大阪工業大学はどのような大学?各学部の基本情報や偏差値まとめ

大阪工業大学はどのような大学?各学部の基本情報や偏差値まとめ

大阪工業大学は、工学部・ロボティクス&デザイン工学部・情報科学部・知的財産学部の4つの学部と大学院で構成された工業系の私立大学です。

名称などから工業系の大学だと知っていても、実際に大阪工業大学でどのようなことが学べるのか詳しく知らないという人もいるかもしれません。

今回は、大阪工業大学の各学部の特色や、各学部の偏差値などについてまとめました。

大阪工業大学の特色

大阪工業大学 イメージ

「世のため、人のため、地域のため、理論に裏付けられた実践的技術をもち、現場で活躍できる専門職業人を育成する」という建学の精神にならい、現場に強い専門職業人の育成をおこなっている大阪工業大学
では具体的に、その建学精神や教育理念のもとどのような活動がおこなわれているのでしょうか。

まず始めに、大阪工業大学の特色について詳しく紹介していきます。

国際交流プログラムの充実

大阪工業大学では、グローバル人材の育成に力を入れています。その育成の目標を達成するために、様々な海外派遣のプログラムがおこなわれています。

海外派遣プログラムの1つに、国際PBLプログラムというプログラムがあります。これは海外の学生と混成チームを作り、1週間近く共通の課題に取り組むというプログラムです。コミュニケーションはすべて英語で行われるため、英語を話す力が身につきます。
また、日本人とは異なる価値観を持つ人たちと協力して同じ課題に取り組むことで、今までになかった予想外のアイデアを得ることができるという狙いもあります。

他にも交換留学制度や海外研究支援プログラムなど様々な国際交流のプログラムがあり、これからのグローバル社会にとても役に立つ内容となっています。

高い就職率

大阪工業大学は、実就職率が97.4%全国第3位の実績を誇っています。

大阪工業大学では1年次からきめ細かな就職サポートがおこなわれています。3年次は、職業体験学習という位置づけで企業・団体でのインターンシップにも参加することができ、実際の業務の流れや自分の将来について考える機会を得ることができます。

各学科には就職アドバイザーがおり、学生1人に対し10回にも及ぶ面談を実施してくれるのも特徴的です。

どのような学部・学科がある?

大工大 授業

大阪工業大学の特色を詳しく知り、実際に大阪工業大学について興味を持った人もいるのではないでしょうか。

では次に、大阪工業大学にはどのような学部・学科があるのか詳しく紹介していきます。

工学部

大阪工業大学の工学部には、都市デザイン工学科・建築学科・機械工学科・電気電子システム工学科・電子情報システム工学科・応用化学科・環境工学科・生命工学科があります。
他にも一般教育科と総合人間学系教室の2つの学科がありますが、そちらは現在学生募集をおこなっていません。

