2022.1.11
愛知教育大学は、1873年に創立、1949年に新制大学として設置された教育系の国立大学です。学部は教育学部のみで、幼児教育専攻から高等教育専攻まで、また特別支援教育専攻や養護教育専攻など幅広い専攻があります。
また、正規教員就職者数は6年連続1位、教員就職者数は4年連続1位という、特に教育分野において輝かしい就職実績を誇っています。
今回は、そんな愛知教育大学の偏差値や詳しい就職状況などを紹介します。教育学部志望の受験生や、教育分野に少しでも興味のある方はぜひご覧ください。
愛知教育大学の基本情報
名称 | 愛知教育大学 |
---|---|
国公私立 | 国立大学 |
所在地・アクセス |
〒448-8542 愛知県刈谷市井ケ谷町広沢1
名鉄知立駅よりバス20分 名鉄日進駅よりバス25分 JR刈谷駅よりバス35分 |
学部・学科(課程) |
教育学部
|
偏差値 | 47.5〜57.5 |
学費 | 入学金:282,000円+授業料:535,800円×4年+諸会費:54,660円=2,479,860円 |
学生・教員数 |
大学:3743名 (男子1581名・女子2162名)
大学院:132名 (男子75名・女子57名) (2020年5月1日現在) |
参照:愛知教育大学公式HP
参照:みんなの大学情報
愛知教育大学の偏差値・難易度

愛知教育大学の学部は教育学部のみで、令和3年度から学部改組により学校教員養成課程・教育支援専門職養成課程の2課程になりました。学校教員養成課程はさらに5つの専攻に分かれています(幼児教育専攻、義務教育専攻、高等学校教育専攻、特別支援教育専攻、養護教育専攻)。
改組されたため専攻ごとの偏差値は出ていませんが、過去の大学全体の偏差値は例年47.5〜57.5程度で、センター試験の得点率は46%〜75%程度必要だといわれています。
また、二次試験の科目は数学専修なら数学と小論文、音楽専修なら実技試験と小論文、といったように概ね出願した専修に沿ったものになっています。多くの専修が筆記試験+小論文という試験内容になっているようです。
その他にAP試験、総合問題などの試験科目がある専修もあり、特別支援教育専攻は面接もあります。
大学受験は情報戦!
志望大学を決める際には必ず資料請求を行い、自分が本当に学びたいことが学べるのかチェックしましょう!
受験前に大学の資料請求をした人は過半数以上を占めており、そのうち8割以上の人が5校以上まとめて資料請求を行っています。
しかも今だけ6/29 11:59まで1,000円の図書カードがGETできるチャンス!
スタディサプリの資料請求なら
●資料請求は基本無料
●エリアや学部ごとにまとめて資料を請求!
●送付先の入力だけで簡単!1分で申し込み完了!
●株式会社リクルートのサービスだから安心
下記バナー、ボタンから大学資料を比較しながら志望校を選んでみてください!

愛知教育大学で取得可能な資格
次に、愛知教育大学で取得可能な資格を専攻ごとに紹介します。
太字の科目は卒業要件に含まれる免許状で、それ以外は所定の科目を履修することで取得可能なものです。
幼児教育専攻 |
|
---|---|
義務教育専攻 ※ |
※取得可能免許状・資格は専修により異なる |
高等学校教育専攻 |
|
特別支援教育専攻 |
|
養護教育専攻 |
|
教育支援専門職養成課程 |
|
出典:公式HP
愛知教育大学の特徴・就職先

愛知教育大学は学部が教育学部だけということもあり、入学する学生は昔から教師になるのが夢だった、教育関係の仕事に就きたい、という人がほとんどです。
また、ほとんどの人が教員採用試験を受け、教職就職率も全国有数のため、県内で教職を目指す人にとっては愛知教育大学に入学することが最短ルートだといえます。
令和元年度卒業生は939名で、就職者数は853名、大学院などへの進学者は48名ですから、進学者を除くと就職率は95.7%ととても高い数字になっています。
また、就職者数853名のうち教員は476名ですから、半数以上が教員として就職します。また、教員以外にも33名が教育・学習支援分野の企業に就職していますから、約6割
の学生が教育関係の業種に就職しているといえます。
愛知教育大学の評判
ここでは、愛知教育大学のキャンパス・施設・行事・キャンパスライフなどについての評判を紹介していきます。
愛知教育大学の良い評判
●教職就職率が高い
●公務員講座や就職関係の相談窓口があり、サポートが充実している
●5月にある学祭のほかに、こども祭やスポーツ祭などユニークな行事がある
●サークル内だけでなく、学科内での縦の繋がりもある
●校内に寮があり、3分前に出れば授業に間に合う
●学校へ赴ける機会が1年生からある
●同じ学科の学生同士で友人ができやすい
●教職や公務員など、なりたいものが確実に決まっている人にはこの上なく良い環境である
●真面目な学生が多い
教職就職率の高さやサポートの充実に言及する評判が多く、目的を持って入学する学生が多いからか真面目な学生が多いとの評判でした。
愛知教育大学の悪い評判
●バス通学のため、悪天候や渋滞などの場合に通学時間が読めない
●バスの本数が1時間に1本程度と、本数の少ない路線もある
●寮は山奥にあるため寒く、虫が入ってくることもある
●校舎の周りには遊べるところがあまりない
●大学周辺でアルバイトを探すとなると選択肢が限られる
●Wi-Fiの届きづらい教室がある
●学祭などのイベントはどれも規模が小さい
●トイレや図書館以外は全体的に古い
悪い評判はアクセスや周辺環境に対するものが多いようでした。知立駅からのバスは通常20分程度でキャンパスに到着しますが、雨天時や渋滞時には1時間近くかかることもあるそうです。
また、大学周辺で遊べる場所が少なく、それに伴い大学周辺でのアルバイトの選択肢も限られるとのことでした。施設関係の悪い評判もありましたが、アクセスの悪さや周辺環境の閑静さ、建物の古さは多くの国立大学に共通してみられる特徴ですから気にしすぎることはないのかもしれません。
愛知教育大学の偏差値・特徴|まとめ
愛知教育大学は、教職就職率が高いことと就職率の高さ・サポートの充実が魅力的な大学でした。
ぜひ受験を検討してみてください。
愛知教育大学の資料請求はこちら
最短1分!無料で請求資料請求
スタディサプリで一括資料請求
無料で図書カードGET一括請求