札幌旭丘(さっぽろあさひがおか)高等学校は、道内の高校不足解消のための「市民運動」により、北海道で三番目にできた高等学校です。
とても歴史のある学校で、偏差値は68と学力の非常に高い進学校です。
地元の人たちや学生からは「ガオカ」と呼ばれており、北海道で一番制服のかわいい高校としても有名です。(構内男女比、男:女=約1:1.7)
今回は、そんな札幌旭丘高等学校の偏差値や特徴・評判などを紹介していきます。
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札幌旭丘高等学校の基本情報
正式名称 | 札幌旭丘高等学校 |
---|---|
公立私立/学科 | 公立高校/普通科のみ |
所在地 | 〒067-8535 札幌市中央区旭ヶ丘6丁目5-18 |
電話番号 | (011)561‐1221 |
ファックス | (011)561‐1061 |
学生数 | ひと学年約320人(男女比1:1.7) |
アクセス | JRバスの啓明ターミナルから徒歩10分 地下鉄東西線の円山公園駅からJRバスで7分 |
札幌旭丘高等学校の全校生徒数は956人で、男子が353人、女子が603人となっており、女学生のほうが多いのが現状です。 入学や受験を考えている方は、共学ではあるものの男女比に差があることは注意しておくとよいでしょう。
(出典:「市立札幌旭丘高等学校 公式ホームページ」より参照、「北海道高校ガイドブック 2021年度受験用」より一部参照)
札幌旭丘高等学校ってどんな高校?口コミ・評判など
札幌旭丘高校はとても偏差値の高い高校として知られており、通称は「ガオカ」。男女比率が1:1.7と女学生の方が多い高等学校となっています。また、制服の評判には定評があり「道内で一番制服がかわいい!」との口コミも多数見られました!
2001年に建て替えられた新校舎にはエレベーターが完備、生徒一人一人に個人用ロッカーも与えられ、学校生活を快適に過ごすことができるでしょう。
このほかにも合唱部や放送局などがとても強いようで、卒業生には北海道放送に就職した学生もいるようです。どちらかというと、運動部よりも文科系の部活が豊富な印象も受けます。
札幌旭丘高等学校の偏差値・難易度は?
札幌旭丘高等学校のコースは普通科のみで、偏差値は68の学校です。
ライバル校として、”札幌第一高等学校(私立)・札幌東高等学校(公立)”の二つがあり、どちらの高校も偏差値は68となっています。
偏差値は北海道の中で7番目。
公立高校なので、公立高校のみで偏差値を比べた場合は道内第4位になります。
札幌旭丘高等学校の入試難易度は?
札幌旭丘高等学校は進学校として知られている高校です。
偏差値は68となっているので、合格するためには偏差値66以上を目指さなければいけません。難関高校と言えるでしょう。
入試形式は「一般入試」と「推薦入試」が設けられており、合計320名(ほぼ毎年)を募集しています。推薦入試での合格者数は募集定員の320名に対して約20パーセント程度です。
2019年度の入試倍率が1.6倍となっていることからも、競争の激しい高校という事が垣間見えます。
入試形式はどんなかんじ?
・推薦入試の試験内容→個人調査書・推薦書の提出ののち、『面接・英語の聞き取りテスト・適性検査』を行い総合的に評価して合格者が決定されます。
・一般入試の試験内容→個人調査書を提出したのち、『学力検査』の結果での判断となります。一般入試には面接は無く、テストには※学校裁量問題が採用されています。
※学校裁量問題とは:学校裁量問題とは、北海道の一部の公立校・進学校で導入されている入試制度のことです。
現在の北海道の公立高校では、高校側が入試形式を「標準問題・裁量問題」のどちらかを選べる仕組みとなっており、国語・数学・英語の各一問ずつを発展的な内容の問題に差し替えることで、差が出づらい上位校受験者の本質的な学力を見ることを目的としています。
ですが実際は、東西南北を除くほとんどの高校で、発展的問題を除く得点での合否判定となってしまっているため、効果が薄いとされ2022年に廃止されることとなっています。
札幌旭丘高等学校の特徴は?
