消化が悪く、普段あっさりしているものを食べている人が急にカツ丼を食べれば体調不良は必発です。食事のせいで試験に集中できないのはさすがに格好悪いですよね。
食事は試験前でも「普段と変わらない食事」を心がけましょう。
また、偏った食事も体調不良の原因の一つになりかねません。なので栄養バランスの整った食事を心がけましょう。
たまには息抜きもOK
丸一日は多いかもしれませんが、一時間くらいなら友達とお話ししたり遊ぶのも良いとは思います。会話をすることでリラックスもできますし、お互いの進捗具合を聞いて今の自分の状況を考え直すこともできますからね!
ただ、メリハリはしっかりつけて、一時間経ったら絶対に延長せず勉強に戻ることが大事です。
医学部合格体験記のまとめ
少し長くなってしまいましたが、「苦手克服の方法」、「予備校の使い方」、「入試前の過ごし方」についてお話ししました。
これはあくまで私の体験談ではありますが、これで医学部受験を制し、さらに現役合格もゲットしたので効果はあると確信しています。
この記事を読み終えたあなたは既に医学部受験へのスイッチが入っていることでしょう。ぜひこの三つを実践して、医学部受験の合格を勝ち取ってください!
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