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金沢医科大学医学部の特徴とは?「高額学費」地方私立医学部の実態!

2022.1.11

2019金沢大学医学部医学科の偏差値

  • A判定偏差値:70
  • C判定偏差値:66
  • 出典:東進

    金沢医科大学は医科単科大学であり、私立大学医学部の中では「学費が超高額な医学部」という評判で有名な大学です。実際、6年間の学費は私立医学部の中でナンバー2に高額となっています。医学部受験生にとっては「裕福な医師家庭の生徒が受験する医学部」といったイメージでしょうか。

    偏差値は現在のところ82校中76位となっていますが、受験生は西日本を中心として全国から集まっています。

    超高額な学費やワーストクラスの偏差値、という評判の金沢医科大学ですが、その実態は意外と知られていないかもしれません。今回は、金沢医科大学医学部の概要と、金沢医科大学医学部に特徴的な2つの事項を取り上げて、分析していきます。

    [isi type=”4″ univ=”金沢医科大学”]

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    金沢医科大学医学部はどんな大学

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    2019金沢医科大学医学部の学費・授業料

  • 入学金:2,000,000円
  • 授業料(年間):3,300,000円
  • 授業料(合計):19,800,000円
  • 施設設備費(年間)
    1~6年:1,700,000円
  • 実験学習費(年間)
    1年:-
    2~6年:-
  • 教育充実費(年間)
    1年:4,000,000円
    2~4年:500,000円
    5年:500,000円
    6年:0円
  • 金沢医科大学といえば「高額な学費」「ワーストクラスの偏差値」が必ず出てくる評判ですが、実際のところはどうなのでしょうか。

    医学部は他学部と違って、あまり新設されることがなく、そのため偏差値ランクも一度固定されるとあまり変動しません。学費についても、大幅に安くなったり高くなったりする動きは、ここ数年ではあまり見られません。

    世間の評判からくる金沢医科大学のイメージを丁寧に分析してその実態に迫ってみましょう。

    学費は6年間で3900万円超!確かに高額であるが、設備もそれなりに充実

    金沢医科大学医学部の学費は6年間で3990万円と、私立大学医学部31校中で2番目に高額となっています。「裕福な医師家庭の子女しか行かない・行けない」という評判は確かに正しいようです。

    確かに高額な学費がかかりますが、教育設備などを見ると、非常に充実しており、高い学費に相応な教育を受けることの出来る環境であると言えます。逆に言えば、これだけの教育設備とシステムを単科大学で保有するためにはそれだけの金額が必要だということでしょう。

    ちなみに、学費が私立大学医学部の中で一番安い国際医療福祉大学では、6年間1850万円ですから、一口に私立大学医学部といっても学費の差というのはかなり幅があることがわかります。

    国公立大学であっても医学部に入ると、学費以外にも何かと費用は嵩みます。特に私立大学の医学部受験を考えている人は、6年間でトータルどのくらいの費用がかかるのか、さらにそれは「いつ」必要なのか、といったことをリサーチしておくと良いでしょう。

    偏差値は全医学部中でワーストクラス、医師国家試験合格率も…その理由とは?

    金沢医科大学医学部の入試時点での偏差値は、全国82校ある医学部の中で76位となっています。

    医学部ですから、医師になるべくして入学してきて、入学した全員でなくともその多くが卒業し、医師国家試験を受験して、そして合格し、医師として全国で働いている訳です。つまり、他の医学部との差はほとんどありません

    それでは、どうして入試時点での偏差値がワーストなのでしょうか。おそらくこの理由は、高額な学費と、金沢という立地にあると考えられます。最低でもおよそ4000万円という高額な学費をかけるという選択よりも、1年浪人して他の医学部に入学する方が良い、といういう人が多いため、相対的に偏差値の高い人は他の大学に流れます。

    また、医師国家試験の合格率は80校中の79位と、かなり低い成績となっています。医師国家試験の合格率は私立医学部にとって「集客」の一つの指標となりますから、合格率の低い医学部は入試の偏差値も相対的に低くなりがちです。

    医師国家試験は情報戦です。多くの情報は都心部から発信されます。インターネットが発達した現在も、情報の鮮度やアクセスの良さというのは、都心部が有利であることに違いありません。つまり立地という面からも、都市部を外れた場所や東京・大阪から離れた都道府県にある医学部では、医師国家試験合格率が低くなる傾向があるのです。

    しかし、医学部における勉学の結果は、最終的には本人の努力によるところが大きいため、全ては自分次第です。自ら情報を得る姿勢を持っておけば、都市部と同等の力を持って国家試験に臨めます。

    多くの医学部の教授は学生の学びたい熱意に対して快く応えてくれますから、学習環境は自分で作り上げていくつもりで入学しましょう。

    金沢医科大学医学部・2つの特徴とは

    医学部は総じてどの大学も似たり寄ったりなカリキュラムですが、大学の特徴や売り文句として、マイナーチェンジをすることもあります。その中でも、教育設備などに大学のユニークさが表れます。金沢医科大学医学部の2つの特徴について見ていきましょう。

    特徴1:学費に見合う充実した教育設備

    金沢医科大学の特徴の1つは充実した教育設備環境にあります。臨床現場における実際の手術動画や学会発表などに利用できる症例画像などを供覧しているメディア設備や、臨床手技のトレーニングを行えるシミュレーション・センター、6年次のスチューデント・ドクター(SD)に対しては「SD医局」という施設を設け、学生が自発的に学習を深めていける環境が整備されています。SD医局は24時間利用でき、学生の意欲を無駄にしないシステムとなっています。

    このような充実した教育設備は、やはり学費の高い私立医学部ならでは、と言えるかもしれません。国公立大学、特に地方の医学部は設備投資がほとんどされておらず、学生が自由に使える自習室やシミュレータ機器などはまず無いと言っていいです。高い学費にはそれなりに理由があり、価値があると言えます。

    特徴2:進級が厳しい!教育環境が良くても油断は禁物

    金沢医科大学のもう1つの特徴は進級の厳しさです。教育環境の良い金沢医科大学ですが、その評価はそれに見合うレベルで厳しいようです。良い環境に油断していると足下をすくわれる、ということかもしれません。

    素晴らしい教育環境を存分に利用して、貪欲に学べる人でなければ、医学部での留年は身近なものになります。

    金沢医科大学医学部は勉学に打ち込む医学部生活を送りたい人にとっては良い環境

    考える人

    金沢医科大学医学部は偏差値自体は全医学部の中でもかなり低く、医師国家試験の合格率もあまり振るわず、学費も高額であることなどから、評判だけを聞いているとポジティブなイメージを抱きにくい大学かもしれません。

    しかし、私立大学ならではのきめ細かいサポートと充実した教育設備で質の高い医学部生活を送れる大学でもあります。

    都市部を離れた静謐な環境で、勉学に打ち込む医学部生活を送りたい人にとっては、志望校のリストに加えてみる価値のある大学でしょう。勉強も遊びも、という学生生活ではなく、1つのことに集中して打ち込める、充実した6年間を送ることのできる良い大学だと思います。

    [isi]

    投稿者:ヨビコレ医学部ライター

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