北海道科学大学の各学部の偏差値や難易度は？就職状況などもご紹介！

北海道科学大学は、1967年に設置された北海道札幌市に本部を置く私立大学です。

「北科大（ほくかだい）」や「道科大（どうかだい）」などとも呼ばれており、以下に示す4学部で様々な学びを提供しています。

今回は北海道科学大学の偏差値や各学部で学べることや卒業生の就職状況などについてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

北海道科学大学の基本情報

引用：北海道科学大学 公式HP

北海道科学大学の偏差値と各学部

ここでは、北海道科学大学の各学部の偏差値と特色をご紹介していきます。

以下の表は学部ごとの偏差値を示したものです。

参照：パスナビ

上に示したように北海道科学大学の偏差値は35.0~47.5となっており倍率も1.3倍~2.1倍と高くなく、難易度は標準より易しいと言えます。

以下では、北海道科学大学の各学部について詳しくご紹介していきますので、興味のある学部について資料請求はもちろんしっかりとチェックしてください。

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工学部

工学部には以下の5学科がありますので、この章ではこの5学科について1つ1つご紹介していきます。

機械工学科

機械工学科では、モノづくりに関する知識を学ぶことができます。

カバーする分野は幅広く、　情報科学やロボット工学、3D積層造形といった最先端の科学技術から基礎力学や材料科学といった伝統的な分野の指導にも力を入れており、在学中に興味のある分野を見つけやすくなっています。

また必修科目の3分の1が自習系の科目となっていることから、実践的教育に力を入れていることも特徴の1つです。

情報工学科

情報工学科では日々進化する情報通信技術について学ぶことが可能です。

学生たちが自分たち自身の手を動かして学ぶことを重視しており、例えば電子マネーやSNSを学生たちに作ってもらうことでその仕組みを指導します。

電気電子工学科

電気電子工学科では電気電子工学関連の知識の習得ができます。

基本情報技術者試験や第1・2種電気工事士、第3種電気主任技術者といった専門性の高い資格試験の対策講座がカリキュラムに組み込まれており、就職へのサポートも手厚いのが特徴です。

建築学科

建築学科は建築の基礎知識とコミュニケーション能力を身につけた地域社会を助けられる人材を育成します。

建築学科の大きな特徴としては、北海道の大学なだけあって積雪寒冷地の建築に特化した講義や演習を用意している点です。

また、Auto CADやJW CAD、BIMといったデジタルツールについて理解を深めるための演習科目が充実していることも大きな特徴です。

都市環境学科

都市環境学科は港湾や道路、トンネルなどといったインフラについての知識を学べる学科です。

大きな特徴として、現場に足を運んで学ぶ機会が多いことが挙げられ、学生は1年次から橋梁やトンネル、港湾、高速道路の工事現場などを見学する機会が与えられます。

将来インフラ開発の職に就きたいと考えている方にはオススメの学科です。

薬学部

薬学部を卒業すると薬剤師国家試験の受験資格を得ることが可能です。

北海道科学大学薬学部の大きな特徴は道内で唯一の4期制を導入しており、試験が年に4回行われるので、学んだことを振り返る機会が多く効率的に学ぶことができます。

また、実習は現役の薬剤師や実務経験者が教鞭をとるので非常に実践的な内容になっていることも大きな特徴です。

保健医療学部

保険医療学部には以下に示す5学科がありますので、この章ではこの5学科について1つ1つご紹介していきます。

看護学科

看護学科の特徴として、スキルの高い臨床経験者や看護師の指導にあたっている専門看護師による講義が開講されていることが挙げられます。

また、担任制によるきめ細かい指導や外部業者による国家試験対策講座など国家試験に関するサポートが充実しており、看護学科の卒業生は2020年度98.6％の確率で看護師国家試験に合格しているということも大きな特徴です。

理学療法学科

理学療法学科では、リハビリテーションをする際に必要になる学び、卒業と同時に理学療法士国家試験の受験資格を得ることができます。

演習科目や少人数でのグループワークが充実しており、学生は医療に必要となるコミュニケーション能力を身につけることができます。

義肢装具学科

義肢装具学科は日本で最初の初の義肢装具士の養成課程であり、技師用具や福祉用具の制作の指導を行っています。

義肢装具学科では、実際に義足が必要な方の義足を制作する「義肢学」や装具の改善提案を行う「装具学」といった実践的な科目が設置されていることが魅力の1つとなっています。

臨床工学科

臨床工学科では医療に関係する様々な機械の操作について学び、卒業時には臨床工学士国家試験の受験資格を得ることができます。

1年次から病院見学を行ったり、3年次には「生体機能代行装置学実習」という科目では現役の臨床工学士による人工透析器についての講義を行ったりと現場に近い環境での学びを提供していることが特徴です。

診療放射線学科

診療放射線学科では、放射線を利用した医療行為について学び、卒業と同時に放射線技術士国家試験の受験資格を得ることが出来ます。

面談による勉強方法のアドバイスや独自の模試や国家試験対策講座を実施するなど1人1人に対して丁寧なサポートを実施していることが大きな特徴となっています。

未来デザイン学部

未来デザイン学部にはメディアデザイン学科と人間社会学科という2つの学科がありますので、以下ではこの2つの学科についてご紹介していきます。

メディアデザイン学科

メディアデザイン学科は以下の4つの系から成り、それぞれでデザイン能力とITスキルを身につけることができます。

企業や自治体とコラボして商品開発を行うといった取り組みを行っていることが魅力の1つです。

人間社会学科

人間社会学科は以下の3つの専攻から成り、それぞれの視点から人間や社会を学びます。

1年次から少人数制の科目を設置し、1人1人に目が届く指導を実現していることが特徴です。

北海道科学大学の卒業生の進路

ここでは、北海道科学大学の卒業生の進路についてご紹介します。

以下に2020年度の北海道科学大学の学科ごとの就職率をご紹介します。

参照：北海道科学大学 公式HP

上の表から北海道科学大学の卒業生の就職率は、95.7%~100%と非常に高くなっているということが分かります。

10学科は就職率100%となっていますので、既に就職を見据えているという受験生は参考になるかと思います。

北海道科学大学の偏差値や学部についてのまとめ

今回は北海道科学大学についての情報をまとめてご紹介しました。

おさらいすると、以下のようになります。

北海道科学大学はそれぞれの学科は現場に近い学びを提供していたり、独自の国家試験対策を行っていたりと魅力的な大学でした。

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