都市デザイン工学科 ・地域の自然環境や歴史などを考慮して、生活を支える道路などの都市井版を建設し、都市空間を整備・安全に利用していく為に必要な学問・技術の体系である。
・デザイン・計画領域/構造領域/コンクリート・材料領域/地盤領域/河川・海岸領域という5つの領域において豊富なカリキュラムを提供している。
・都市デザイン工学への導入科目や測量学などに関係する共通領域もある。実習や実験を伴う科目では、協調性・指導力・計画的に作業する素養を培う。
建築学科 ・建築学特有の専門性を考慮して、学生が自由にカリキュラムを構成できるシステムとなっている。
・1年次に建築学の入門的な内容を学び、同時に空間把握能力も向上させていく。2年次には建築学の基礎となる専門科目を学ぶ。3年次には「建築演習Ⅰ」という科目で「計画・設計系」「建築環境系」「構造・生産系」のいずれかを選択し、将来の目標に合わせて高度な専門知識や技術を得ることができる。そして4年次、今までの知識や技術を生かして卒業研究に取り組む。
機械工学科 ・産業の「今」を支え、「未来」を切り拓く基礎にして最先端の学問を習得し、産業の明日を創造する人材を輩出することを目指す。
・「流体工学」「材料力学」「熱力学」「機械力学」の「4力」を柱として、「航空・宇宙工学」「ロボット工学」「基礎制御工学」「内燃機関」「自動車工学」などの幅広い科学技術や産業分野への対応が可能なカリキュラムが用意されている。
・1年次は基礎能力の向上、2年次は先述した「4力」の習得、3年次は発展として「課題解決型学習」や国際PBLに取り組み、4年次にその集大成として卒業研究に取り組む。
電気電子システム工学科 ・「エネルギー・電機システム」「システム科学」「エレクトロニクスデバイス・通信デバイス」の3分野を得意としている。その中でも特に地球環境に配慮した工学研究が充実。
・電機主任技術者の資格の認定を受けており、在学中に所定の単位を取得し卒業後に実務経験を積んだ人は無試験で資格を得ることができる。
・1年次は数学やコンピュータリテラシーを学び、電気電子システム工学の基礎について学んでいく。2年次は、基礎の理論や法則の学習に加え実験自習も積極的におこなう。3年次は、回路設計や政策実験などを通してより高度な専門知識を学習する。4年次は、今まで得た知識を生かして卒業研究に取り組む。
電子情報システム工学科 ・「電子工学」に立脚した「情報システム工学」の研究と教育を通じて、ハードウェアとソフトウェアを統合したシステム構築に貢献する技術者を育成する。
・大規模ハイテク装置を利用した機能性材料の創製やIoTデバイスの開発に関する研究、遠隔地に大容量情報を高速に伝える研究など、様々な研究が充実している。
・1年次は工学基礎や超スマート技術の基盤になる科目を学ぶ。2年次は、専門的な領域の学習に加えて実験科目を履修する。3年次は、超スマート社会を実現できる専門知識とスキルを身につける。4年次は、卒業研究に取り組みこれまで学習した知識やスキルを体系化する。
応用化学科 ・常に化学と実社会を結び付ける視点を持ち、基礎から応用まで幅広く学べる環境を整えている。全学年を通して化学技術者に必要不可欠な「実験」に力を入れている。
・「グリーンケミストリー」をキーワードとして、「合成化学領域」「有機機能化学領域」「高分子材料化学領域」「無機材料化学領域」「分子認識化学領域」「物質生命化学領域」の6つの領域で構成されている。
・1年次は基礎を構築し、2年次に基幹専門科目を習得、3年次に発展専門科目と研究室専門分野を絞り込み、4年次はその研究室にて卒業研究をおこなう。
・「実験」「観察」「ものづくり」といった好奇心を満たす学びが充実している。
環境工学科 ・生活環境/地域環境/自然環境における有機的なつながりを理解し、環境の保全や修復および資源循環をリードする人材を育成する。
・「環境技術者」の養成のため、体験重視型の授業/グリーンテクノロジーの学習/環境技術者に求められる広い知識と技術の習得のための実験や観察の3点のポイントを掲げている。
・1年次は、環境工学が複合技術であることの認識を深める学習をおこなう。2年次から実験・演習を通年でおこない、資格試験の勉強を有利に進めるための学習もできる。3年次からは、学外での実地学習もおこなわれる。4年次は、配属先の研究分野ごとに卒業研究をおこなう。
生命工学科 ・工学以外にも、生命科学・医工学・食品などの幅広い分野の学習や研究がおこなえる。
・生命科学系を中心に選択する生命科学履修モデルと、医工学系を中心に選択する医工学履修モデルが用意されている。
・生命科学履修モデルは、遺伝子/細胞/生体情報/再生医療などへの応用を意識しながら化学・生物学の基礎を学ぶ。
・医工学履修モデルでは、人工機器/医療機器などへの応用を意識しながら機械/電子/材料の工学基礎を学ぶ。

ロボティクス&デザイン工学部

大阪工業大学のロボティクス&デザイン工学部には、ロボット工学科・システムデザイン工学科・空間デザイン学科の3つの学科があります。

ロボット工学科 ・最先端の科学技術とデザイン思考を取り入れたカリキュラムで構成されている。機械/電気電子/情報を融合したメカトロニクス技術とデザイン思考を活用し、人々の暮らしに目を向けられるエンジニアを育成する。
・ロボット工学や機械工学、制御工学などが学びの分野となる。
・身に付けたメカトロニクス技術を活用し、ロボットに限らずあらゆる産業界へ進出することを目指す。
システムデザイン学科 ・人と人工物との幸福な関係(=システム)をデザインする方法を学ぶ。情報科学/機械工学/電子工学/機械学習(人工知能の基盤)/人間工学/デザイン思考のそれぞれを活用して、システムをデザインできるエンジニアを育成する。
・情報科学や電気・電子工学、システム・制御工学などが主な学びの分野となる。
・人工知能概論という講義では、コミュニケーションロボットなどの知的システムの実現に必要な機械学習の手法について広く学んでいく。様々な機械学習のツールを使いこなすための基礎を習得することができる。
空間デザイン学科 ・豊富な実習、演習を通して、洗練された居住空間や使いやすい製品、空間イメージを表現するCGにいたるまで、工学的思考を持って優れたデザインを開発・創出できるデザイナーを育成する。
・建築デザインやインテリアデザイン、プロダクトデザインなどが主な学びの分野となる。
・建築設計事務所やインテリアデザイン事務所などの空間デザイン分野や、メーカーのデザイン部門やデザイン事務所などのプロダクトデザイン分野といった幅広い領域で活躍できるキャリアを形成する。

