大阪電気通信大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

大阪電気通信大学の各学部の偏差値や難易度は?就職状況などもご紹介!

大阪電気通信大学は1961年に設置された私立大学で、大阪府寝屋川市に本部を置きます。

大阪電通大や阪電通大、大電大、OECUという略称で呼ばれることもあります。

工学部、情報通信工学部、医療健康科学部、総合情報学部、金融経済学部を有しており、約5,000人の学生が学んでいます。

今回は、大阪電気通信大学の偏差値や各学部で学べること、卒業生の就職状況などについてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

また、この記事ではすでに募集停止となっている金融経済学部の情報に関しては掲載していません。

大阪電気通信大学の基本情報

大阪電気通信大学ロゴ
名称 大阪電気通信大学
区分 私立大学
設置学部

工学部
情報通信工学部
医療健康科学部
総合情報学部

学生数 5,030人(2021年度)
住所 〒814-0180 大阪府寝屋川市城南区七隈8丁目19−1
入学センター 072-824-1131
出典:大阪電気通信大学公式HP

大阪電気通信大学の偏差値と各学部

ここでは、大阪電気通信大学の各学部の偏差値と特色をご紹介していきます。

以下の表は学部ごとの偏差値を示したものになります。

学部 偏差値 共通テストボーダー得点率 倍率
工学部 40.0~45.0 59%~62% 3.0
情報通信工学部 42.5~45.0 65%~67% 5.3
医療健康科学部 37.5~42.5 52%~59% 3.1
総合情報学部 42.5~45.0 65%~72% 6.4
参照:パスナビ
参照:パスナビ

上に示したように大阪電気通信大学の偏差値は37.5~45、倍率は3.0~6.4となっています。

全学部で偏差値が標準を下回っており、ほとんどの学部は難易度は標準より易しいと言えますが、総合情報学部については倍率が6.4%と高くなっており、他学部に比べると難易度は高いと思われます。

以下からは、大阪電気通信大学の各学部について詳しくご紹介していきますので、興味のある学部についてはしっかりとチェックしてください。

工学部

工学部は以下の6つの学科で構成されています。

・電気電子工学科
・電子機械工学科
・機械工学科
・基礎理工学科
・環境科学科
・建築学科

電気電子工学科

電気電子工学科では、電気電子回路や電気制御、情報システム、光・電子デバイス、発電・送配電などを運用する技術と知識を身に着けます。

電子機械工学科

電子機械工学科では、情報・コンピュータや計測・制御、電気・電子、機械、ロボット・メカトロニクスなどについて体系的カリキュラムを通して学びます。

機械工学科

機会工学科では、医療福祉や精密機械、航空宇宙、ロボット、輸送機器、モノづくりなどの分野について、機械工学分野の専門家から基礎から応用技術まで指導を受けることができます。

基礎理工学科

基礎理工学科では、光・量子科学や物質科学、宇宙科学、計測・データ解析、統計情報、数学などについて学びます。理系の学問に広く興味がある方にはおすすめの学科です。

環境科学科

環境科学科では、住環境や電気・電子、情報、機械、電池、エネルギー、化学・バイオ、食品などについて学びます。卒業すると食品衛生管理者の国家資格受けられるようになります。

建築学科

建築学科を卒業後には1級・2級建築士の受験資格を得ることが出来ます。また、建築に関連するエネルギーや環境、ICTなどの分野についての知識を得ることも可能です。

情報通信工学部

情報通信工学部は以下の2つの学科で構成されています。

・情報工学科
・通信工学科

情報工学科

情報工学科ではデータサイエンスや人工知能、メディア情報処理、IoT、情報システムなどの分野を学びます。

情報工学科の特徴としては、就職で有利になる資格の取得の支援を積極的に行なっていることが挙げられます。具体的には「ITパスポート」や「基本情報技術者試験」などといった資格の取得を支援する制度として、夏季休業中に行われる集中講座、オンラインで学修できるe-learningなどを実施しています。

通信工学科

通信工学科では、情報通信ネットワークや無線通信、情報セキュリティ、プログラミングなどの分野を学びます。

通信工学科でも情報工学科同様に就活時に有利になる資格の取得を支援しており、国家資格である「第一級陸上無線技術士」や「電気通信主任技術者」の取得を目指すことができます。