札幌旭丘高等学校には普通の高校とは違った特色がいくつもあり、それらの成果が学力向上・有名大学合格の実績となって表れています。 そんな札幌旭丘高等学校の特徴を、今回は3つご紹介します。
特徴①:単位制カリキュラム
札幌旭丘高等学校では、普通の高校としては珍しい※単位制カリキュラムが導入されています。
単位制カリキュラムは大学に進学すると主流ですが、高校で導入されていることは珍しいです。大学へ入る前に単位制に慣れておくことで、スムーズに大学のシステムに慣れられることもメリットですが、一番のメリットは自分の学びたい科目を効率的に学習できる点です。
また、この学校では自分の学習速度に合わせて”標準か応用”かを選べる科目があったりするようなので、自分の学習速度に合わせてのびのびと学習を進めることができるのも魅力的です。
※単位制カリキュラムとは?:
単位制カリキュラムとは、自分で受ける授業を選び、自分だけの時間割を作るシステムのことです。札幌旭丘高等学校ではこの『単位制カリキュラム』は二年次・三年次での導入となっているので、一年次はみんな同じ時間割が組まれます。
特徴②:サンライズタイムの導入
サンライズタイムとは、札幌旭丘高等学校での総合的な学習の時間のことを指します。(※Sunrise Time)
このサンライズタイム(総合的な学習の時間)とは、宿泊研修・読書活動・ポスターセッションなど様々な活動を通して、「より良い未来を作るため、社会と連携・協働しながら新しい課題を発見し解決していくチカラ」を伸ばすための時間のことです。
例えば、実社会や実生活の中で感じた疑問を学問的な観点から課題として調査研究し、ゼミ論文としてまとめ、プレゼンテーション(旭丘高校では同じゼミ仲間への発表のこと)やポスターセッション(全校生徒が参加する発表会のこと)などをしたりします。
※名前の由来:旭丘高校の校歌に含まれている歌詞”昇る朝日の力あり”にちなみ、『朝日の様に輝き・明るい未来を照らし出してほしい』という願いから込められて名づけられました。
特徴③:開放的な設計の職員室
札幌旭丘高等学校では、気軽に職員室に立ち寄って質問・相談などができるように開放的な職員室の作りとなっています。(壁なしのオープンスペース設計。)
卒業生からも、「質問したいときにも訪れやすく、学ぶ意欲があればどんどん前に進んでいける環境。」「なんでも相談に行けるような雰囲気!」などと、とても好評の声が上がっているようです。
卒業生の進学先・就職先、合格実績について
札幌旭丘高等学校ではほぼ全員の学生が進学を希望していて、就職する卒業生はあまり多くないようです。
“単位制“へとカリキュラムが変更された平成19年度から、多くの卒業生が難関大学の合格をしています。
国立大学:東京大学6名、京都大学16名、大阪大学17名、東北大学42名、北海道大学686名、名古屋大学7名、九州大学6名、東京工業大4名、一橋大学8名、筑波大学34名、東京外語大学10名、東京学芸大学13名、東京藝術大学13名……など
私立大学:慶應義塾大学62名、早稲田大学73名、青山学院大学56名、上智大学12名、中央大学259名、法政大学269名、明治大学201名、立教大学95名、同志社大学70名、立命館大学124名、関西大学42名、関西学院大学34名……など
(データ出典:「2021年度版学校案内パンフレット」より参照)
札幌旭丘高等学校の特徴・評判・難易度まとめ
偏差値の高い進学校として知られている札幌旭丘高等学校。
制服の可愛さや、独自カリキュラムなど、充実した学校生活を送れること間違いなしの高校です。
特に、単位制の高校という事で自分の自由に時間割を組めることは一番の魅力と言えるでしょう。
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