情報科学部

大阪工業大学の情報科学部には、情報知能学科・情報システム学科・情報メディア学科・ネットワークデザイン学科の4つの学科があります。

情報知能学科 ・今後の社会を支えるITエンジニアを育成するため、プログラミング技術はもちろんのこと人工知能の開発・活用方法や機器(ハードウェア)やシステムについてもバランスよく指導をおこなう。
・3年の段階で所属する研究室を決め、最先端の研究に携わりながら情報技術を学ぶことができる。
情報システム学科 ・システムエンジニアに求められる、情報システムの提案・設計・運用・管理を行う能力を身に付けていく。
・ソフトウェア開発技術/システム構築技術/抽象化技術の3つを学びの三本柱としている。
・基礎からしっかりプログラミングを学ぶことができ、チームでのソフトウェア開発やゲームプログラミングの学習もおこなうことができる。
情報メディア学科 ・使いやすく直感的に分かりやすい、言葉・画像・音・体感を駆使した表現力の高い情報システムを開発できる人材を育成する。
・プログラミング技術に加え、3次元画像処理やヒューマンインターフェースといった様々なメディアに関する情報処理技術を学ぶことができる。
・演習科目や学生プロジェクト・卒業研究などで、学んだ技術を応用したシステムの開発をおこない、実践的な技術の習得を目指す。
ネットワークデザイン学科 ・情報セキュリティ技術、情報ネットワークシステムの設計・構築技術やコミュニケーションソフトウェアとそのプログラミングなどの基本技術を学ぶ。
・快適に使える安全なネットワークやIoTシステムをトータルにデザインすることのできるたくましい技術者を育成する。
・通信・プロトコル・ソフトウェア・セキュリティなど情報化社会を支えるテクノロジーに必須の技術を学ぶことのできる多彩な専門科目が魅力。

知的財産学部

大阪工業大学には、国内で唯一の知的財産を専門分野とした学部があります。それが、知的財産学部です。

知的財産学部では、一般教養や法律の基礎知識、知的財産法基礎など知的財産を中心とした幅広い知識やスキルを身につけることができます。工業大学の強みを生かして、希望の技術分野の基礎知識も身につけることができます。

知的財産学科 ・1年次は、知的財産について学ぶための土台作りの学習をおこなう。社会人に必須となる文章作成能力、PC活用についても学ぶ。
・2年次は、知財法などの専門の法律を多く学んでいく。
・3年次は、これまでに学んだ知識を生かしグループワーク演習などを通して実際の業務に近づいた実践演習をおこなう。少人数制のゼミでの勉強が本格化。
・4年次は、3年次のゼミで学習した内容をベースに、卒業論文の作成をおこなう。

キャンパスの基本情報

大工大 キャンパス

大阪工業大学には、大宮キャンパス・梅田キャンパス・枚方キャンパスの3つのキャンパスと、八幡工学実験場と呼ばれる実験場があります。

次に、大阪工業大学の各キャンパスの基本情報について紹介していきます。

大宮キャンパス

淀川がキャンパスの近くを流れ、城北公園に隣接した場所にある大宮キャンパス。そこでは、工学部・知的財産学部・大学院工学研究科・知的財産研究科の学生が最新のハイテク機器を備えた施設で学習や研究をおこなっています。
キャンパスの正門は「片岡メモリアルゲート」と呼ばれ、大阪工業大学の英知とパイオニア精神を象徴する赤煉瓦造りの門となっています。

【大宮キャンパス】

住所:大阪府大阪市旭区大宮5丁目16-1
・JR「大阪」駅バス9番乗り場より大阪シティバス34系統守口車庫前行に乗車、「中宮」バス停下車
・京阪本線「守口市」駅から各駅停車に乗り、「土居」駅で下車。土居駅から徒歩約5分、守口車庫前バス停から大阪シティバス34系統「大阪駅前」行または10系統「天満橋駅」行に乗車、「中宮」バス停下車
・JRおおさか東線「城北公園通」駅より大阪シティバス・大東町バス停から34系統「守口車庫」行に乗車、「中宮」バス停下車

