青森明の星高等学校の偏差値は?特徴・評判・難易度まとめ

青森明の星高等学校の偏差値は?特徴・評判・難易度まとめ

青森明の星高等学校は、青森県青森市にある私立高校です。
併設型の中高一貫教育校であり、カトリックの女子教育を目的として創立された「聖母被昇天修道会」がルーツとなっています。

普通科英語科が設置されており、さらに普通科は3コース、英語科は2コースに分かれており、グローバル教育も盛んに行われている青森明の星高等学校。

今回は、そんな青森明の星高等学校の特徴や偏差値、進学実績、口コミなどをご紹介します!

PR【武田塾】なら難関校へも逆転合格!
武田塾のおすすめ

イマからでも間に合う!
難関大学でも武田塾なら逆転合格!

  • 授業をしないから『できる』ようになる!
  • 自学自習を徹底管理!学習スケジュールをサポート!
  • 得意科目と苦手科目を分析した
    完全オーダーメイドだから取りこぼしがない!
武田塾のおすすめ

武田塾独自の学習方法で毎年多くの難関大学校合格に導いています。
無料受講相談では、武田塾の学習方法のご紹介から、現在の実力から志望校合格までのカリキュラムを無料でご提案しています。
まずは一度お近くの校舎へご相談ください!

青森明の星高等学校の基本情報

青森明の星高校_校章

引用:青森明の星高等学校公式HPより

名称 青森明の星中学・高等学校
区分 私立
設置学科 普通科
英語科
設立 1934年
所在地 〒030-0961
青森県青森市浪打2-6-32
アクセス 市営バス(青森駅~東部営業所)弘南バス(五所川原・黒石~青森線)「合浦公園前停留所」下車南へ徒歩5分
問い合わせ先 TEL:017-741-0121/FAX:017-741-0149
公式HP http://www.aomoriakenohoshi.ed.jp/

出典:青森明の星高等学校 アクセス

1934年、カナダに本部を置く聖母被昇天修道会から5人の修道女が来日し、1937年に青森技藝学院を開校しました。
開校以来、女子校としての教育を続けていましたが、2015年に一部が共学化。
創立80周年を迎えた2017年には、男女完全共学化しています。

校名の由来は、金星
金星は、夜明け前の空にひときわ明るく輝き、人々の航路を導いてきたことから、「明けの明星」として昔から親しまれてきました。
また、カトリック教ではキリストの母マリアを「明の星」とし、生徒の進路を示す象徴としています。

「正・浄・和」という校訓のもと、知性・心・行動を育む教育を行っています。

青森明の星高等学校の特徴

青森明の星高等学校にはどのような特徴があるのでしょうか?
ここでは3つの大きな特徴をご紹介します。

青森地区No.1の進学実績

青森明の星高校では生徒1人ひとりの夢を実現するべく、さまざまな手厚いサポートが行われています。
例えば学習合宿では、受験に向けた勉強を始め、大学についての研究や面談などにより、受験までの道筋がはっきりと見えてきます。
入試直前には、生徒1人ひとりに合わせた丁寧な受験対策指導を行っています。

こういった綿密な進路サポートの結果、2021年度は国公立合格者数が過去最高の36名、私立大学合格者数も134名となりました。

2017年度の男女完全共学化以降、国公立合格者数は計129名となっており、これは青森地区内でNo.1の誇るべき実績です。

グローバル教育とSDGs

グローバル社会において、世界を相手に活躍する真の国際人の育成を目指している青森明の星高校。
2017年からはSDGsを主軸としたグローバル教育を展開しています。
授業や部活動、SDGsの活動を通して、何事にも積極的にチャレンジし、学ぶ喜びと自らの成長を実感することができます。

国連の掲げるSDGs(持続可能な開発目標)は、人・社会・地球を守るための世界的な取り組みです。
そんなSDGsの取り組みを、青森から世界へ発信することを目標に多様なプロジェクトが展開されています。

