徳島大学で入りやすい穴場学部はどこ？偏差値や倍率を徹底調査！

徳島大学は徳島市に3つのキャンパスをもつ国立大学法人で、医学部や理工学部など理系を中心に6つの学部を用意しています。

国立大学の理系学部を狙う人にとっては有力な選択肢といえるでしょう。

そこで今回は徳島大学を目指す受験生に向けて入りやすい穴場学部・学科を紹介します。

各学部の偏差値だけでなく共通テスト得点率や倍率、入試内容などについても解説していますのでぜひ最後までご覧ください。

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徳島大学の基本情報と特徴

引用：徳島大学公式HPより

出典：徳島大学公式HP

徳島大学には、医学部や歯学部、理工学部など理系をメインとした6学部が置かれています。

理系学部が中心になっているのは徳島大学の大きな特徴で理系大学としての評価も高く、理系学部で国立大学を志望するなら有力な選択肢のひとつになってくるでしょう。

特に四国で歯学部があるのは徳島大学だけのため、四国在住で歯学部を目指している方にとっては、地元からより近い場所で通える大学としておすすめです。

総合科学部や生物資源環境学部など、特色の高い学部もあります。なかでも総合科学部は徳島大学で唯一の文系学部であり、国際教養や公共政策、地域創生など、幅広い分野の学習を行えます。

令和4年現在の学部学生数は5,826人で、在籍教員数は943人。学生6人に対して教員1人の割合となっており、講義やゼミなど、それぞれの学生に対してより細やかな対応が期待できるでしょう。

また、大学院も充実しているため卒業後に院へ進みたいと考えている人にとってもおすすめの大学です。

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徳島大学の特徴

徳島大学は、大学憲章で理念として、自主自立の精神や真理の探究、世界に開かれた大学などを掲げており、そのために教育、研究、社会貢献などの目標を立てられています*。
*「徳島大学の理念・目標」

こうした理念や目標をもとに、徳島大学では基礎教育の充実やグローバル科目、イノベーション科目といった専門的な学部教育に加え、アントレプレナーシップや語学マイレージ・プログラムなど幅広い学習の機会を提供しています。

また、徳島大学では体育会系サークル団体50、文科系サークル団体37と多数のサークルが活動を行っており、勉強だけでなく、自分が興味をもった分野での活動や先輩、友達との交流など充実した学生生活を実現できるでしょう。

徳島大学の卒業生には、高輝度青色発光ダイオードの開発により2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんや徳島県知事を務めた三木申三さん、漫画家の竹宮惠子さんなど多方面で活躍する幅広い人材を輩出しています。

【学部・学科別】徳島大学の偏差値・得点率・倍率

本章からは実際に徳島大学で入りやすい学部を探っていきます。
まずは2022年度の一般選抜における各学部の偏差値や入試倍率、共通テスト得点率などをご覧ください。
（以下の表は河合塾、パスナビ、 代々木ゼミナールを参考に作成しています）

総合科学部

医学部

歯学部

薬学部

理工学部

生物資源環境学部

【文系・理系別】徳島大学で入りやすい学部

引用：徳島大学受験生サイト(学部)より

本章では前期試験の偏差値や共通テスト得点率、倍率を参考に徳島大学で入りやすい穴場学部・学科を紹介します。
文理別に解説していますので、自分の文理選択に合わせてご確認ください。

徳島大学で入りやすい文系の学部

徳島大学で文系学部に位置づけられるのは総合科学部のみとなっているため、総合科学部のデータをみていきます。

総合科学部総合社会科学科の2022年度における偏差値は52.5、実質倍率は4.2倍です。倍率が4倍を超えていて、偏差値52.5も決して低いとはいえません。そのため、徳島大学で文系学部を目指すなら、高難易度を覚悟しなければならないといえるでしょう。

徳島大学で入りやすい理系の学部

理系学部が充実している徳島大学。理系では、医学部、歯学部、薬学部、理工学部、生物資源産業学部の5つがあり、学科・専攻も豊富に設置されています。

パスナビによると、偏差値は47.5～62.5となっており、最も低い偏差値47.5にあたるのは以下の9つの学部・学科です。（理工学部夜間主には偏差値がさらに低い42.5の学部がありますが、ここでは省いています）

次に、代々木ゼミナールが発表しているデータから実質倍率をみていきます。

最も倍率が高い学部・学科は医学部保健-放射線技術科学の4.1倍。
最も低いのは医学部医科-栄養の1.6倍、続いて医学部医学科の1.7倍です。

ただ、倍率の低い学部はいずれも偏差値が高いため、それだけ難易度も高いといえるでしょう。

偏差値・倍率をみて、総合的に判断した場合、徳島大学の理系学部で最も入りやすい、おすすめの学部は理工学部です。

偏差値は理系学部のなかで最も低い47.5で、倍率も3.0倍と徳島大学の学部・学科ではそれほど高くない数値です。

さらに、理工学部は2022年度の募集人員が304名と徳島大学の学部のなかで最も多くなっているのもポイント。定員が多ければ合格する可能性も高くなると考えられるため、徳島大学で理系学部を受験するなら理工学部が狙い目といえるでしょう。

しかし、入りやすいといっても偏差値47.5は一般的に低いとはいえません。合格するためには共通テスト・個別試験ともに得点を取る必要があり、しっかりとした学習が求められます。

また、理工学部は専攻コースが細かく分かれているため、自分の興味関心と違った学科に合格してしまうと、入学してからの勉強が大変になってしまうでしょう。

【2024年度】徳島大学の入試情報

最後に徳島大学の最新2023年度版の入試情報を紹介します。

総合科学部

医学部

歯学部

薬学部

理工学部

生物資源産業学部

徳島大学の穴場学部｜まとめ

本記事では徳島大学で入りやすい学部学科について倍率や偏差値、共通テスト得点率など、さまざまなデータをお見せしながら紹介しました。

徳島大学の特徴は以下の通りです。

四国や関西で国立の理系学部を目指す人にとってはかなり魅力的な大学といえます。

ただ、評価が高いからこそ理系学部は難易度も高く、合格するには受験勉強を頑張らなければならないでしょう。

また、徳島大学では専門性の高い授業に力を入れているため、偏差値や倍率だけで学部を決めてしまうと入ってから苦しくなってしまう可能性もあります。

学部・学科の豊富さも徳島大学の特色のひとつなので、自分がどの分野に興味があって大学で何を学びたいかを大切にして受験学部を決めるようにしてみてください。