医学部受験の社会選択はどれを選ぶべき?公民がコスパ最高?歴史は不利?

医学部受験の社会選択はどれを選ぶべき?公民がコスパ最高?歴史は不利?

医学部受験において、「センター試験社会の選択をどれにするか」という問題は、理科の選択科目に次いで悩みのタネになりがちです。

「暗記量が少ないから地理」「短期間で安定して8割の得点ができるから政経がいい!」「歴史が好きだから日本史」など、人それぞれに選び方はあるでしょう。

理系型の入試方式である医学部受験をする人にとっては、悩ましい選択になることは間違いありません。

一般的には、どの科目を選んでも平等な難易度になるように問題は作成されますし、センター試験では得点調整も行われるため、どれを選んだからといって不利になることはあまりありません。

しかし、得点しやすい分野・得点しづらい分野はどの科目にもあります。また、私立医学部であれば科目指定がある大学もあるので、ますます迷ってしまいますよね。

今回は、医学部受験において、センター試験社会の選択科目はどのようにして選んでいけば良いのか、着目するべきポイントを紹介しながら、賢い選び方を分析していきます。

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センター試験社会、それぞれの特徴とは?

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センター試験の社会には、大きく分けて地理、歴史(日本史・世界史)、公民(倫理・政経)の3つがあります。同じ社会科の科目ですが、それぞれに特徴があり、勉強の方針も大きく異なっています。1つずつ特徴を分析していきましょう。

地理は理系にオススメの科目!

医学部受験をする人には地理選択のひとが 非常に多いと思います。暗記量の少なさ、などで選ばれているのだと思いますが、問題を解く過程が非常に理系的であり、医学部受験をする人にはとてもオススメの科目です。

与えられたデータから自分の知識と常識を総動員して最適解を導く、という作業は医師の仕事に通じるものがあります。

基礎医学の勉強は知識を蓄えるフェーズであり、臨床医学は蓄えた知識を使って最適解を導く訓練をするフェーズだと私は思っていますが、それぞれのフェーズにおいて、地理の勉強で培った力は気づかないうちに生きていると感じています。

また、医学生・医師は正しくデータを読み取る力が大事です。

論文に掲載されたデータは果たして本当に薬の効果があることを示しているのか、何か恣意的な操作はないだろうか、ということを考えるためには、ある程度の訓練が必要であり、この訓練に地理の勉強はぴったりだと思います。

歴史は好きな人にとってはオススメ、ただし暗記が得意なだけなら避けたほうがベター

日本史、世界史選択の理系も、少ないですがいます。科目履修の登録の際によく言われるのが、「歴史は暗記だから、暗記が得意なら満点取れる。コスパが良い」ということです。果たしてこれは本当でしょうか。

私は地理選択(後に倫理・政経で1回受験)でしたが、歴史選択の理系の人は周囲に結構いたので、「自分の社会科の選び方」についてよく話しました。歴史科目を選択した人は総じて「歴史が好き!」ということでした。暗記が得意だから、という理由で選んでいた人はほとんどいなかったと思います。彼らはセンター試験本番でも8割、9割の得点をマークしていました。

暗記が得意、といっても歴史科目では覚える量が非常に膨大であり、ただ暗記するだけでなく、それらの事項の繋がりを知らなければ意味がありません。

つまり、かなり負担が大きい科目だと言えます。後述しますが、暗記が得意な人であれば、公民の方がよりコスパ良く得点ができると考えられます。

つまり、医学部受験であっても、歴史が好きな人であれば、センター試験は日本史・世界史を選択するのがベストであり、歴史に特に興味がなくて暗記が得意、と言う人は公民がベターということです。

倫理・政経は最もコスパが良い!時間のない浪人生は迷わず選ぶべき

上でも述べたように、公民科目は非常にコスパの良い科目だと言われています。暗記が必要ですが、歴史よりも暗記量は少なく、かつ複雑な事実関係もありません。

法律の条文や政治用語が出てくるため、これに苦手意識が芽生えなければとてもコスパの良い科目でしょう。

時間のない浪人生や再受験生にはとてもオススメです。

また、政治経済の知識は医師になってから非常に役立ちます。医師という職業は政治に左右されやすい仕事です。正しい知識を持っていれば、理不尽な待遇に対抗できる武器となります。

倫理、政経の1科目で受験可能な医学部も

医学部受験では、倫理、政経の単一科目で受験が可能な大学も一部、あります。年度によって受験科目は変動しますので、確認してみて可能であれば単一科目での受験も検討しておくと良いでしょう。

医学部受験においてセンター社会にかけるウェイト

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「理系なのに社会なんて何でしなきゃいけないの?」と思う人も多いでしょう。医学部受験をする人の中には社会科アレルギーの人も少なくない数います。

しかし、現実にセンター試験で9割の得点を目標とする以上、社会の試験も高得点を取らなければなりません。6割ではちょっと危険でしょう。少なくとも75%、安定して8割以上の得点が目安になるかと思います。

そうは言っても、医学部受験は英語も数学もハイレベルな学力を求められます。理科も難解です。センター試験でしか使わない社会科にそこまで時間はかけられない、というのがみんなの本音でしょう。

医学部受験において、センター試験社会にどの程度のウェイトで取り組めば良いのでしょうか。

社会にかける時間はほとんどない、効率命で9割を狙う!

医学部受験におけるセンター試験社会の選び方戦略としては、まず「好きなもの・興味のある科目」を選ぶことです。

興味のない科目を勉強することほど苦痛なことはありません。難易度は低くても自分の気持ちが乗らなければ得点は伸びませんから、まずは「興味がある」ことが大前提です。

次に「短時間で修得できる」ということです。

現役生で学校の授業できちんと知識を修得できている人であれば、これを必要以上に気にしなくてもよいですが、センター試験の社会でコケてしまった浪人生や再受験の社会人などは、短時間で全範囲を修得して演習時間をできるだけ確保することが重要です。

このような人たちは英語や数学、理科の基礎的事項をがっちりと固める時間が必要ですから、センター試験の社会に割いている時間はほとんどありません。

つまり、短時間で修得できる公民をまず選択肢に挙げるべきでしょう。これも興味の有無によりますが、特にこだわりがないなら、公民を選択することをオススメします。

医学部受験の社会選択、悩んだら「好き」で選ぼう

医学部受験 社会選択

医学部受験において、センター試験の社会をどの科目にするかは非常に悩ましい問題ですが、色々な人の話を聞いていると、何が自分にとってベストの選択なのか、分からなくなってきます。

「公民はコスパが良いって言うから…」「公民がコスパ良いと言っても政治に興味ないし…」(政治に興味がないのは医師としてかなり不利なので興味を持つようにしたほうが良いですよ!)「地理は理系向きって言っても地図嫌いだし…」など、迷いは際限なく湧いてきます。

そのような時は、「自分が好きな科目」という選び方を思い出してください。難易度や試験のスタイルなどに差はありますが、自ら進んで楽しく勉強できる科目が一番の強みになります。

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