神戸女子大学の各学部の偏差値や難易度は？就職状況などもご紹介！

神戸女子大学は、兵庫県神戸市の須磨区と中央区にキャンパスを構える私立大学です。

創業者である行吉哉女（ゆきよしかなめ）は、「学生一人ひとりを大切にする」という思いのもと、神戸女子大学を建学しました。

この記事では、「神女（しんじょ）」という愛称で親しまれている神戸女子大学の各学部の偏差値や入試の難易度、また就職状況などについてまとめています。

神戸女子大学への入学を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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神戸女子大学の基本情報

引用元：神戸女子大学

参照元：パスナビ

神戸女子大学の特徴

引用元：神戸女子大学

神戸女子大学は、文学部・家政学部・健康福祉学部・看護学部・心理学部の5つの学部からなる私立大学です。

キャンパスは、神戸市須磨区の須磨キャンパスと中央区のポートアイランドキャンパスの2つがあります。

それぞれのキャンパスへは、公共交通機関を利用して最寄り駅（バス停）から、徒歩約5分圏内となっており、アクセスしやすい点が特徴の一つです。

ここからは、上記の神戸女子大学の基本情報を元に特徴についてご紹介していきます。

特徴①少人数制による教育

冒頭でもお話した通り、神戸女子大学の創設者である行吉哉女（ゆきよしかなめ）は、「学生一人ひとりを大切にする」という思いの元、神戸女子大学を建学しました。

学生一人ひとりが安心して学業に取り組むことができるように、クラス担任制を導入しているのが特徴の一つです。

教員一名に対して、学生数は2019年度で22.3人と少人数教育を実施しています。

そのため、一人ひとりに目を配った指導を行うことができ、かつ学生の主体性を育めるサポート体制が整っているといえるでしょう。

特徴②充実した学生サポート

神戸女子大学の特徴としては、学生サポートが充実している点もあげられます。

神戸女子大学は、兵庫をはじめとする近畿圏を中心に全国から学生が集まっているのが特徴です。

南は沖縄、北は北海道と全国47都道府県のうち46都道府県から学生が神戸女子大学に通っています。

下宿率も約50％となっていて、初めて親元を離れる学生でも不安を解消しながら集中して勉強できるように寮監常駐の寮を完備しており安心です。

さらに「推薦下宿制度」を設けており、たくさんの神女生が生活しているマンションや環境の良い物件の紹介を行なっているため一人暮らしを始める学生も助かるでしょう。

また将来や学業などに関する相談に対応してくれる「学生相談室」を設置しており、在学中はもちろん卒業後の不安と向き合いながら勉学に励むことができます。

特徴③新しい交友関係を築きやすい

現在、関西にある19の国公私立の女子大学のうち18の女子大学には附属高校が併設されてます。

そして残りの一校である神戸女子大学には、附属高校が併設されていないという特徴があるのです。

つまり神戸女子大学に入学する新入生のほとんどは、キャンパスで初めて顔を合わせることになります。

附属高校併設の女子大学であれば、その附属高校出身者が多く在籍しているため、入学後すでにグループが完成しているケースが多く、新たに交友関係を築きづらいという学生も少なくありません。

一方で神戸女子大学であれば、一から交友関係を築いていけるので卒業後も繋がっていられるような一生モノの友達を見つけることができるでしょう。

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神戸女子大学の学部の特徴

引用元：神戸女子大学

神戸女子大学では、5学部11学科を設置しており、さまざまな分野における専門性を身につけることができます。

神戸女子大学の学部については、以下の5つです。

• 文学部
• 家政学部
• 健康福祉学部
• 看護学部
• 心理学部

ここからは、神戸女子大学の学部や学科の特徴についてご紹介していきます。

文学部

文学部は、1969年に設置された学部で「日本語日本文学科」「英語英米文学科」「国際教養学科」「史学科」「教育学科」の5つの学科に分けられています。

日本語に本文学科は「日本文学」「古典芸能」「日本語」の3コースが設置されており、英語英米文学科は「英語学・英語教育」「英米文学・文化」の2コースです。

国際教養学科では、アジアやアメリカ、ヨーロッパなどで語学研修を行う制度が充実しています。

史学科は「日本史」「外国史」「日本考古学・民俗学」の3コースを設置、教育学科は2020年から「義務教育」「初等教育」「幼児教育」「心理学」の4コースが設置されている学科です。