梅田キャンパス

JR大阪駅・阪急大阪梅田駅のすぐ傍に建てられた地上21階・地下2階建のキャンパスでは、工学部空間デザイン学科・工学部ロボット工学科やロボティクス&デザイン工学部の学生が研究をおこなっています。

最新の機器が備わった綺麗なキャンパスです。空間デザイン学科の活動の拠点である「デザインスタジオ」と呼ばれる場所には、1年生から4年生までが一堂に集うため新しい発想が生まれやすい環境となっています。
国土交通省の「住宅・建築物省CO2先導事業」にも採択されたエコキャンパスであることも、特徴の1つです。

【梅田キャンパス】

住所:大阪府大阪市北区茶屋町1-45
・大阪梅田(旧阪急梅田)」駅下車、徒歩約2分
・JR「大阪」駅下車、徒歩約7分

枚方キャンパス

枚方キャンパスでは主に情報科学部・大学院情報科学研究科の学生が研究をおこなっています。
広大なキャンパスには、最先端の情報科学の教育をおこなうための最新設備が整っています。

【枚方キャンパス】

住所:大阪府枚方市北山1-79-1
・京成本線「樟葉」駅、京阪バス大2・大2A系統「ポエムノール北山」行乗車、「大阪工大」下車
・京成本線「樟葉」駅、京阪バス1・2系統「ポエムノール北山」行乗車、「北山中央」下車
・JR学研都市線「長尾」駅、京阪バス27系統「摂南大学枚方キャンパス」行乗車、「北山中央」下車
・JR学研都市線「長尾」駅、京阪バス29・37系統「摂南大学枚方キャンパス」行乗車、「大阪工大」下車
・JR学研都市線「長尾」駅、京阪バス直通「北山中央」行、「北山中央・摂南大学枚方キャンパス」行乗車、「北山中央」下車

八幡工学実験場

八幡工学実験場では、大阪工業大学の教員や大学院、学部の学生が工学の基礎と応用に関する研究をおこなっています。
構造実験センター・水理実験センター・高電圧実験センターの3部門から構成されており、それぞれ大規模な試験・研究設備を備えています。

【八幡工学実験場】

住所:京都府八幡市美濃山一ノ谷4
・京阪本線「樟葉」駅、京阪バス16A系統 松井山手駅行/16C系統 山手循環左回り/67D系統 近鉄新田辺行「御幸南」下車
・京阪本線「樟葉」駅、京阪バス30系統 松井山手駅行/31系統 近鉄新田辺行「摂南大学北口」下車
・京阪本線「樟葉」駅、京阪バス直通ノンストップ・摂南大学北口行
・JR学研都市線「松井山手」駅、京阪バス16A/16B/67D/30/31系統 樟葉駅行「御幸南」下車
・JR学研都市線「松井山手」駅 京阪バス直通ノンストップ・摂南大学北口行

参照:大阪工業大学

偏差値や入試難易度はどれくらい?

大工大 偏差値

大阪工業大学の各学部の学習内容やキャンパスの特徴などを知って、実際に大阪工業大学に通いたいと思い始めた人もいるのではないでしょうか。

最後に、大阪工業大学の偏差値や入試難易度はどれくらいなのかまとめました。

工学部

都市デザイン工学科 45.0
建築学科 47.0
機械工学科 47.0
電気電子システム工学科 45.0
電子情報システム工学科 47.0
応用化学科 45.0
環境工学科 45.0
生命工学科 45.0

センター得点率:56%~72%
倍率:一般入試…4.0、センター入試…4.1

ロボティクス&デザイン工学部

ロボット工学科 47.0
システムデザイン学科 47.0
空間デザイン学科 47.0

センター得点率:59%~70%
倍率:一般入試…5.6、センター入試…5.4

情報科学部

情報知能学科 47.0
情報システム学科 50.0
情報メディア学科 47.0
ネットワークデザイン学科 45.0

センター得点率:58%~71%
倍率:一般入試…5.1、センター入試…5.0

知的財産学部

偏差値 50.0
センター得点率 67%~74%
倍率(一般入試) 6.2
倍率(センター入試) 3.5

大阪工業大学の偏差値・特徴|まとめ

大工大 合格

今回は、大阪工業大学の学部やキャンパスの基本情報、偏差値などについてまとめました。いかがでしたか?

大阪工業大学は工業系の研究に特化しており、近代のテクノロジーの進化に対応した研究も多岐に渡りおこなわれています。最新の設備が整っているため、実験や研究に没頭したい人には最適の環境であるといえます。

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