札幌大学の各学部の偏差値や難易度は？就職状況などもご紹介！

札幌大学が創立した1967（昭和42）年は、北海道が開拓から100年という節目を迎えた年で、この北海道の長い歴史を踏まえた理念を掲げています。

困難を乗り越えていける精神と必要な専門知識、そして外国語能力をもって日本や北海道の発展のために活躍できる人材を輩出するということが札幌大学の理念であり建学の精神です。

今回は、そんな札幌大学の各学部（学群）の偏差値や入試難易度、就職状況などについて解説していきます。

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札幌大学の基本情報

引用元：札幌大学

出典：パスナビ

札幌大学の特徴

引用元：札幌大学

札幌大学は、昭和42年に経済学部と外国語学部をもって開学した私立大学で、翌年43年には経営学部、平成元年には法学部、そして平成9年に文化学部を設置しました。

その後、平成25年に全学部を統合して「地域共創学群」として改組し13専攻を設置していましたが、2020年に9専攻に再編されています。

札幌大学は、北海道札幌市豊平区にキャンパスがあり、地下鉄南北線澄川駅からバスで札大南門下車、もしくは地下鉄東豊線月寒中央駅からバスで札大正門前下車で通学できるため非常に通いやすい立地です。

では札幌大学には、どういった独自の特徴があるのか確認していきましょう。

特徴①レイターマッチング制度

札幌大学が取り入れているレイターマッチング制度とは、2年次に主専攻を選択できる制度のことで、大学でやりたいことや将来就きたい職業が定まっていない学生でも、1年間自分の興味関心を見極めたうえで主専攻を決定することが可能です。

どの専攻にしようか迷っていたり自分に合う分野が見つからなかったりする場合でも、専攻を決めずに地域共創学群に入学し、その後レイターマッチングで1年間自由に学んだうえで自分の興味関心が湧く分野を見つけます。

2019年度では、同年の入学者のうち約30％がレイターマッチングを利用しており、レイターマッチングに関する説明会や相談の場も設けてあるので、将来が漠然としている学生でも安心して学生生活を送ることができます。

特徴②新学修システムを導入

札幌大学では、さまざまな新学修システムを導入しており、そのうちの一つが自分自身の成長を振り返られるように見える化する「SUTEP（ステップ）」という全専攻共通プログラムです。

他にも地域やビジネス、語学といったさまざまなテーマで展開されるプログラムに所属専攻関わらず学生が参加することができ、インターンシップなどを通じて実践的に学んでいくことができる「アクティブプログラム」もあります。

特徴③充実したキャリアサポート体制

札幌大学では、学生一人ひとりが自分自身の道に進んでいけるように、丁寧かつきめ細やかなキャリアサポート体制を整えています。

キャリアや将来に対して不安を抱えている学生に対しては、学年問わずいつでも相談を受け付けており、個人面談を行なって悩みや問題の解決をサポートします。

キャリアサポートセンターがあり、ウェブから求人をチェックしたりさまざまな会社案内、求人票などを閲覧することができるほか、こちらも個人面談方式で進路相談を行うことが可能です。

札幌大学の学部（学群）の特徴

引用元：札幌大学

札幌大学の開学当初は、経済学部と外国語学部の2学部制でしたが、その後経営学部や法学部、文化学部など次々に学部を増やし、平成25年に全学部を統一し「地域共創学群」として改組されました。

2019年度以前は13専攻でしたが、2020年度から従来の13専攻から9専攻に再編されています。

ここでは、札幌大学の学部（学群）の特徴についてご紹介していきます。

1学群9専攻から学びたい専攻を選択

札幌大学が設置する地域共創学群の「地域共創」とは、他者と協働しながら地域に新たな価値を創出する行動原理のことです。

地域共創学群で展開される9つの専攻から多様な学びを経て、上述した行動原理を実践していくための主体性と協調性を持った人材を養成することを目指します。

自身の興味関心や将来就きたい仕事、やりたいことなどに合わせてさまざまな選択肢の中から自分自身が学びたいことを組み合わせて学ぶことが可能です。

主専攻を1つ選択したうえで、さらに副専攻も組み合わせて、幅広い分野における学びと将来の可能性を広げていくことができます。

学びを深める学修プログラム

札幌大学では、1学群9専攻から興味関心のある専攻を組み合わせ学びの幅を広げつつ、さらに全専攻横断型学修プログラムによって4年間での学びを深め、充実させることが可能です。

上述で紹介した副専攻やレイターマッチング、SUTEP、アクティブプログラムといった学修プログラムに加えて、教員と職員が連携して学生のキャンパスライフを支援してくれるダブルサポートなどによって、地域共創学群での学びの質を高めていきます。

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札幌大学の偏差値・入試難易度

引用元：札幌大学

ここからは、札幌大学の偏差値と入試難易度について解説していきます。

まずは、札幌大学の偏差値について学部（学群）・専攻ごとにまとめてみました。

参照元：パスナビ

偏差値の基準値は50ですが、札幌大学の偏差値は「BF〜35.0」となっており、入試難易度は比較的低いことがわかります。

中でも学群一括とリベラルアーツ専攻に関しては、BF（ボーダーフリー）となっており、不合格者が少ないことが考えられるでしょう。

では、札幌大学のセンター得点率についても学部・専攻別に確認していきます。

参照元：パスナビ

札幌大学のセンター得点率としては、「40〜54％」と50％前後となっており、400点満点中200点前後の獲得を目指す必要があります。

それほど入試難易度は高くないと言えますが、受験成功のためにはしっかりと情報を集め準備していくことが大切です。

札幌大学の就職状況

引用元：札幌大学

ここからは、2020年3月卒業者のデータを元に、札幌大学の就職状況についてご紹介していきます。

札幌大学地域共創学群の2020年2月末卒業者総数は515名となっており、そのうち就職者総数は445名、公務員就職者数35名、教員就職者数22名、進学者総数15名です。

卒業後の主な就職先企業としては、ANA新千歳空港やサントリービバレッジサービス、旭川トヨタ自動車、サンヨー食品、住友不動産販売などが挙げられます。

札幌大学の各学部（学群）の偏差値や入試難易度まとめ

今回は、札幌大学の各学部（学群）の偏差値や入試難易度、就職状況などについてご紹介しました。

札幌大学では、1学群9専攻から自分自身の興味関心や将来の目標に合わせて選択することができ、レイターマッチングやSUTEP、アクティブプログラムによって自分に合った学びを実現できます。

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