京都薬科大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

京都薬科大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

京都薬科大学は京都市山科区に位置する共学の私立大学です。大学の略称は「KPU」。

名前の通り薬学を主に学ぶ大学です。ワンランク上の薬剤師、「ファーマシスト・サイエンティスト」を育成することを目標とする誇り高き薬科大学です。

今回はそんなハイレベルな京都薬科大学の偏差値や難易度、就職状況についてご紹介していきたいと思います。

興味深い内容盛りだくさんでお送りします。大学のことが気になった方は資料請求してみることもお勧めします。

京都薬科大学の基本情報、学部の概要

京都薬科大学校章
引用:京都薬科大学 公式HPより
名称 京都薬科大学
国立私立区分 私立大学
所在地 本校地:〒615-0882 京都府京都市山科区御陵中内町5
南校地:京都府京都市山科区御陵四丁野町1
電話番号 075-595-4600
設置学部 薬学部(6年制)
アクセス JR「山科」駅より徒歩8分

京都薬科大学には本校地と南校地の2つのキャンパスがあります。
メインキャンパスである本校地には講義棟やホール、屋外ステージや図書館などが設置されています。
南校地には研究センターが多く設置されています。テニスコートも3面備えられています。

学部の概要

京都薬科大学は医療系の大学ということもあり、カリキュラムは6年制になっています。そこでの学びについてご紹介していきます。

1年次にはまず一般教養や第二外国語を学びます
もちろん薬学の専門的なことについても学習を行っていきます。基礎演習や、有機化学・生理学といった薬学の基礎になる強化を重点的に鍛えるカリキュラムとなっています。

2年次では1年時に引き続き第二外国語の学習が続き、言語力を強化していきます。各国を渡り歩く薬剤師としての資質を身に付けるのですね。
薬学の専門分野の内容も初年次と比べてより深い内容に入っていき、本格的に薬剤師への道を歩んでいきます。

3年次の後期には研究室に配属され卒業研究を始めていきます。
薬学科の先輩や教授とより密接に関わることで、さらに多くの知識を蓄え、薬学の真髄に近づくことができるのです。

4年次には学内での実務実習が始まります。これにより、もっと実践的な知識を身に付けていきます。
さらに、学外での実務実習を行うために合格しなくてはならない「共用試験」の対策も行われます。実習、試験対策、卒業研究と忙しい日々を送ることになります。

5年次には共用試験に合格した学生たちが5カ月の学外実務実習を行います。
二カ月半は病院、残りの二カ月半は薬局での実習を行います。実際に社会に出て働く経験を積み、薬剤師の仕事がどのようなものかを身をもって体験します。

6年次には薬剤師国家試験に向けた対策を行います。薬剤師になるための最後の関門を突破すべく学生たちは必死に勉強に励んでいきます。
また就職活動も本格化していくため、せわしない日々を送ることになります。

京都薬科大学の偏差値・難易度は?

京都薬科大学校舎

では京都薬科大学の気になる偏差値や難易度について見ていきましょう。

京都薬科大学の偏差値は55となっています。

偏差値だけを見て判断すると中堅レベルといったところではないでしょうか。

京都薬科大学の難易度は?

京都薬科大学の入試には指定校推薦、公募推薦、共通テスト利用(前期・後期)、一般入試の4つの方法があります。

共通テストを利用した方式は得点率76%がボーダーとなっており、なかなかの水準が要求されます。
前期は受験者682名に対して合格者は397名、実質倍率は1.7倍(2021年度)となかなかの倍率となっていますね。

一般入試については、やや応用的な問題が出題されており一筋縄ではいかないという感じです。
受験者は824名で合格者は494名、実質倍率は1.7倍(2021年度)となっています。こちらもかなり競争は熾烈なようです。

各入試形態の詳細や募集定員、倍率などは京都薬科大学のサイトや、大学資料を請求しご確認ください。

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京都薬科大学の特徴

お薬

まだ、6年間かけてお薬の知識を深めるということしかよくわかっていない京都薬科大学。

ここではこの大学の良いところや独自の学びなどについてさらに掘り下げていきたいと思います。

進路の選択肢が多い

京都薬科大学には薬学部しかなく、ほとんどの人が薬局やドラッグストアで働くと思われがちですが決してそのようなことはありません。

全国の6年制薬学部の卒業生の就職先は保険薬局・ドラッグストアが60%弱とかなり偏っていますが、京都薬科大学の卒業生は企業、病院、薬局・ドラッグストアがそれぞれ約30%と偏りが少ないです。

学外での実習や、学内で開催される「職種案内」、講演会など、学生がキャリアについて考えるきっかけになる場があふれており、一人一人の夢をサポートする体制も整っています。

長い歴史を持つ京都薬科大学。多くの卒業生が様々な場所で多彩に活躍しているのが魅力の一つでしょう。

こんな人にオススメ

  • 将来の選択肢を広げたいという人
  • 様々な経験を積みじっくりキャリアについて考えたい人
  • 薬剤師の資格は取りたいが、将来の職種を限定されたくはない人
  • 国際交流が盛ん