医療健康科学部

医療健康科学部は以下の3つの学科で構成されています。

・医療科学科
・理学療法学科
・健康スポーツ科学科

医療科学科

医療科学科では、医療システムや医療機器をつくるエンジニアや医療機器や健康機器を利用する臨床工学技士を目指すことができます。

医療科学科は国家資格の取得実績が高く、2001年の学科開設以来450名の臨床工学技士国家試験合格者を輩出しています。また、2021年度の臨床工学士国家試験の合格率は96%という好成績となっています。

理学療法学科

理学療法学科では、けがをしてしまった方の動きを回復させてその人の社会復帰をサポートする理学療法士として必要な技能や専門知識を習得します。

1年次から国家試験対策を意識した授業が行われ、4年次には国家試験対策のための特別講座が開講されます。また、学科専用のラーニングスペースでの試験問題への取り組み、分野ごとの対策、模試なども行われているので国家試験対策は万全です。

健康スポーツ科学科

健康スポーツ学科では生涯スポーツやスポーツコーチング、フィットネス、スポーツ教育などといった健康スポーツの広い領域から人々の健康増進を促すスキルを身に着けることができます。

卒業後には、フィットネスクラブやスポーツ用品・健康機器・医療メーカーの職員やスポーツ指導者、健康運動指導士、高校や中学校の保健体育の先生などとして働く方が多いようですので、これらの職業に関心がある方は健康スポーツ科学科をおすすめします。

総合情報学部

総合情報学部は以下の3つの学科で構成されています。

・デジタルゲーム学科
・ゲーム&メディア学科
・情報学科

デジタルゲーム学科

デジタルゲーム学科では、どんどんアップデートされていくデバイスやメディアに伴って変化するゲーム業界で活躍するためのスキルや専門性を身に着けることが出来ます。

デジタルゲーム学科の大きな魅力は産学連携プロジェクトを通して実践的な学びを行えることで、これまで「飲食店のプロモーション映像制作」や「新ジャンルのオリジナルゲームの企画・開発」などが行われています。

ゲーム&メディア学科

ゲーム&メディア学科では、ゲーム分野だけでなくアートや実写、アニメに至るまで幅広い領域で表現を行うためのスキルと専門性を身に着けることが出来ます。

ゲーム&メディア学科もデジタルゲーム学科同様に実践的な学びを提供しており、具体的にはこれまで「デジタル教科書向けのアニメーション企画」や「大学広報のためのアプリ開発・配信」などを行っています。

情報学科

情報学科ではネットワークやバーチャルリアリティ、IoT・ICT、セキュリティ通信、組み込みシステムなどをカバーする情報学を学びます。

ソフトウェア開発やウェブデザイン、PCの組み立て、OS環境構築、サッカープログラム制御など様々な演習や実験が提供されており、学生は社会に出て役立つ実践力を身に着けることができます。

大阪電気通信大学の卒業生の進路

ここでは、大阪電気通信大学の卒業生の進路についてご紹介します。

以下に2021年度の大阪電気通信大学の学部ごとの就職率をご紹介します。

学部 就職率
電気電子工学科 97.0%
電子機械工学科 94.7%
機械工学科 92.1%
基礎理工学科 96.9%%
環境科学科 91.0%
情報工学科 89.8%
通信工学科 98.2%
医療福祉工学科 95.5%
理学療法学科 100.0%
健康スポーツ科学科 89.5%
デジタルゲーム学科 79.8%
デジタルアート・アニメーション学科
(ゲーム&メディア学科の前身)
100.0%
情報学科 92.1%
参照:大阪電気通信大学公式HP

上の表から、大阪電気通信大学の就職率は79.8%~100%と学科によって幅が大きくなっていることが分かります。

中でも理学療法学科とデジタルアート・アニメーション学科に関しては、就職率100%と非常に高い値になっており、すでに就職を考えているという方にはオススメの学科です。

大阪電気通信大学の偏差値や学部についてのまとめ

今回は大阪電気通信大学についての情報をまとめてご紹介しました。

おさらいすると、以下のようになります。

・工学部、情報通信工学部、医療健康科学部、総合情報学部を有する
・偏差値は37.5~45
・理学療法学科とデジタルアート・アニメーション学科は就職率100%

大阪電気通信大学の偏差値37.5~45.0と低めになっていますが、倍率はどの学部でも3倍を超えているので受験生は気を引き締めて勉強します。

最後に、ヨビコレでは他の大学や大学受験で大きな助けとなる予備校に関する情報をまとめて掲載しているため、受験勉強の効率を高めたい!学力を上げたい!と思っている方はぜひご覧ください!

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