東京工業大学は東京都に拠点を置く国立大学です。
国内有数の難関理系大学で、大学院への進学率は約9割とかなり高い数字を誇ります。
今回は東京工業大学の評判や特徴、偏差値についてお話しますので是非最後までご覧ください。
目次
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東京工業大学の評判
東京工業大学は理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院からなる理系の総合大学です。
キャンパスは東京都目黒区の大岡山キャンパス、港区の田町キャンパス、神奈川県横浜市のすずかけ台キャンパスの3つが置かれており、基本的に1年次の大部分は大岡山キャンパスで過ごし、2年次以降からは各系によってキャンパスが分かれます。主に生命理工学院はすずかけ台キャンパスや田町キャンパスへ移り、その他の学院は大岡山キャンパスに留まる場合が多いです。
大岡山キャンパスは東急大井町線・目黒線「大岡山」駅より徒歩1分、田町キャンパスはJR山手線・京浜東北線「田町」駅より徒歩2分、すずかけ台キャンパスは東急田園都市線「すずかけ台」駅より徒歩5分といずれのキャンパスも立地に優れておりアクセスは良好です。
大学院まで一貫した教育
東京工業大学では学修一貫・修博一貫を取り入れており一般的な大学のように「学部」という区切りは設けておらず、学士過程と修士(博士)課程を含めた「学院」によって統一されています。
一般的な大学であれば、学部学科が指定されて入学しますが、東京工業大学の場合は大学院進学者が全体の学生のうち9割を占めることから、入学時に細かい分野は設定せず一般的な大学の学部に該当する学院のみを決め、2年時以降に学科にあたる「系」を、そして大学院過程進学時に「コース」を決定します。
また大学院過程では、コースによっては学院をまたぐことが可能で専攻を超えた多様な環境の中で研究することが出来ます。
これにより学士過程から修士課程への繋がりが分かりやすく、意欲のある学生は学士のうちから修士課程の講義を、修士課程のうちから博士課程の講義を先行して受講することができ、学生によっては通常9年間かかる大学入学~博士課程卒業を最短7年間で実現することが可能となります。
大学入学時から大学院卒業までの道筋が明確なことから自らの関心や興味に基づいた学修を実現することができるでしょう。
大学院卒業までを見越したカリキュラム
最短7年間で博士号取得可能!
研究力の高さ
前述の様に大学院に進学する人数が非常に多い東京工業大学ですが、施設が非常に充実しており恵まれた環境の中で研究に打ち込むことが出来ます。
研究センターを多数設けており、サイバーセキュリティ研究センターなどの最先端の研究所から、火山流体研究センターや系外惑星観測研究センターの様な日本でも有数の専門的な施設がキャンパス内外に備わっています。
学生の質や設備の充実さから世界的に研究力の高さが認められており、海外大学の学生や研究員が多数研究に参加しています。
学内外に多数の研究所
海外からの留学生・研究生が多数在学
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東京工業大学では前述の通り学部ではなく大学院まで一貫した学院を設置しています。
理学院、工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院の6つの学院があり、それぞれ「系」と「コース」が置かれています。
大学院進学時は基本的に自らが選択した系に基づいてコースへ進学しますが他コースにも移ることも可能です。
学士過程の目標として、幅広い教養を身に付け、基礎知識に基づいた専門力と論理的思考を兼ね備えた科学技術を基盤とし自ら学び考えることが出来る人材の育成、修士・博士課程の目標として高い研究力と国際的に通用する教養を兼ね備えたグローバルに活躍する科学技術の専門家・フロントランナーの育成を目標としています。
理学院
理学院では主に自然界で起こりうる事象の仕組みや原理の法則や論理を追求しています。分子や原子などのミクロの世界から宇宙の構造のような想像もつかないような規模の世界まで幅広く、学問で言えば数学系・物理系・化学系について、学習・研究しています。
2年次からは「数学系」「物理学系」「化学系」「地球惑星科学系」の4つのコースに分かれ大学院進学を見据えた専門的な学修を進めます。
理学院では基礎力の定着を徹底しており、物事の根本的な原因を探り解決するといった理学のモットーに基づいた学修を実践しています。
また数学や物理などの授業を英語で開講、外国人講師を招いてのセミナーを実施、留学生の積極的な受け入れなど、急激な社会の変化に対応するべく国際化の取り組みを進めています。