    国際交流が盛んに行われているのも京都薬科大学の特徴の一つです。

    海外留学制度や学生プロジェクト、クラブ活動など様々な場面で国際交流が活発に行われています。

    例えば、学生プロジェクトで留学生と交流企画を考え実施する、といったこともできますし、サークル活動の一環として海外ボランティア活動に参加することだってできます。
    海外留学制度を利用して外国の大学で薬学を学んだり薬局を見学することだってもちろんできます。

    薬学の知識だけでなく、国際人として社会を見る視野までも広げられるなんて、とても素晴らしい学生生活ですね。語学の能力もアップし、様々な企業からも欲しがられる人材となること間違いなしです。

    こんな人にオススメ

  • 海外の人々と交流して文化的な視野を広げたい人
  • 海外での薬学はどうなっているのか学んでみたい人
  • 英語能力も手に入れて国際的に活躍できる人材になりたい人
  • 京都薬科大学の就職状況

    薬剤師就職

    ここでは京都薬科大の国家試験合格率や、就職の状況についてご紹介していきます。

    国試合格率

    京都薬科大学の6年制卒業生(新卒)の2021年度薬剤師国家試験合格率は92.77%(合格者322名/受験者352名)となっています。

    ※既卒生を合わせると88.09%(合格者318名/受験者361名)。

    全国の大学の平均合格率は85.5%なので、他と比較するとかなり高い数値を示していることが分かります。

    京都薬科大学では、国会試験合格のためのサポートも行われています。

    実務実習前に知識の整理と統合的理解を深める総合演習を行ったり、実習後に実習で得た知識を整理、国試に向けた学習を行うアドバンスド薬学講座を開講したりなど、生徒の薬学への理解が深まるようなカリキュラムを組んでいるのです。

    研究室内でも教員と生徒の距離が近く、質問があればすぐに対応してくれる環境が整っているのも高い国試合格率を誇る秘訣なのでしょう。

    就職率

    京都薬科大学の就職率は98.2%となっています。(就職率=就職者/卒業者-非進学者で計算)

    非常に高い数値を示していることが分かりますね。

    2019年度卒業生の就職先の内訳としては、最も多いのが病院で25.8%、次に薬局が22.6%、製薬企業が17.8%、ドラッグストアが15.5%と続きます。

    就職先が偏らず、様々な職種に就職しているのが特徴的ですね。

    キャリア支援プログラム

    京都薬科大学では大学独自のキャリア支援プログラムを採択しています。

    1~3年を気づき、4年生からをスキル、5年生からをマインドというステージ分けをして、そのステージごとにサポートを行っています。

    気づきの時期には必修科目として薬学の社会的役割を学ぶ講義を設けて、医療の担い手としての心構えを持たせます。

    各種セミナーやガイダンス、個別指導やインターンシップなどを実施することによって、就活で使える「スキル」を身に付けていきます。
    また、それらの活動を通して、社会で求められるマナーや、自己の表現方法といった「マインド」も学んでいくのです。

    こうして学年ごとのニーズに合わせたキャリア支援を大学側が与えることで、高い就職率を叩き出しているのですね。

    京都薬科大学の評判

    京都薬科大評判

    ではそんな京都薬科大学は卒業生、在学生からどのような評価をされているかについても見ていきましょう。

    良い評判

    まずはいい評判をご紹介していきます。

  • 早期から研究室に配属されるのがうれしい。
  • 学内施設が充実しており、学ぶための場を十分に確保できる。
  • 高い国家資格合格率を誇り、就職先も偏りがなく幅広い。
  • 業界にOB、OGが多く就活に有利。
  • 最寄り駅には新快速が止まるし、駅から徒歩10分以内とアクセスが良好。
  • などが挙げられていました。
    就職についてのメリットを挙げている口コミが多くみられました。国試合格率も良く就職先も幅広く選べるのは魅力的ですよね。

    悪い評判

    とはいっても悪い評判もあります。逃がさずにご紹介していきます。

  • 外部の講師の授業は分かりやすいが4年からしか始まらない。
  • サークル数が少なく出会いの数も多くない。
  • 講義が分かりにくくスピードも速いため、予習しないとついていけない。
  • 研究室に配属されても学生が放置されることもある。
  • 治安の悪いと言われている山科区にキャンパスがある。
  • などが挙げらていました。
    薬学の講義というのは内容がやはり難解なようでついていくのが大変という評判が多く見受けられました。友人たち協力して試験を乗り越えるということが多いようです。
    サークルは数が少ないそうですが、交友関係を広げたいならとりあえず入った方がいいでしょう。

    京都薬科大学の偏差値・難易度とは|まとめ

    これまで京都薬科大学の特徴や偏差値、就職状況などについてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

    6年間をかけてしっかりと薬学を学べ、さらに就職についても様々な進路が与えられる魅力あふれる大学でしたね。

    この記事では紹介しきれなかった情報もまだまだたくさんありますので、京都光華女子大学が気になった!という方は資料請求することをお勧めします。

    最後までご覧いただきありがとうございました。

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