2021年度 日経SDGsフォーラム 高校生SDGsコンテストにおいて全国トップ10入りを果たした『持続可能な森林作りプロジェクト』もそのうちの一つです。
薪割り・火起こし体験、外部講師による森林にまつわる講義、植樹祭現場整備見学会、廃材による表札作成など、森林減少を阻止し劣化した森林を回復させるためのさまざまな活動を行いました。

高校生のうちから、グローバル社会を見据えてSDGsに積極的に取り組むことが、将来の大きな活躍に繋がるでしょう。

恵まれた環境と設備

青森の豊かな自然を生かした恵まれた環境、そして充実の設備も魅力の一つです。

以下の、施設・設備一覧をご覧ください。

  • 明の星ホール
  • 生徒ラウンジ
  • ロビー
  • テニスコート
  • グラウンド
  • 体育館
  • 柔道場
  • 視聴覚室
  • LL教室
  • カフェテリア
  • コンピュータ教室
  • 図書室
  • ピアノ練習室(個室)
  • 学校寮
  • スクールバス

これらの充実した設備が学校生活を彩ってくれるでしょう。
中には古いものもありますが、どの設備も常に美しく保たれています。

全校生徒を収容可能な明の星ホールでは、入学式や卒業式をはじめ、講演・講話やコンサートなど、さまざまなイベントが開催されています。
その他には、遠方の人でも安心な学生寮(女子寮)や6コースの運行で通学をサポートしてくれるスクールバスもあるため多くの地域から生徒が集まります。

青森明の星高等学校の学科

並んだ本

青森明の星高等学校には、普通科と英語科が設置されています。
それぞれの学科やコースの特徴を見ていきましょう。

普通科|特別進学コース

国公立大学、難関私立大学、医・歯・薬系大学の現役合格を目指すコースです。

国公立大学の入学試験に必要な5教科7科目の学力充実を図り、1年次から共通テスト及び個別学力試験を視野に入れた授業を行います。
平日7時間の通常授業の他に、土曜講習、夏・冬講習、朝学習などの補習授業を行い、進路目標達成を目指します。

特進コースの独自の取り組みとして「モール作戦」が挙げられます。
モール作戦とは、生徒1人に対して各教科の先生がタッグを組んで綿密な指導をすることにより、超難関大学への合格を勝ち取るための作戦のこと。
また、大手予備校の講習会にも参加し、全国のライバルと戦う力を育みます。

普通科|進学教養コース

公立・私立大学、専修各種学や就職まで、幅広い進路選択が可能なコースです。

2年次から選択できるコースで、大学進学や就職に必要な基礎学力を養うと共に、部活動などの課外活動を通して、充実した高校生活を送ることができます。
さらに、文系・理系に分かれているため、各自の目標に合わせた授業を選択することで、それぞれの進路達成を目指します。

ビジネススクール型のカリキュラムや職業体験を通して、社会人としての心構えを養い、2021年度の卒業生は内定率100%を達成しました。
また、国公立大学、難関私立大学への合格実績も豊富なため、幅広い夢の形に対応可能です。

普通科|音楽コース

有名音楽大学、保育士・音楽療法士などを目指す大学への進学が可能なコースです。

1人ひとりの技能に応じた専門的な指導を行います。
音楽に対する関心や意欲がある生徒は、誰でも安心して音楽コースを選択することが可能です。
2年次から選択可能なコースですが、希望者は1年次より個人レッスンを受けられます。
毎年の音楽発表会のほか、たくさんのボランティア演奏、出張演奏を行い、音楽に関する技能上達を図ります。

以前は音楽科として募集していましたが、2015年度からは普通科に併合されました。
県内では貴重な音楽の専門教育を受けられるコースであり、これまでに宝塚歌劇団の女優などを輩出しています。

英語科

英語科には、国際教養コース英語総合コースが設置されていますが、入学時は全員英語科として入学します。
その後、1学期間指導を受け、国際教養コースまたは英語総合コースを選択する形式です。