工学院
工学院では人の生活を豊か且つ快適なものにし、未来の人類の社会に貢献するために工業技術を学びそれを進化させるべく研究しています。本学院はロボコンの元祖として知られており楽しみながら実際に身体や頭を動かし、未来に繋げるための想像力や実践力を身につけることが出来ます。
「機械系」「システム制御系」「電気電子系」「情報通信系」「経営工学系」の主に機械系の5つの系に分かれており、大学院過程でのコース選択では9つものコースより自身の専攻を選択することが出来ます。
また国際化への対策として学士過程終了後に国際水準の教育研究を行うことを目標にしているグローバル理工人育成コースを設置しており、大学院過程終了後、世界を舞台にリーダーシップを発揮することが出来る人材の育成に力を入れています。
物質理工学院
物質理工学院は理学系と工学系の2つの分野をカバーしており、新しい物質や材料を創り出し生活の質の向上を目指し、環境や資源、エネルギー等の課題の解決を目指します。
固体の材料について研究する「材料系」と分子や化学について研究する「応用化学系」の2つに分かれ、物質や材料についての基礎理論の学習から全国に拠点を置く付属の研究所での研究まで様々な環境で学修することが可能です。
物質や材料の研究は理学から工学まで幅広く自動車や医療、電子機器まで様々な分野で研究に打ち込むことが出来るので自身の専門となりうる興味のある分野が見つけやすいでしょう。
情報理工学院
情報理工学院では情報に関する技術や理論を理学と工学、両方の視点から研究しています。技術の開拓を目標にしており情報を解析するための数理科学や計算機科学を中心に学習・研究しています。
「数理計算科学系」と「情報工学系」の2つのコースがあり、サーバーセキュリティ研究センターという研究所があるため最先端の情報学の設備を利用して研究することが出来ます。
また、企業と連携しサイバーセキュリティの実践的な内容を学ぶサイバーセキュリティ特別専門学修プログラムやデータサイエンスや人工知能に関する研究会が開催されていたりと最先端の技術を学ぶ環境が整っています。
生命理工学院
生命理工学院ではライフサイエンスとテクノロジーを学ぶことによって、生命に関しての理工学の専門的知識を習得し、複雑な生命現象を解明することを目標としています。
学士期間は「生命理工学系」のみですが、大学院過程では「生命理工学コース」と「ライフエンジニアリングコース」の2つに分かれます。生命理工学は薬学から農学、更には情報学まで幅広い内容を包括しておりヒトに関する複合的な学修が可能です。
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏は本学院の栄誉教授を務めています。
環境・社会理工学院
環境・社会理工学院では近年の分野を横断する複合的な問題を解決するために最新の技術や価値を理解し、テクノロジーを評価するマネジメント能力を備えたグローバル人材の育成を目標としています。
そして、私たちを取り巻く環境の理解と工学・自然科学に関する知識を身に付け、世界を俯瞰することが出来る視点を見つけるため論理的思考とコミュニケーション能力を磨きます。
2年次より「建築学系」、「土木・環境工学系」、「融合理工学系」の3つに分かれ、大学院過程では、各系の専門科目のほかに都市環境学や生命理工学院の原子核工学、社会人間科学などを選択することが出来ます。
各学院の偏差値一覧
学部 | 偏差値 |
---|---|
理学院 | 67 |
工学院 | 67 |
物質理工学院 | 66 |
情報理工学院 | 68 |
生命理工学院 | 66~70 |
環境・社会理工学院 | 66 |
卒業後の進路
全学生の約9割が大学院に進学します。大学課程と大学院過程をスムーズに移行するために学修一貫・修博一貫のカリキュラムが組まれているので進学し易いでしょう。
しかし、一定数の学生は就職しており大学院へ進学することが必須ということではありません。
日本トップの理系単科大学ということもあり、しっかりと研究に打ち込んでいると就職にはあまり困らないようです。実際に就職に関する大学ランキングでも例年上位にランクインしています。
全体の9割が大学院進学
理系分野への就職に強い
まとめ
いかがでしたでしょうか。
東京工業大学は理系分野の研究者や専門家を目指すにはぴったりの大学でしょう。また通常よりも2年も短い期間で博士課程を終えることが出来るのは大きな魅力でしょう。
理系分野のプロフェッショナルを目指したい方、都心のキャンパスで学びたい方、複合的に理系分野を学びたい方は受験を考えてみてはいかがでしょうか。
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