更新日: 2022.1.11
東京経済大学は東京都に拠点を置く、社会科学に特化した私立大学です。
東京経済大学には、経済学部、経営学部、コミュニケーション学部、現代法学部、キャリアデザインプログラムの4学部と1プログラムが設置されています。
今回は東京経済大学の特徴や各学科の特徴、偏差値についてご紹介します。
東京経済大学が気になっているという方は是非チェックしてください。
目次
東京経済大学の特徴

ここでは、東京経済大学の特徴をご紹介します。
東京経済大学には、他の大学にはないユニークな点がいくつかありますので、ご覧ください。
画像出典:東京経済大学
キャリアデザインプログラム
東京経済大学には、キャリアデザインプログラムというものがあります。
キャリアデザインプログラムでは1年次に4学部の入門科目を学びます。
2年次以降は、選択した学部に所属し専門的な知識を学びます。
1年次に入門科目を学ぶため、学部に入った後に、「思ってたのと違う。。。」というような、自分の考えと学部で勉強する内容の間のミスマッチが起こりにくくなります。
また、2年次以降でも「学部 横断履修科目」として、他学部の科目を受講することができます。
キャリアデザインプログラムに入学した場合、1年次に社会科学について概観したうえで自分が何をやりたいかを定めることができるので、まだ大学に入って何をやりたいか決まっていない人におすすめのシステムです。
創立120周年記念事業が行われている
東京経済大学は2020年に創立120周年を迎えます。
そのため、東京経済大学では90億円規模の創立120周年事業が行われます。
100周年事業の際には60億円がプロジェクトに投じられたので、120周年事業にはその時よりもさらにお金がかかっています
例えば、施設の充実です。
具体的には、食堂・ラウンジが入っている葵陵会館の建て替え、学生会館の建て替えや研究棟の建て替え、教室の改修などが行われます。
また、新たな奨学金も設けられます。
奨学金の中には留学を奨励するものなどがありますので、奨学金を使って留学をしたいという方はこの機会を利用するのも良いかもしれません。
大学内にグッドデザイン賞受賞の建物がある
東京経済大学の図書館・5号館は2014年にグッドデザイン賞を受賞しています。
地上4階、地下1階建てで、ガラス張りの外からの光が良く入ってきます。
蔵書は約80万冊あり、680の座席数があります。
そのため、勉強や読書をするには最高の環境になっています。
是非一度大学に出向いて、見てみて下さい。
・キャリアデザインプログラムがある
・2020年に創立120周年を迎える
・大学内にグッドデザイン賞の建物がある
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東京経済大学の偏差値は?