英語科の教育理念には2本の柱があります。

1、地球全体を見通して、様々な角度から未来を考える態度を育成します。
2、確かな英語力を身につけ、世界で活躍できる能力を育成します。

この2本の柱をもとに、英語力を向上し、世界に通用する人間の育成を目指しています。

国際教養コースは、海外大学進学、または本校在学中に1年間の留学を希望する生徒を対象としたコース
英語総合コースは、日本の大学に進学を希望する生徒、中期留学・海外研修旅行を希望する生徒を対象としたコース

また、英語科の生徒は在学中に全員が海外研修を体験するため、海外留学に向けた万全のサポート体制が整っています。

青森明の星高等学校の偏差値・難易度

赤眼鏡の少年
学科   偏差値  
普通科 44
英語科 49
出典:みんなの高校情報

青森明の星高等学校の偏差値は、普通科が44英語科が49でした。

これは、青森県内の高校167件中60位、青森県内の私立高校53件中10位の偏差値です。
青森県内で上位に位置する偏差値を誇るため、しっかりとした受験対策が必要とされるでしょう。

難易度としては、比較的高めと言えるかもしれません。

基礎はもちろん、応用や発展まで、まんべんなく勉強しておく必要があります。
少しでも不安を感じる方は、一度、塾や予備校に相談してみてはいかがでしょうか?
受験のノウハウ塾・予備校では、志望校別の対策なども受けられます。

青森明の星高等学校の部活

マイク
運動部 文化部
バレーボール部
テニス部
バドミントン部
新体操部
柔道部
なぎなた部
バスケットボール部    
カーリング部
ソフトテニス部
硬式野球部
空手道部
卓球部
サッカー部
放送部
国際交流部
家庭部
茶道部  
科学部
演劇部
音楽部
漫画・アニメーション研究部
園芸部
青少年赤十字部
美術部
華道部
書道部
筝曲部
パソコン部
文芸部
引用:青森明の星高等学校 部活動

青森明の星高等学校では、13の運動部16の文化部が活動中です。
多くの生徒が部活動に参加しており、充実した学校生活を送っています。

成績優秀な部活も多々あり、中でも放送部は33年連続で全国大会に出場中で、過去にはNHK杯全国高校放送コンテスト・朗読部門で優勝した生徒もいました。
北国ならではのカーリング部や、全国的にも珍しいなぎなた部も、魅力的な部活です。

青森明の星高等学校の進路実績

青森明の星高等学校の生徒たちは、卒業後にどのような道に進んでいるのでしょうか?
公式HP上に公開されていた、2021年度卒業生の進路状況をご紹介します。

国公立大学(36)
弘前大学(5)、国際教養大学(1)、東京藝術大学(2)、宇都宮大学(1)、群馬大学(1)、秋田大学(1)、山形大学(3)、室蘭工業大学(1)、琉球大学(1)、北海道教育大学(4)、新潟大学(1)、都留文科大学(1)、青森県立保健大学(4)、青森公立大学(7)、名寄市立大学(1)、釧路公立大学(1)、会津大学(1)
私立大学(134)
上智大学(5)、青山学院大学(2)、聖心女子大学(5)、中央大学(2)、立命館大学(2)、日本大学(5)、法政大学(1)、神田外語大学(2)、東北学院大学(6) 他
短期大学(14)
青森明の星短期大学(10)、青森中央短期大学(2) 他
就職(17)
青森県警(1)、北海道警(1)、自衛官(2)、日本郵便株式会社(1) 他
引用:青森明の星高等学校 進路 ※()内の数字は人数。

2021年度は36名の生徒が国公立大学に合格しており、過去最高の合格者数となりました。
関東を中心としたさまざまな私立大学への合格者は134名。
系列学校である、青森明の星短期大学への合格者も多数いました。

