奈良県立大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

奈良県立大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

奈良県立大学は1990年に設置された奈良県奈良市に本部を置く大学です。「県大(けんだい)」や「NPU」という略称で呼ばれることもあります。

地域創造学部を有する単科大学で、主に「地域」や「観光」などについて様々な視点から深く学べることが大きな特徴です。

また、卒業生の就職率は95%を超える高い値であることや、有名企業や組織に就職している方がいるというのも特徴の1つです。

今回はそんな奈良県立大学の偏差値や各学部の特色、卒業生の進路、学費などについて幅広くご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

奈良県立大学の基本情報

奈良県立大学ロゴ

引用:奈良県立大学 公式HP

名称 奈良県立大学
区分 公立大学
設置学部 地域創造学部
学生数 636人(2021年度時点)
住所 〒630-8258 奈良市船橋町10番地
電話番号 0742-93-5261

出典:奈良県立大学公式HP

奈良県立大学の偏差値と特色

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ここでは、奈良県立大学各学部の偏差値と特色をご紹介していきます。

学部 偏差値 大学入学共通テスト得点率 前期日程倍率
地域創造学部 69%~72% 2.4

参照:パスナビ

奈良県立大学では、一般選抜の個別学力試験で5教科7科目の試験が行われません。その代わりに小論文形式での試験が行われますので、偏差値が出ていません。

倍率に関しては、2.4倍と国公立大学の平均的な倍率と比べるとやや低くなっています。国公立大学の前期日程の平均的な倍率は2.8倍(外部リンク)となっています。

難易度は高くないと言えますが、2人に1人から3人に1人が不合格になる試験ですので、気は緩められません。小論文まで抜かりなくしっかりと勉強しましょう。

次からは地域創造学部地域創造学科の各コースについてそれぞれご紹介していきます。

観光創造コモンズ

観光創造コモンズは、ご当地グルメや由緒ある社寺、美しい風景などを訪れることによって感じる感動を生み出すために、観光に関する様々なことについて学ぶコースです。

地域の歴史や景観、自然などに敬意を払いながら、地域の観光をどのように創造するかということに課題意識を持っています。地域つまりローカルの視点だけでなく、グローバルな視点を持って思考する力を身につけ、これからの社会での観光のあり方を創造する力を養成します。

ゼミは少人数で対話型の形式を採用しており、あるゼミではバングラデシュの農村観光やシンガポールの異文化理解スタディツアーなどをテーマとして活動をしてきたようです。

観光や地域などについて興味関心がある方にとってはオススメのコースです。

都市文化コモンズ

都市文化コモンズでは、「都市文化」つまりグルメやスポーツ、アート、ショッピングファッション、都市の街並みなどがどのように形成され、これからどのようになっていくべきかについて社会学と歴史学という視点から学ぶことができます。

主な授業科目として、ミュージアム論文化アトラクション論近代社会経済史都市文化史都市表象論メディア文化論イベント・プロデュース論文化政策論など多種多様な科目が開講されています。

また、実習では奈良市や近隣の都市をフィールドにしてデータや資料を収集、分析し、都市文化がどのように機能しているのか、どのように形成されたかなどについて探求します。

ファッションやアートなどに興味がある人にオススメのコースです。

コミュニティデザインコモンズ

コミュニティデザインコモンズは人々と共に持続可能なコミュニティのあり方やそれを実現する策を考え、仲間と協力していける人材を育成しています。

そのために、実習では奈良県内の市町村や国内外の様々な地域で行います。農山村集落や外国人居住区、災害復興地域、都市コミュニティなどといった学生が各自もつテーマに沿って地域の人々とコミュニケーションをとりながら行う実習は非常に貴重な経験となります。

また、ゼミでは複数の教員の指導により少人数での対話型の指導を行います。同じ学年の学生だけでなく上級生や下級生ともに学生が主体的にインターンシップやフィールドワークを行うことによって実践で活かせる思考力を育てることができます。

地域経済コモンズ

地域経済コモンズは、産業構造や人口構造、ローカル、ナショナル、グローバルのレベルの市場などの視点から地域が持続発展と経済的自立をする可能性について勉強し、将来的に地域のために活躍できる人材を養成しています。

実習では、地域の特産品に関連のある組織や団体に協力を仰ぎ、地場産業の育成や山地の形成にはどういったサポートが必要になってくるのか、特産品を製造・販売する際にはどういった問題が生じてくるかなどといった具体的なケースを基に学び、できる限りの提言を行なっていきます

経済学や経営学、商学、会計学などお金にまつわる分野に関心がある方にオススメのコースです。

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奈良県立大学の卒業生の進路

就職活動

奈良県立大学の2020年度の就職率は95.2%という高い値になっています。

就職先には、JTBアクセンチュア、大阪国税局、奈良県農業協同組合など国内の企業だけでなく外資系企業、官公庁など様々な分野に就職している方がいます。

一方で、進学を選択する方もおり、そういった方は京都大学大学院、奈良女子大学大学院、秋田公立美術大学大学院などに進学しています。

大学側でも「キャリア・サポート室」を設けたり、公務員講座、キャリア形成講座、国内でのインターンシップなどを実施したりと様々な支援を行なっていますので、就職には不安を持たなくても良さそうです。

奈良県立大学の学費

学費

以下は奈良県立大学の入学金、授業料を掲載した表になります。

奈良県立大学の学費(初年度)
入学金 授業料(年間) 合計
奈良県内出身者:176,000円
その他:352,000円
535,800円

参照:奈良県立大学公式HP

奈良県立大学は、奈良県によって運営されている大学ですので、入学金で奈良県内に住む方は他県に住む方よりも優遇されています。

一方で、授業料については県内に住む方と県外に住む方では違いがありませんので、学費の4年間の合計金額で考えると県内在住者と県外在住者では違いは大きくはなりません。

奈良県立大学の入試形式

奈良県立大学は、国内の受験生向けに一般選抜(前期・後期)学校推薦型選抜を実施しています。

一般選抜について、出願期間は令和4年度の試験は1月24日から2月4日、試験日は前期試験が2月25日、後期試験が3月8日となっています。

また、試験科目については大学入学共通テストが国語・外国語・その他1科目、2次試験が小論文のみとなっています。

小論文は対策がしにくいかもしれませんので、学校の先生や塾・予備校の先生を頼って添削してもらうのをお勧めします。

奈良県立大学についてのまとめ

いかがだったでしょうか?

今回は奈良県立大学についての情報をまとめてご紹介しました。
おさらいすると、以下のようになります。

  • 地域創造学部を有する
  • 大学入学共通テスト得点率は69%~72%
  • 就職率は95.2%と高い値
  • 奈良県立大学は地域創造学部を有する単科大学で、大学入学共通テストの得点率から標準的難易度の大学であると思われます。

    また、地域創造学部には「観光創造コモンズ」、「都市文化コモンズ」、「コミュニティデザインコモンズ」、「地域経済コモンズ」という5つのコース設置されており、地域や観光などについて様々な視点から深く追求することができます。

    卒業生の多くは卒業後には一般企業やその他の組織に就職しており、中にはアクセンチュアJTBといった有名企業に就職する方もいます。

    受験勉強は大変ですが、受験生は学校の先生や塾・予備校などの力を借りて奈良県立大学に合格できるように頑張ってください。

    最後に、ヨビコレでは他にも奈良県内の大学やその他の国公立大学の情報、効率的な勉強方法など受験生に役立つ情報を様々ご紹介していますので、是非ご利用ください。

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