ここでは、東京経済大学の各学部の偏差値・共通テストの得点率についてご紹介します。
偏差値
東京経済大学の偏差値は47.5~52.5程度です。
一般的な大学の偏差値は50ですので、東京経済大学は普通~平均をやや上回る難易度の大学であると言えます。
学部 | 学科 | 学部別 | 共テ得点率 |
---|---|---|---|
コミュニケーション学部 | メディア社会 | 50.0~52.5 | 74% |
国際コミュニケーション | 47.5~50.0 | 70~74% | |
現代法学部 | 現代法 | 50.0~52.5 | 70% |
経済学部 | – | 50.0~52.5 | 73% |
経営学部 | – | 50.0~55.0 | 74% |
キャリアデザインプログラム | – | 52.5 | 77% |
東京経済大学の難易度は?
一般的な大学の偏差値は50ですので、難易度は普通~平均をやや上回る難易度の大学であると言えます。
レベル的には、日東駒専よりは下、大東亜帝国よりは上といった位置づけです。
日東駒専の併願校になることも多く、また偏差値・難易度以上に就職に強い大学であることから、今後更なる難化が予想されています。
入試方法
東京経済大学の入試方法には大きく分けて3つの方法があります。
・一般選抜前期・後期
・大学入学共通テスト利用選抜前期・後期
・AO選抜、推薦選抜
東京経済大学の入試方法について注目したいのが、一般入試です。
東京経済大学では、3種類の入試方法が用意されています。
・3教科型(外国語、国語、そのほか選択科目)
・ベスト2型入試(受験した3科目のうち高得点の2科目で判定)
ベスト2型入試とは、3教科受験し、点数が良い2教科で勝負が出来るという入試方法です。
この入試方法の良さは、2科目が良ければ残りの1科目で点数を落としてしまっても勝負が出来る点にあります。
過度なプレッシャーを負うことなく受けることができるため、おすすめの入試方法の1つです。
東京経済大学のキャンパスと各学部の特徴
東京経済大学は東京都の国分寺市と武蔵村山市にキャンパスがあります。
全学部の学生は基本的には国分寺キャンパスで学びます。
国分寺キャンパスからスクールバスが出ているため、授業後のサークル活動にも取り組みやすくなっています。
では、それぞれの学部の特徴を見ていきましょう。
経済学部
経済学部には、経済学科と国際経済学科の2学科があります。
経済学科では、財政や金融、労働や社会保障、環境やコミュニティなどの分野を経済学の観点から学ぶことができます。
国際経済学科では、ヨーロッパやアジアの国々の経済、国際貿易、国際金融などについて学ぶことができます。
経営学部
経営学部には、経営学科と流通マーケティング学科の2学科があります。
経営学科では、「現代経営」「経営情報」「現代会計」「ファイナンス」の4つのコースの中から1つを選び、知識を深めることができます。
流通マーケティング学科では、顧客や取引先と良好な関係を築くための、流通とマーケティングに関する専門知識と技術を学ぶことができます。
コミュニケーション学部
コミュニケーション学部には、コミュニケーション学科のみがあります。
コミュニケーション学科では、様々な主体の間で行われるコミュニケーションやメディア、言語表現について理論と実践を学ぶことができます。
現代法学部
現代法学部には、現代法学科のみがあります。
現代法学科では、現実にある社会問題を解決するための法的なアプローチや政策のあり方について考えます。
キャリアデザインプログラム
キャリアデザインプログラムでは、1年次に4学部の入門科目を履修します。
そして、2年次には各学部に所属します。
学生は1年次に学んだ内容をもとに、2年次に所属する学部を選択します。
また、キャリアデザインプログラムでも独自の授業を用意しており、自らのキャリアを深く考えることができます。
東京経済大学のイメージは?

東京経済大学は、知名度が高い方ではありませんが、世間の評判は良いといえます。
また、「小規模」というイメージを持たれていますが、その分資格支援や就活支援が充実しており、学生からの評判は良く、通いやすい学校であると言えます。
充実した資格支援と就活支援
東京経済大学には充実した資格取得支援制度と、就活サポートがあります。
東京経済大学の資格支援
資格を取得するために、資格予備校とダブルスクールするのは、経済的にも時間的にも負担が大きくなっています。
しかし、東京経済大学では『CSC キャリア・サポートコース』というものが設置されており、資格予備校大手のTACやLEC東京リーガルマインドといった専門学校と提携し、キャンパスから出ることなく、リーズナブルな受講料でプロによる授業を受けられます。
CSC キャリア・サポートコース ~講座一覧~
・簿記
・法学検定
・法科大学院講座
・司法書士講座
・行政書士講座
・裁判所役員一般職講座
・FP
・ビジネス実務法
・宅地建物取引士
・2級販売士
・秘書2級
・MOS講座
・ITパスポート
・公務員総合講座
東京経済大学の就活支援
口コミをみると、東京経済大学の就活支援には、学生からかなり定評があることが分かります。
・就職率が高く、ほとんどの人が卒業後に就職できる
・キャリアセンターは1年生から利用できる
・キャリアセンタでは、進路相談、エントリーシート、面接練習、OBOG訪問の手助けなど、就活に関することであれば何でも協力してくれる
・就職先が決まるまでサポートしてくれる
東京経済大学卒業後の進路

東京経済大学は就職率のデータを公表していません。
ちなみに文部科学省 令和元年度大学等卒業者の就職状況調査(4月1日現在)によると、全国の大学卒業生の就職率は98%となっています。
東京経済大学卒業生の具体的な就職先には、大成建設、桔梗屋、サミットエナジー、大塚商会、日本通運、東武百貨店、りそなホールディングス、エフ・ジェー・ネクスト、税理士法人ストリーム、東京国税局などがあります。
【参照】東京経済大学 主要就職先リスト
東京経済大学についてのまとめ
今回は東京都に拠点を置く私立大学である東京経済大学についてご紹介しました。
東京経済大学の偏差値は47.5~52.5程度となっており、難易度は平均~やや高めと思われます。
しかし、近年私立大学の志願者は増えているため、それに伴い難易度が上がる可能性が高いです。
油断せずにしっかりと対策をして入試に臨みましょう。
【参照】私大が難化している3つの理由とは?難化した入試の対策法までご紹介
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