就職を希望した生徒はあまり多くありませんでしたが、希望者は全員内定を獲得しています。

青森明の星高等学校の口コミ・評判

最後に、青森明の星高等学校の口コミを見てみましょう。
今回は「校則」「施設・設備」「制服」についての評判をご紹介します。

校則についての口コミ

校内に入ったら携帯はロッカーに入れるように言われています。それ以外の場所に持ち込むことは禁止されており、持ち込んだら処分対象となり保護者も指導を受ける事もあるようです。
引用:みんなの高校情報
他の高校と比べると校則は緩い方だとは思いますが、頭髪検査の時に適当に判断され、周りの生徒も「これは大丈夫」というような長さや、髪型でも×にされることがある。見るなら見るでもっとしっかりと検査して欲しい。
引用:みんなの高校情報
普通に厳しい方ではないかと思います。携帯は朝と放課後ロッカーのみで使用可。授業中は必ずロッカー内に入れるようにとのことでした。服装に関しては指定の靴下のみ着用可でした。ブレザーのボタンを必ず留めなくてはいけないのが少々窮屈でした。
引用:みんなの高校情報

校則については、「厳しい」という声も「緩い」という声もどちらも見受けられました。
さまざまな口コミを見たところ、私立高校にしては緩いがそれなりに厳しいという印象を受けました。

中でも、スマートフォンを自由に使用できない点に不満を感じる生徒が多かったです。

施設・設備についての口コミ

新しい体育館が出来たのはいいが、古い体育館の床が滑りすぎて危ない。特に体力測定のシャトルランなどは記録が伸びない。校庭もグラウンドではなく残念。ただし、他の学校にはないホールがあり、集会の時などはとても楽。学食もあり、とても美味しい食べ物が充実しており、学食で食事をする際はとても楽しみにしている。
引用:みんなの高校情報
明の星ホールは素晴らしいと思います。 でも、体育館が狭すぎるし、廊下は本当に寒いです。教室も夏は地獄です。私立のくせに1年生の教室にエアコンがないです。授業料は変わらないのに、2、3年生はエアコンつけて快適に暮らしてます。 学食は4時間目が終わって教室から走っていかないと激混みします。食券を買ってご飯を受け取るまで15分とか20分とかかかります。
引用:みんなの高校情報
体育館、校庭ともに、私立女子高時代の大きさなので、共学になり学生数がグンと増えてからも、変わらず使用しているため、少々狭く残念です。
引用:みんなの高校情報

施設・設備については、やはり「明の星ホール」が高く評価されていました。
ですがそれ以外の設備は、元々が女子校だったこともあり、全体的に狭い印象を受けるようです。

2020年に第2体育館が完成するなど、日々進化し続けている学校なので、今後の設備強化にも期待が持てます。

制服についての口コミ

制服は県内でもトップレベルで可愛いです。
引用:みんなの高校情報
冬の制服はかなり可愛い方だと思います。歩いていてもすぐに明の星だとわかるくらい目立つ制服です。ブラウスは男女ともに指定で、胸に校章が着いています。男子はズボンがチェック柄なので似合う人は似合います。夏服はとてもダサく、どうにかして欲しいくらいです。ただ、制服の値段は高めです。
引用:みんなの高校情報
青チェックの柄なので可愛いと思いますが、ブレザーの前を閉めていないとこを見られると怒られます。ニット着用するだけでも可愛いです。夏服は普通です。前述した通り、靴下が学校指定のため高いです。
引用:みんなの高校情報

制服はかなり可愛いと評判でした。
男女共学に伴い一新された制服は、女子スカートのベルト辺りに施された全国初採用の3本のグラデーションが最も特徴的です。

冬服が可愛いとされる一方、夏服はダサいと不人気でした。

青森明の星高等学校のまとめ

今回は、青森県青森市にある青森明の星高等学校について詳しくご紹介してきました。

青森明の星高等学校は…

  • 中高一家のカトリックミッションスクール
  • 2学科5コースでそれぞれの夢を実現
  • SDGsを主軸としたグローバル教育が盛ん
  • 以上のような特徴的を持つ、私立高校でした!

    この記事を見て、青森明の星高等学校のことをさらに詳しく知りたい!と思った方は、資料請求をしたり、オープンスクールに足を運んでみてはいかがでしょうか?

    ▶青森駅周辺で予備校や学習塾をお探しの方はこちら!

         

     

    コメントを書く

    コメントを閉じる

    人気の予備校ランキング

    青森県の予備校・塾一覧 カテゴリの最新記事

    コラム カテゴリの最新記事