九州工業大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

九州工業大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

九州工業大学は、福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1に本部を置く国立大学で、工学部と情報工学部の2学部11学科を設置しています。

世界をリードする最先端の工学教育を受けられるのが大きな魅力です。

今回は、九州工業大学の各学部の偏差値や入試難易度、就職状況などについてご紹介していきますので、受験を検討している方はぜひ参考にしてください。

九州工業大学の基本情報

九州工業大学のロゴ

引用元:九州工業大学

名称 九州工業大学
区分 国立
学部/偏差値 工学部/47.5〜57.5
情報工学部/47.5〜57.5
学生数 4,053名(2021年5月時点)
所在地 【戸畑キャンパス】
福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1
【飯塚キャンパス】
福岡県飯塚市川津680-4
アクセス 【戸畑キャンパス】
JR鹿児島本線九州工大前駅下車、徒歩約8分
【飯塚キャンパス】
JR新飯塚駅からバスで九州大飯塚キャンパス正門前下車、徒歩約1分
入試問い合わせ先 093-884-3056
公式HP https://www.kyutech.ac.jp/

出典:パスナビ

九州工業大学の特徴

九州工業大学の飯塚キャンパス

引用元:九州工業大学

九州工業大学は、工学部と情報学部の2学部を合わせて合計で11学科が設置された国立大学で、世界屈指の最先端の工学教育を受けることができます。

九州工業大学の本部は福岡県北九州市戸畑仙水町1-1にある戸畑キャンパスにあり、JR鹿児島本線九州大前駅下車後、徒歩約8分と好アクセスです。

もう一つ福岡県飯塚市川津680-4にある飯塚キャンパスも、JR新飯塚駅からバスで「九州大飯塚キャンパス正門前」まで行き、そこから徒歩約1分と通いやすいところにあります。

大学の略称は「九工大」で、英字では「KIT」と略されてきましたが、最近ではインターネットのドメイン名にも使われている「kyutech」が使われることが多いです。

まずは、そんな九州工業大学が持つ独自の特徴についてご紹介していきます。

特徴①インタラクティブな環境で学べる

九州工業大学の特徴は、インタラクティブ(対話型の、双方向の)な環境で学ぶことができる点で、「教員と学生」「学生と学生」といった形で、授業や研究、課外活動に取り組むことが可能です。

九州工業大学では、そうした環境の中で互いに刺激を与え高め合うことで、新しい学びが生まれることを目指しています。

具体的には「課題解決型学習(PBL)」を実施したり、学習内容や形態に合わせて教室のスタイルをフレキシブルに変えられる「MILAiS」講義室を設置したりするなど、独自の教育システムを構築することでインタラクティブな学びを行う環境と整えています。

特徴②グローバルに活躍できる人材を目指せる

九州工業大学では、卒業までに一定レベル以上の英語力を修得できるようにサポートしており、英語に力を入れたい学生に対しては「海外派遣語学研修プログラム」を用意しています。

また通常のカリキュラムに加えて、6年一貫(学部4年間、大学院2年間)の教育プログラム「グローバル・エンジニア(GE)養成コース」を用意しており、産業界のニーズに対応できるグローバルな人材を目指すことが可能です。

特徴③社会に通用する「人間力」を身につけられる

九州工業大学では、チームによる「ものづくり」や課外活動に力を入れており、こうした学びの中でコミュニケーション力や協調性・積極性・自主性など社会で欠かせない「人間力」も身につけることができます。

中でも九州工業大学が展開する「学生プロジェクト」では、学生自らが学内や地域に貢献できる企画の提案・実施を行い、問題発見・解決能力やリーダーシップスキルを修得することが可能です。

学生プロジェクトに参加する団体の一つ「Hibikino-Musashi@Home」は、家庭用サービスロボットの国際的な協議会「RoboCup」や「World Robot Challenge」で好成績を収めており、近年では世界から強豪チームとしても認知されています。

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九州工業大学の学部の特徴

KIT(九州工業大学)

引用元:九州工業大学

九州工業大学は、2学部11学科を設置しており、工学と情報工学に関わる知識や技術を身につけることができます。

ここからは、九州工業大学に設置されている工学部と情報工学部の特徴やどういったことが学べるのかといった点についてご紹介していきますので、目指す学部の参考になれば幸いです。

工学部

1949年に設置された工学部は、「建設社会工学科」「機械知能工学科」「宇宙システム工学科」「電気電子工学科」「応用化学科」「マテリアル工学科」の6学科制となっています。

建設社会工学科は、建築学コースと国土デザインコースの2コースが設定されているのが特徴で、それぞれ機能的で美しい建築や都市空間のデザインや、安全で豊かな都市・地域環境の創造に必要な知識・技術を身につけることが可能です。

機械知能工学科は、人間生活に役立つ機械の製造に必要な機械工学を学ぶ機械工学コースと、機械の知的円滑動作を可能にする制御工学を身につける知能制御工学コースから選択することができます。

宇宙システム工学科は、宇宙システムをベースにさまざまな工学システムの創生や研究開発、製造、運用を担う技術者・研究者を養成する学科で、機械宇宙システム工学と電気宇宙システム工学から選択可能です。

電気電子工学科は、次世代エネルギーや電気デバイス、回路、電子システム化技術について熟知したエンジニアを養成する学科で、3年次から電気エネルギー工学コース、電子システム工学コースに分かれてより専門性を高めていきます。

