常磐大学の各学部の偏差値や難易度は？就職状況などもご紹介！

1982年に人間科学部を携えて開学した常磐大学は、2017年に総合政策学部、2018年に看護学部を開設し、各分野での専門性を追求した大学です。

グローバル教育や地域に根差した教育にも力を入れており、茨城県内企業への就職に強い大学となっています。

この記事では、常磐大学の特徴や各学部の偏差値、入試難易度、就職状況などについてまとめてみました。

常磐大学への入学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

常磐大学の基本情報

引用元：常磐大学

名称	常磐大学
区分	私立
学部／偏差値	人間科学部／37.5〜45.0 総合政策学部／37.5〜40.0 看護学部／42.5
学生数	2,892名(2021年5月時点)
所在地	茨城県水戸市見和1丁目430-1
アクセス	JR常磐線水戸駅・赤塚駅からバスで自由ヶ丘または常磐大学前下車
入試問い合わせ先	029-232-2504
公式HP	https://www.tokiwa.ac.jp/

参照元：パスナビ

常磐大学の特徴

引用元：常磐大学

常磐大学は茨城県水戸市にあり、人間科学部・総合政策学部・看護学部の3つの学部を設置した大学です。

まずは上述した常磐大学の基本情報を元に、常磐大学の特徴について解説していきます。

これから常磐大学を受験しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

特徴①地域を通じて学ぶ仕組み

常磐大学では、地域を通じて学ぶ仕組みが整っており、社会での体験などを通じて自身の成長を叶えることが可能です。

常磐大学の理念として「実学を重んじ真摯な態度を身に付けた人間を育てる」というものがあり、これからの時代に求められるような存在を目指して学ぶことができます。

語学力はもちろんコミュニケーション力や問題解決力を高めるために地域を通じた取り組みを実施しており、これからの時代で活躍するための能力を身につけられるでしょう。

特徴②充実したグローバル教育

常磐大学ではグローバル教育にも力を入れており、世界で活躍するために必要な能力を身につけられる環境が整っています。

例えば、ネイティブスピーカーが常駐している国際交流語学学習センターがあるだけでなく、常磐大学交換留学制度や国際寮などグローバル社会を見据えた教育が充実しているのも特徴です。

常磐大学は、茨城県内の大学で1〜12期生の派遣留学生採択数で筑波大学に次ぐ2位、さらに県内私立大学なら1位となっています。

特徴②高い就職率

常磐大学の特徴としては、その高い就職率にも注目です。

常磐大学の学生の多くは、将来的に茨城県内で働きたいという願望を持っており、地元を熟知したキャリア支援センター職員がサポートしてくれます。

それだけでなく常磐大学OB・OGのサポートを受けることも可能なので、就職に関しても万全の体制です。

常磐大学の学部の特徴

引用元：常磐大学

常磐大学では、1982年の開学とともに設置された人間科学部、そして2017年に設置された総合政策学部、2018年に設置された看護学部の3つの学部があります。

学部の特徴やどんな学科があるのかなどについてまとめてみましたので、常磐大学の学部について確認していきましょう。

人間科学部

1983年に設置された人間科学部は、常磐大学の中でも古い歴史を持つ学部です。

学部内容としては、まず臨床心理学や知覚心理学、認知心理学などを学べる「心理学科」や幼・小・中・高の教員になるための能力を学べる「教育学科」があります。

さらに人間科学と社会科学の観点から現代社会のさまざまな問題の解決に向けて必要なことを学べる「現代社会学科」、メディアコース・英語コースの科目から選択し有用なコミュニケーションを実践できる「コミュニケーション学科」で学ぶことも可能です。

また食物と栄養に関する専門知識を身に付け、管理栄養士として活躍できるスキルを学べる「健康栄養学科」の5つの学科があります。

総合政策学部

総合政策学部は2017年に設置され、常磐大学の中では比較的新しい学部です。

学部内容としては、「経営学科」「法律行政学科」「総合政策学科」の3つの学部があります。

経営学科では、グローバル社会を見据えた専門的なマネジメントスキルやビジネススキルを身に付けることが可能です。

法律行政学科では、憲法・民法・刑法などの法や国・地方自治体などの制度について学び、法律行政分野や社会安全分野などについて学べます。

総合政策学科では、政治や経済、そして文化や環境などについて学び、政策立案能力などを身に付けられる学部です。

看護学部

常磐大学の中で最も新しい学部が、2018年に設置された看護学部です。

常磐大学の看護学部では、茨城県内の国立病院機構3病院と提携しており、実習を通じて実務に役立つ看護実践を学べます。

基礎から学び、応用や発展の各領域を学ぶことができるカリキュラムになっており、看護学について体系的に学んでいくことが可能です。

常磐大学の偏差値・入試難易度

引用元：常磐大学

ここでは、常磐大学の偏差値と入試難易度について解説していきます。

常磐大学の偏差値は、「37.5〜45.0」となっており、学部別の偏差値としては以下の通りです。

人間科学部／37.5〜45.0
総合政策学部／37.5〜40.0
看護学部／42.5

続いて常磐大学のセンター得点率は、48〜67％となっています。

学部別のセンター得点率としては、以下の通りです。

人間科学部／48〜67％
総合政策学部／50％
看護学部／56％

最も得点率が高いのは、人間科学部健康栄養学科の67％です。

その他は、50％台がほとんどとなっており、それほど入試難易度は高くないといえるでしょう。

常磐大学の就職状況

引用元：常磐大学

常磐大学の就職率としては、以下のようになっています。

• 大学就職率：96.5％
• 短大就職率：98.9％
• 茨城県内企業への就職率：79.2％

2019年度の実績になりますが、地元企業への就職率が高い点が特徴的です。

これは、常磐大学が地域に根差した大学として、さまざまな取り組みを実施していることが一つの理由といえるでしょう。

また年間で多数のサポートプログラムを開催していたり、キャリア支援センター職員やOB・OGによるサポートが充実している点も高い就職率を誇る理由です。

常磐大学の各学部の偏差値や難易度まとめ

今回は、常磐大学の各学部の偏差値や何度、就職状況などについてご紹介しました。

常磐大学は、グローバル教育にも力を入れているだけでなく、地域に根差した教育を実施することで社会で役立つスキルや知識を身に付けることができます。

特に茨城県内企業への就職率が高いため、茨城県在住の方や将来的に茨城県内で働きたい方にはぴったりの大学といえるでしょう。

もう少し常磐大学について知りたいという方は、まず資料請求をしてみてはいかがでしょうか。