家政学部

家政学部は1966年に設置された学部で、「家政学科」に設置されている「被服デザイン科学」「住空間」「生活マネジメント」の3コースから選択することができます。

また「管理栄養士養成課程」では、管理栄養士の養成に特化した内容を学ぶことができ、国家試験対策講座を受講できる「管理栄養士養成対策室」が設置されているのも特徴です。

健康福祉学部

健康福祉学部は2006年に設置され、「社会福祉学科」「健康スポーツ栄養学科」の2つの学科からなる学部です。

社会福祉学科では、社会福祉専門職の育成を目指すカリキュラムとなっており、社会福祉士や精神保健福祉士、介護福祉士といった国家試験受験資格などの取得をサポートしてくれます。

健康スポーツ栄養学科は、栄養学や食品学などアスリートに対して必要不可欠な食事・栄養指導などに関する専門知識の習得を目的とした学科です。

看護学部

看護学科は2015年に設置された学部で、看護の専門職の育成を目的としています。

看護師はもちろん保健師や助産師といった国家試験受験資格のサポートや養護教諭一種免許状の取得が可能です。

また「学びのグループゼミ」という学年を超えて同じゼミで学ぶ場があり、コミュニケーション能力の養成にも力を入れています。

心理学部

心理学部は、2021年4月に設置されたばかりの学部です。

心理学科では心理学の基礎を習得し、さらに「臨床心理モデル」「経営・消費者心理モデル」「メディア心理モデル」の3つの履修モデルから、自身の将来的な進路や興味関心に合ったものを選んで専門性を深めていきます。

またポートアイランドキャンパス内に「臨床心理相談センター」を新設予定で、資格取得を目指した実習の場としてはもちろん、地域の方々が相談できる場としても活用される予定です。

神戸女子大学の偏差値・入試難易度

引用元：神戸女子大学

ここからは、神戸女子大学の偏差値と入試難易度について解説していきます。

まずは、神戸女子大学の偏差値について学部・学科ごとにまとめてみました。

参照元：スタディサプリ

続いて神戸女子大学のセンター得点率を学部・学科別にご紹介していきます。

参照元：スタディサプリ

神戸女子大学のセンター得点率は約70％となっており、やや難易度が高いといえるでしょう。

最も低いものでも、文学部の英語英米文学科と国際教養学科の67％です。

神戸女子大学の就職状況

引用元：神戸女子大学

神戸女子大学の就職状況についてですが、2020年3月卒業生の実績では就職希望者数749名のうち就職者数740名となっており、就職率が98.8％とかなり高くなっています。

美容・ファッション業界や旅行・エンタメ業界に就職する学生もいれば、航空・運輸業界、フード業界、医療・福祉業界など幅広い業界に進んでいるようです。

神戸女子大学の就職支援・指導は、三回生の春に始まって、キャリアサポートセンターのスタッフによるマンツーマン指導を受けることが可能です。

神戸女子大学の各学部の偏差値や入試難易度まとめ

今回は、神戸女子大学の各学部の偏差値や入試難易度、就職状況などについてご紹介しました。

神戸女子大学では、5学部11学科が設置されており、それぞれ自身の興味関心や将来的な進路を見据えた専門知識を学ぶことができます。

文学部や家政学部をはじめ、2021年4月には心理学部が新設され学べる領域がさらに広がりました。

少人数制の教育により、生徒一人ひとりを尊重した教育に力を入れているだけでなく、充実したサポート体制も整っているので、兵庫県外から通う場合も学生自身はもちろん親御さんにとっても安心です。

神戸女子大学についてもっと知りたいという方は、まず資料請求を行なってみてはいかがでしょうか。