応用化学科は、ものづくりの根幹である化学の基礎について学び、さらにその化学を応用するための知識・技術の修得し、環境調和型の未来社会に貢献できる技術者に必要なスキルを身につけていく学科です。

マテリアル工学科は、鉄鋼・非鉄金属・合金・半導体・セラミックス・複合材料など、ものの性能を決めるマテリアルの構造や性質の解明、新規マテリアルの機能設計などについて学んでいく学科となっています。

情報工学部

1986年に設置された情報工学部は、「知能情報工学科」「情報・通信工学科」「知的システム工学科」「物理情報工学科」「生命化学情報工学科」の5学科からなる学部です。

知能情報工学科は、「データ科学」「人工知能」「メディア情報学」の専門コースが用意されているのが特徴で、各分野の専門的な知識・技術を修得することができます。

情報・通信工学科は、「ソフトウェアデザイン」「情報通信ネットワーク」「コンピュータ工学」の3コースが設定されており、システム技術や通信・ネットワーク技術、LSIの設計・開発に関わる技術などを身につけることが可能です。

知的システム工学科の特徴は、「ロボティクス」「システム制御」「先進機械」の3コースが設定されている点で、それぞれロボットの応用技術やシステム制御、マイクロ・ナノ技術や3Dデザインに関わる知識・技術の修得を目指せます。

物理情報工学科は、電子材料や光工学、流体工学を中心とした新技術を生み出す「電子物理工学」と、新素材・材料や計測システム、生命科学を中心とした新技術を生み出す「生物物理工学」の2コースが設定されている点が特徴です。

生命化学情報工学科は、「分子生命工学」と「医用生命工学」の2コースが設定されている点が特徴となっており、バイオ分野や医療分野への応用としての情報システムや医療システム、実験システムの構築について学べます。

九州工業大学の偏差値・入試難易度

九州工業大学

引用元:九州工業大学

ここからは、九州工業大学の偏差値と入試難易度について解説していきます。

まずは、九州工業大学の偏差値について学部・学科ごとにまとめてみました。

学部 学科 偏差値
工学部/47.5〜57.5 工学1類(建設社会工学科) 50.0〜57.5
工学2類(機械知能工学科・宇宙システム工学科) 50.0〜57.5
工学3類(電気電子工学科・宇宙システム工学科) 50.0〜55.0
工学4類(応用化学科) 50.0〜52.5
工学5類(マテリアル工学科・宇宙システム工学科) 47.5〜57.5
情報工学部/47.5〜57.5 情工1類 50.0〜57.5
情工2類 47.5〜57.5
情工3類 47.5〜57.5

参照元:スタディサプリ

九州工業大学の偏差値は、全体で見ると47.5〜57.5となっており、偏差値の基準である50を上回る学部がほとんどです。

工学部の工学5類の前期と情報工学部の情工2類・3類の前期が47.5となっていますが、偏差値の平均で見ると九州工業大学は比較的難易度の高い大学といえるでしょう。

では、九州工業大学のセンター得点率についても学部・学科別に確認していきます。

学部 学科 センター得点率
工学部/66〜75% 工学1類 68〜75%
工学2類 68〜75%
工学3類 67〜74%
工学4類 66〜73%
工学5類 67〜74%
情報工学部/65〜75% 情工1類 67〜75%
情工2類 67〜74%
情工3類 65〜73%

参照元:スタディサプリ

続いて九州工業大学のセンター得点率は、全体で見ると65〜75%となっており、学部別には工学部が66〜75%、情報工学部が65〜75%です。

最もセンター得点率が高いのは、工学部の工学1類・2類と情報工学部の情工1類の後期で、いずれも75%となっています。

750点中563点以上を狙う必要があるため、センター得点率から見ても九州工業大学の入試難易度は比較的高いです。

九州工業大学の就職状況

九州工業大学のキャンパス

引用元:九州工業大学

九州工業大学の就職状況について2020年3月卒業者の実績を元に確認してみると、工学部は卒業者総数540名に対して、進学者総数が341名、就職者総数が190名、うち22名が公務員就職者で、進学を選択する方が多い傾向にあります。

一方の情報工学部も卒業者総数433名に対して、進学者総数209名、就職者総数218名、うち公務員就職者数が2名で、進学と就職が半数ずつとなっており、自分に合った進路を選べるのは九州工業大学の良いところといえるでしょう。

具体的な卒業後の進路としては、工学部がオービックや北九州市役所、京セラ、オリエンタルコンサルタンツ、ダイハツ九州、日鉄テックスエンジ、パナソニックシステムデザインなどが挙げられます。

情報工学部は、テクノスやNECソリューションイノベータ、オプティムをはじめ、九州NSソリューションズやMJC、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、トヨタ自動車九州、日立製作所などです。

九州工業大学の各学部の偏差値や入試難易度まとめ

今回は、九州工業大学の各学部の偏差値や入試難易度、就職状況などについてご紹介しました。

九州工業大学は、世界をリードする最先端の工学教育を実施している国立大学で、工学部と情報工学部の2学部それぞれで工学に関わる知識・技術を修得することが可能です。

九州工業大学では、グローバルな人材の養成に力を入れていることに加え、本田技研工業や日立製作所、三菱電機など大手企業への就職実績を持っている点も特徴といえるでしょう。

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