多摩美術大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

多摩美術大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

多摩美術大学は東京都世田谷区上野毛に本部を置いており、美術系に特化した学科から構成される私立大学です。

多くの著名なクリエイターを輩出する多摩美術大学では、美術やデザインに関する知識・技術をから舞踊演劇やプロダクトデザインといった幅広い領域まで総合的に学ぶことができます。

今回は、多摩美術大学の各学科やコースごとの特徴や偏差値、進路などについてご紹介します。

多摩美術大学の受験を検討している方や、多摩美術大学の学科・コースについて詳しく知りたい方などはぜひご覧ください。

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多摩美術大学の基本情報

多摩美術大学
名称 多摩美術大学
国立私立 私立大学
住所・アクセス 八王子キャンパス
八王子キャンパス新宿駅から京王線で橋本駅まで最短32分
新宿駅からJR 中央線で八王子駅まで最短38分
上野毛キャンパス
渋谷駅から上野毛駅まで、最短21分
学科・コースと偏差値 絵画学科/日本画:48~49
絵画学科/油画:48~49
絵画学科/版画:48~49
彫刻学科:48~49
工芸学科:48~49
グラフィックデザイン学科:48~49
生産学科/プロダクトデザイン:48~49
生産学科/テキスタイルデザイン:48~49
環境デザイン学科:48~49
情報学科/メディア芸術:48~49
情報学科/情報デザイン:48~49
芸術学科:48~49
統合デザイン学科:48~49
演劇学科/演劇舞踊:48~49
演劇学科/劇場美術デザイン:48~49
在籍者数 学生総数:4,719人
教員総数:566人

出典:パスナビ
公式HP:多摩美術大学

多摩美術大学の特徴は?

多摩美術大学の特徴 多摩美術大学は東京の主要美術系大学のうちの1つであり、卒業生の中にはユニクロのロゴをデザインした方をはじめ現役で活躍されている俳優やミュージシャンも多いことから、芸術芸能分野に長けた大学であることが分かります。

また、多摩美術大学は美術学部のみ存在し、そこから各専門分野ごとに学科・コースが分かれている点も特徴的です。

特徴1:デザインに特化した充実の学習環境

多摩美術大学は設備が充実していることから、デザインや芸術スキルを学びたい多くの学生が入学しています。

キャンパス内には、「絵画・デザイン・彫刻・工芸・テキスタイル・情報デザイン」それぞれに特化した棟が個別に存在するだけでなく、大規模な資機材を配備した工作センターなどもあり、専門的な講義や個人的な作品制作まで幅広く活用することができます。

また、多摩美術大学には世界的な建築家の伊東豊雄氏が設計した幻想的で美しいアーチ構造が特徴的な図書館もあり、現在では入手が難しい貴重な書物や映像資料が充実しているため、学問的な観点からも優れていると言えるでしょう。

特徴2:所属学科や学年を超えたPBL科目

多摩美術大学では、PBL科目という「学科や学年に関係なく横断的に履修できるカリキュラム」を導入しており、講義を通じて異なる専門性をもつ学生同士が触発し合うことで、芸術やデザインに捉われない総合的な能力を高められます。

PBL科目は、多彩な芸術領域における基礎的な内容はもちろんのこと、実際の企業や自治体と行う共同研究などから構成されているため、専門性を強化するだけの既存の教育とは打って変わった実践的かつ複合的な学習を行うことができます。

そのため、各々が特化したスキルを持ち寄り問題解決への糸口を研究するという、他の大学や専門学校にはない柔軟な教育システムを通して自己研鑽したい方にはおすすめでしょう。

特徴3:大手企業への就職実績

多摩美術大学は名前の通りデザインや芸術に長けておりアニメやゲーム業界に精通しているため、サンリオやスクエアエニックス、任天堂などをはじめとした大手企業に就職した卒業生も存在します。

その他にも、卒業後に作家やアーティストとして個人デビューしたり、クリエイターとして自身の専門性を活かした仕事に就く方が多くいるので、業界最前線で活躍したい方やプロを目指す方には最適な環境です。

多摩美術大学入試の難易度・得点率は?

学科 共通テスト併用得点率 倍率
絵画学科/日本画 75% 5.3
絵画学科/油画 73% 3.9
絵画学科/版画 66% 3.4
彫刻学科 61% 2.4
工芸学科 71% 1.8
グラフィックデザイン学科 79% 5.6
生産学科/プロダクトデザイン 70% 4.4
生産学科/テキスタイルデザイン 61% 2.5
環境デザイン学科 72% 1.8
情報学科/メディア芸術 74% 2.2
情報学科/情報デザイン 62% 4.3
芸術学科 70% 3.3
統合デザイン学科 75% 4.0
演劇学科/演劇舞踊 67% 1.5
演劇学科/劇場美術デザイン 72% 3.6

