宮崎大学で入りやすい穴場学部はどこ？偏差値や倍率を徹底調査！

宮崎大学は、宮崎県宮崎市に本部を置く国立大学です。創設は昭和24年と長い歴史があり、文系から理系まで学部が充実しています。最近では、ユニークな地域資源創成学部も誕生するなど、さまざまな魅力をもった大学です。

そこでこの記事では、宮崎大学への入学を目指す受験生に向けて、入りやすい穴場学部・学科を紹介します。

各学部の偏差値だけでなく、入試内容や共通テストの得点率、倍率なども詳しく紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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宮崎大学の基本情報と特徴

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宮崎大学には、教育学部、医学部、工学部、農学部、地域資源創成学部の5つの学部が置かれています。地域資源創成学部が誕生するまでは、文系学部は教育学部のみで、理系学部中心の大学でした。

地域資源創成学部は、2016年にできたばかりで、日本全国の地方創成分野で活躍できる人材の育成を目指す、宮崎大学ならではのユニークな学部です。

令和4年現在、学生の人数は4,641人で、教員は698人が在籍しています。国立大学としては、規模の小さい部類に入る宮崎大学ですが、そのぶん、教員1人に対する学生数は6.6人と1人ひとりに対して手厚い指導が行える環境が整っているといえるでしょう。

宮崎大学の大きな特徴の1つが、新しく設置された地域資源創成学部です。地方における活性化のマネジメントやイノベーション創出など、地域社会の発展に寄与する人材育成を目指した学部として注目度も高く、就職にも有利。将来、地域活性化に関する職業に就きたいと考えている人にはおすすめの学部です。

宮崎大学の特徴

宮崎大学では、「世界を視野に地域から始めよう」を教育理念として、倫理観や責任感、教養を伴う人間性、地球規模の視野で物事を考える社会性・国際性、新たな知の創造につながる専門性を重視する教育を実施しています。

宮崎大学は、1949年（昭和24年）に設置された歴史の長い大学で、2003年の宮崎医科大学と統合、2016年の地域資源創成学部設置を経て現在の形になっており、長い歴史をもちながら、現代でも発展・成長を続けている大学といえるでしょう。

未来を切り拓く人材（グローバルデザイナー）の育成を目標に、学生が自分から学ぶアクティブラーニング（能動的学修）を目指しており、少人数授業を積極的に取り入れ、学生1人ひとりに充実した教育ができる体制を整えているのが宮崎大学の特徴です。大学で専門分野の深い知識やスキルを身に着けたい人にはぴったりの大学といえるでしょう。

また、サークル数は同好会も含めて138団体と大学規模から考えるとかなり活発に活動しているのがわかります。団体数が豊富なため、きっと自分に合ったサークルが見つかるはずです。充実したキャンパスライフを期待できます。

【学部・学科別】宮崎大学の偏差値・得点率・倍率

本章からは実際に宮崎大学で入りやすい学部を探っていきます。

まずは2022年度の一般選抜における、各学部の偏差値や入試倍率、共通テスト得点率などをご覧ください。

以下の表は、パスナビ、河合塾、代々木ゼミナールを参考に作成しています。

出典：https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0910/difficulty
https://www.yozemi.ac.jp/nyushi/kokkouritu/kokkouritsu/kokkouritsu/1348913_3539.html

【文系・理系別】宮崎大学で入りやすい学部

本章では偏差値や共通テスト得点率、倍率をもとに宮崎大学で入りやすい穴場学部を紹介します。

なお本章では文理別に解説していますので、自分の文理選択に合わせてご確認ください。

宮崎大学で入りやすい文系の学部

宮崎大学の文系学部は教育学部と地域資源創成学部の計2つです。

パスナビによると偏差値は、教育学部が45.0～47.5、地域資源創成学部が50.0～52.0となっています。

そのため、偏差値だけをみるなら、2つの学部のうち、教育学部のほうが入りやすいと予想できるでしょう。

また、教育学部のなかでも、特に次の3つの学科・選考方式に関しては、他と比べて偏差値が低めになっています。

理系の入試方式で偏差値が低い傾向にあるため、理系科目が得意な人にとっては少し有利といえるでしょう。

次に代々木ゼミナールが発表している2022年度の実質倍率を確認すると、教育学部は1.0～4.0倍、地域資源創成学部は2.2倍です。なかでも、次の2つの学部・学科・選考方式に関しては、他と比べて倍率が低めになっています。

特に、教育学部の学校-中学校主免（理系）は偏差値・倍率ともに低めで、宮崎大学の文系学部のなかでは狙い目の穴場学部・学科といえそうです。

ただ、選考方式が理系中心になるため、文系学部を受験する人でも数学・理科といった理系科目をしっかりと勉強しておく必要があります。

宮崎大学で入りやすい理系の学部

続いて、理系の学部をみていきましょう。

宮崎大学に置かれている理系学部は、医学部、工学部、農学部の3つです。パスナビによると偏差値は、医学部が62.5～67.5、工学部が42.5〜50.0、農学部が45.0〜65.0となっています。

そのため、偏差値だけをみるなら、理系学部のなかでは工学部が最も入りやすいと予想できるでしょう。しかし、42.5〜50.0と偏差値の幅が大きくなっている点には注意が必要です。

次に代々木ゼミナールが発表している実質倍率をみていきましょう。医学部は1.9〜4.3倍、工学部が2.1倍、農学部が1.4〜4.5倍となっています。

このうち、他の学部・学科と比較して倍率が低めになっているのが、次の3つの学部・学科です。

特に、農学部森林緑地環境科学は偏差値も45.0〜47.5と農学部のなかでも低めになっており、宮崎大学の理系学部・学科で入りやすい穴といえるでしょう。

【2024年度】宮崎大学の入試情報

最後に宮崎大学の最新2024年度版の入試情報を紹介します。

出典：https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0910/difficulty

宮崎大学の穴場学部|まとめ

本記事では宮崎大学で入りやすい学部学科について、倍率や偏差値、共通テスト得点率など、さまざまなデータをお見せしながら紹介しました。宮崎大学の特徴は以下の通りです。

しかし、いくら狙い目といっても、文系学部では理系科目の勉強が必須になり、理系学科の偏差値も決して低いとはいえません。そのため、合格を目指すなら、しっかりとした対策を行い、学校や塾での勉強に真剣に取り組む必要があるでしょう。