更新日: 2022.1.11
二松学舎大学は東京都に拠点を置く私立大学です。
二松学舎大学には、文学部と国際政治経済学部の2学部が設置されています。
また、2017年に創立140周年を迎えた非常に歴史の長い大学です。
今回は二松学舎大学の特徴や各学部学科の特徴、偏差値についてご紹介します。
二松学舎大学が気になっているという方は是非チェックしてください。
二松学舎大学の特徴

ここでは、二松学舎大学の特徴をご紹介します。
二松学舎大学には、他の大学にはないユニークな点がいくつかありますのでご覧ください。
画像出典:学校法人二松学舎
卒業生がすごい
二松学舎大学の卒業生には名立たる偉人が並びます。
まず、日本文学史上最も有名な人物である夏目漱石がいます。
>青鞜社を創設した平塚雷鳥も二松学舎大学の卒業生です。
さらに、5・15事件で殺害された犬養毅も二松学舎大学の出身であるほか、
自由民権運動の立役者となった中江兆民や、講道館を創設し、柔道の普及に尽力した嘉納治五郎も二松学舎大学を母校としています。
このことから、昔から二松学舎大学は教育に力を入れているということが分かります。
また、二松学舎大学を卒業した偉人の中には文学に関連のある人物が多いことから、文学の教育に力を入れていると思われます。
海外留学先が充実している
二松学舎大学は海外留学先が充実しています。
例えば、毎年世界大学ランキングでイギリスのオクスフォード大学やアメリカのハーバード大学などと1位を競うケンブリッジ大学や、世界大学ランキングでアジアでトップクラスの大学とされている北京大学も協定校にあります。
そのため、世界のトップ校に留学するために二松学舎大学に入るというのもありかもしれません。
ちなみに、留学プログラムは、短期のものと半年から1年間海外で学ぶ2つのプログラムが用意されています。
図書館が充実している
二松学舎大学は図書館の蔵書が充実しています。
二松学舎大学の歴史は140年を超えており、図書館にも今は絶版になり、他では閲覧ができないような貴重な資料が豊富に保管してあります。
また、図書館では電動書架が利用されており、使い勝手が良くなっています。
勉強する学生のために開館時間9時50分までとなっており、授業が長引いても利用することができるようになっているのも魅力的です。
卒業生がすごい
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二松学舎大学のキャンパスと各学部の特徴

二松学舎大学は東京都千代田区と千葉県柏市にキャンパスを持っており、また、秋葉原にAKIBA Lab.(アキバラボ)という名前のビルを持ちます。
学生は主に千代田区の九段キャンパスで学びます。
九段キャンパスは最寄りの「九段下」駅より徒歩8分のところにあり、アクセスは良いと言えます。
一方で、柏キャンパスグラウンドには武道館、テニスコートなどがあり、主に部活やサークルで利用するための施設になっています。
柏駅からスクールバスが出ており、15分程度でキャンパスに着きます。
秋葉原にある二松学舎大学AKIBA Lab.は、文学部都市文化デザイン学科の学びの場として利用されます。
「秋葉原」駅から5分程度のところにあります。
文学部
文学部には、国文学科、中国文学科、都市文化デザイン学科の3学科があります。
国文学科は、国文学専攻、映像・演劇・メディア専攻、日本語学専攻、日本文化専攻の4専攻に分けられます。
中国文学科は、中国文学専攻、日本漢学専攻、中国語専攻、書道専攻、韓国語専攻の5専攻に分けられます。
また、国文学科、中国文学学科のどちらの学生も選択できる専攻として、比較文学・文化専攻があります。
都市文化デザイン学科は、文化デザイン専攻、都市・メディア専攻、グローバルコミュニケーション専攻に分けられます。
このように二松学舎大学の文学部は、各学科の中で非常に多様な専攻のバリエーションがあります。
国際政治経済学部
国際政治経済学部には、国際政治経済学科と国際経営学科があります。
国際政治経済学科は、国際政治専攻と国際経済専攻、法行政専攻に分けられます。
国際経営専攻には、国際経営専攻のみが設置されています。
国際政治経済学部も文学部と同様、各学科の中で多様な専攻が用意されています。
二松学舎大学の入試の難易度・偏差値は?

ここでは、二松学舎大学の入試の難易度・偏差値をみていきます。
どのような入試方式があるかを見るということは、大学がどのような人材を求めているかを見ることに繋がります。
そのため、大学についての情報を調べる時はしっかりと入試方式のところまで確認するようにしましょう。
偏差値
以下で二松学舎大学の各学部の偏差値をご紹介します。
学科 | 偏差値 |
---|---|
文学部 | 52.5~57.5 |
国際政治経済学部 | 50 |
二松学舎大学の偏差値は50~57.5程度です。
一般的な大学の偏差値は50ですので、二松学舎大学は平均から、平均より少し上の難易度の大学であると言えます。
入試形式
二松学舎大学の入試は大きく以下の5種類に分けられます。
・総合型選抜
・学校推薦型選抜
・一般選抜
・特別入試
以上が二松学舎大学が設置している入試方式の種類になります。
ところで、二松学舎大学の総合型選抜入試の種類の1つに「書道実技型入学試験」というものがあります。
「書道実技型入学試験」は、文学部の中国文学科でのみ行われる入試で、文字通り書道の実技を評価の対象とします。
前期は専願制で書道実技、小論文、面接、書道に関する活動報告書の提出が課されます。
募集人員は6名となります。
後期は併願可能で書道実技、国語の記述式試験、書道に関する活動報告書の提出が課されます。
募集人員は4名です。
後期であれば、美術大学の併願先として利用するのが良いかもしれません。
二松学舎大学卒業後の進路

二松学舎大学では、2020年に卒業した学生652人の内558人が就職しています。
二松学舎大学の卒業生が就職した業種を見てみると、文学部全体の16.9%の人が学校に就職しています。
文学部全体の14.6%の人が小売業に就職しています。
国際政治経済学部では、情報通信業に就職する卒業生が最も多く、国際政治経済学部の22.8%が情報通信業に就職しています。
また、2番目に12.9%の総合サービス業がきています。
一方で、大学院に進学した卒業生は31人となっています。
【参照】二松学舎大学 就職実績
二松学舎大学についてのまとめ
今回は東京都に拠点を置く私立大学である二松学舎大学についてご紹介しました。
二松学舎大学は創立140年以上の歴史がある大学で、卒業生に多数の偉人を輩出しており、なかでも文学に関連する人が多いことから、文学の教育に力を入れています。
また、今では海外のトップ校と留学校協定を結んでいることから、留学に力を入れていることも伺えます。
さらに、他では見ることができない貴重な資料を閲覧することができる図書館もあり、学生が学ぶための最高の環境が整っています。
偏差値は50~57.5程度となっており、難易度は平均よりやや高いと思われます。
しかし、近年私立大学の志願者は増えているため、それに伴い難易度が上がる可能性が高いです。
油断せずにしっかりと対策をして入試に臨みましょう。
【参照】私大が難化している3つの理由とは?難化した入試の対策法までご紹介
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