多くの学科ではデッサンを用いた独自テストも併用しており実物を制限時間内に写実的に描くスキルが求められることに加え、多摩美術大学をはじめとした主要な美術系大学は合格倍率が高い傾向にあり現役合格できない方も多いため、比較的高難易度と言えるでしょう。

また、美術系大学は一般的な私立大学と比べて学費が高く、受験生の多くは美大に特化した予備校に通う方が大半なことから、将来仕事に繋げたい方や技術を真剣に学びたい方にこそおすすめできます。

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多摩美術大学の各学科・コース別偏差値・特徴

ここでは、多摩美術大学の偏差値や学べる分野などの特徴を学科ごとに詳しく紹介していきます。

どのような学科なのかなど、自分の目指す領域に合わせてぜひご参考ください。

絵画学科

日本画専攻 47.5
油画専攻 42.5
版画専攻 42.5

絵画学科はそれぞれ異なるアート分野を取り扱う3つの専攻に分かれており、伝統的な技術・技法の習得を目指す過程で、多様な表現方法や創作理論を学び創造力を養います。

日本の伝統的な絵画様式を主に学ぶ日本画専攻ではデッサン・デザイン技術を磨くだけでなく、筆作りや絵具作りといった根本的な道具の制作技法まで学びます。

また、3専攻合同の講義なども開催されており、映像やパフォーマンス技法などをはじめとした幅広いカリキュラムを選択することが出来ます。

絵画学科の主な進路として、出版業界やアニメーション制作会社、アーティストなど多岐にわたるため、卒業後も専攻ごとに培った技術を活かし創作活動に携わることができるでしょう。

彫刻学科

彫刻学科 37.5

国内トップクラスの制作工房を常設する多摩美術大学の彫刻学科では、作家を目指す方のほかモデリング制作やデザイン関連に興味関心のある学生が多く在籍しています。

立体的にデザインを作り上げていくことが特徴的な彫刻は伝統技術を会得できる点に加え、近年注目を集めている3DCG技術にも応用でき卒業後はデザイナーとして活躍するだけでなく、自動車のモデリングに携わったり舞台美術や映像制作の道に進む学生もいます。

また、多摩美術大学には専門工房が6棟あり、それぞれの学生が表現に適した素材を自由に選択して創作活動に打ち込むことが可能なため、彫刻の専門性を高められるでしょう。

工芸学科

工業学科 37.5

工芸学科では、ガラスや金属などの素材同士を組み合わることで、既存のデザインに捉われないジャンルを超えたものづくりを学習します。

単に加工技術を向上させるだけに留まらず、素材の特性を理解した上でどのように扱うのかを学ぶため、自由な発想による造形力・創造力を養うことができます。

また、産業会社と連携し実際の現場で研修に取り組めることから、社会に役立つ実践的なものづくりを体感できるでしょう。

グラフィックデザイン学科

グラフィックデザイン学科 55.0

グラフィックデザイン学科では、広告やポスターをはじめ視覚を効果的に操作し必要な情報を伝えるための「ビジュアルコミュニケーション」を学びます。

Instagramなどの視覚的なSNSが流行している現代では、もはやアート・イラストは欠かせない存在となっており、デザイナーの活動領域も年々広がりを見せています。

グラフィックデザイン学科では、そのような時代に適応した独自性のあるデザイン技法を学習することが可能なため、課題を解決できるクリエイターを目指せます。

また、卒業生の多くは広告や出版・印刷などからアニメ・ゲームや映像技術などの近年注目を集めるカルチャー文化業まで多岐にわたり、各業界の最前線で活躍している学生が多い点も特徴的と言えるでしょう。

生産デザイン学科

プロダクトデザイン専攻 47.5
テキスタイルデザイン専攻 45.0

生産デザイン学科では人々の生活に必要な雑貨や家電・自動車などの身近な製品を対象に、デザイン技法や設計手法を学びます。

中でも、プロダクトデザイン専攻では主に人々の生活を支える製品(プロダクト)の機能や見た目を検討し、生産製造していくために必要な専門知識・社会背景を学習していきます。

テキスタイルデザイン専攻では染織作家を目指す学生はもちろんのこと、雑貨や家具などのデザイン・企画・製作までの多様な分野で活躍できる人材を育成しています。

このように、両専攻ともに人々の暮らしに寄り添った実践的かつ身近なものづくりの手法を学ぶことから、培ったデザイン力を芸術として創作活動に落とし込むだけでなく、より生活を豊かにして社会貢献したい方にこそおすすめでしょう。

環境デザイン学科

環境デザイン学科 42.5

環境デザイン学科では工学知識とアートを組み合わせ設計技術を学ぶことで、実社会が抱える環境問題への取り組み方法およびに解決手段を学びます。

環境デザイン学科では学生の興味関心に合わせて「インテリア・建築・ランドスケープ(都市環境)」の3コースから選択でき、環境デザインに必要な光や構造について幅広く学習することが可能です。

加えて、学年や学科を越えて共に研究を行う「プロジェクト・ベース・ラーニング」ではデザイン力を鍛え上げるだけでなく、プロジェクトを最後までやり遂げるための遂行力も同時にトレーニングするので、実社会においても活躍することができるでしょう。

情報デザイン学科

メディア芸術コース 45.0
情報デザインコース 47.5

情報デザイン学科ではメディア芸術・社会デザインを専門的に学び、デジタルテクノロジーやグラフィックデザインを中心とした制作手法の習得を目指します。

情報デザインコースではデザイン学や情報科学はもちろんのこと、プログラミングとAIを活用しビッグデータを用いた機械学習研究やUI/UXデザイン技法について幅広く学習していきます。

メディア芸術コースでは、視覚的なデザイン分野に加えてサウンド・デザインなどの聴覚的創造性も学ぶことができるほか、多摩美術大学に完備されている音響スタジオも活用可能なため、卒業生の多くはIT情報サービス、Webクリエーター、ゲーム制作などの各分野で活躍しています。

芸術学科

芸術学科 47.5

「芸術と社会をつなぐ」を理念に掲げている芸術学科では、美術・芸術を世界に発信するための実践的な共有方法を学びます。

具体例として、学科内に制作スタジオを作り展覧会を開催するための企画を検討したり、多くの作家と交流し雑誌や書籍のデザイン発行を行うなど、実社会と関わりを持った活動を展開しています。

3年次から選択可能なゼミでは、各専門家と協働し予算管理から編集・出版などといった実務活動を行う中で、現場で必要な企画力やコーディネート力を鍛えられるため、アートの社会的価値を発信できる人材を目指すことが可能です。

統合デザイン学科

総合デザイン学科 47.5

実社会における様々な課題に対してあらゆるメディアを駆使し、企画や設計からプロデュースする統合デザイン学科では、現代に必要な「統合的に解決できる力」を養います。

また、統合デザイン学科の卒業生は、広告や出版業・各種メーカー・インフラサービスなど、多様な業界のデザイン分野にて育んだ企画力を活かして活躍しているため、アイデアを実現し問題解決に挑みたい方にもおすすめです。

演劇舞踊デザイン学科

演劇舞踊コース 37.5
劇場美術デザインコース 40.0

演劇舞踊デザイン学科では、役者としての身体表現技法を会得したり、演出家・劇作家に必要な創作知識などを学習する「演劇舞踊コース」と、舞台美術や映像技術などの視覚的演出に関する高度な芸術デザイン方法を学ぶ「劇場美術デザインコース」の2コースから構成されています。

また、卒業生の中には、俳優・ダンサーとして表舞台に立ち表現者として活動する方や、作品を作り上げる舞台裏方のクリエーターとして活躍している方も多くいるようです。

多摩美術大学の評判・口コミは?

多摩美術大学の口コミ

こちらでは多摩美術大学のキャンパスライフや授業についての評判・口コミを紹介していきます。

ぜひ、実際に多摩美術大学に通っている学生のリアルな声を参考にしてください。

京都芸術大学の良い評判・口コミ

  • Adobe Creative Cloudが無償で利用できる
  • 第一線で活躍している教授陣の講義が充実している
  • ゲームやアニメ業界に強く、卒業後も幅広い分野で活躍できる

多摩美術大学の悪い評判・口コミ

  • 学費が高く制作費用もかかるため、経済的負担が大きい
  • 校舎が駅から離れた場所にあり、立地が悪い
  • サークル活動はあまり活発的ではない

充実した施設群に高評価の声が多く募る一方で、学費はもちろんのこと製作費や画材など多岐にわたり費用がかさむため、経済的な負担が大きく苦労しているとの声がいくつか見受けられました。

また、最近では学生全員を対象にAdobe Creative Cloudを無償提供し始めるなど授業外での制作サポートも厚く、学習意欲の高い方には最適な環境と言えるでしょう。

多摩美術大学の偏差値・特徴まとめ

多摩美術大学は美術に特化しており、それぞれ専門分野別の合計10学科15専攻・コースに分かれている私立大学です。

多摩美術大学では、第一線で活躍する現役の教授陣の講義を受講できることに加え、異なる学科でも履修可能な科目も用意されているので、1つに固執しない複合的なクリエイターをめざすことができます。

芸術の専門性を高めていきたい方や、アーティスト・クリエイターを目指したい方には充実した環境が整っていますので、ぜひ目指してみてはいかがでしょうか?

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  • 多摩美卒 より:

    デザイン系は就職もいいです。トップ企業のデザイン部など東京芸大・多摩美・武蔵美の3校が優先されます(昔は3校指定だったところもあります)。
    入試についてはグラフィックデザインの場合、学科200実技300点配分なので、どんなに偏差値が良くてもデッサン等実技ができないと落ちます。美大予備校の夏期講習等で実技の実力を見てもらい、無理そうな場合は早めに諦め、専門学校等でやりたいことを学びましょう。

    評価: 4

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